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僕自身のこと(8) ~英語の勉強法~

フィリピンへ向かうためのセブパシフィック航空は関西国際空港発だったため東京から深夜高速バスに乗って大阪へ向かった。
深夜高速も初めて、関空も初めて、大阪で宿を取るのも初めてと初めてづくしなんだけど、目的がバチっと決まってると不思議とためらいとか不安はあまりないんだよね。やっぱり目的って大事。
フィリピンへ英語留学へ行くと周りに言っても、そんなに大きな反応はなかった。もしかしたら想像もできなくて反応できなかったのかもだけど、基本的に自分が思うほど人って他人に興味ないから、自分のやりたいことは気にせずやった方がいいと思う。これ絶対。

その後のフィリピンでの暮らしぶりとか、出来事に関してはまたまとめて書きたいと思うけど、この留学の目的でもあった英語に関して僕がこだわったことを3つ教えるね。人生で一番ひとつのことを勉強した3ヶ月だったよ。

0.日本語を徹底的に排除する
まずはこれは基本姿勢。もともとスクールが日本語禁止っていうスタイルだったので忠実に従い僕は生活になるべく日本語を入れないようにした。
邦楽は聞かない、邦画も見ない、日本語見ない、書かない、読まない、喋らない。他の生徒が日本語で話しかけられても英語で返す。不愛想なやつに見られていたと思うけど、友達を作りにきたんじゃないと言い聞かせて頑張ってたよ。最初は辛いけど、3ヶ月で最大限の効果を得るに考えつくことは全てやろうと思ったんだよね。

1.自分の世界を英語に変える
もちろん最初から英語が完璧じゃないので知らないことはまずは日本語で理解、そして英訳する。日常会話だとしたら「おはよう」「ありがとう」や食事の時の「〇〇取って」とか「何時に起きた?」とか身の回りの会話、目に映るものをどんどん英語に変えていくんだ。あ、あれって英語でなんていうんだろうってアンテナ立てて語彙を増やしていくんだよ。

2.恥を捨て、実践に徹する
習ったことは使わないと意味がないよね。だから授業終わりにどんどん他の先生にその事を話すんだ。強引に会話に入れて構わないし、向こうもわかってくれる。先生が見つからない時の、僕の一番の会話相手は校舎の掃除や料理をしてくれるカーウィンというフィリピン人だった。映画で覚えたフレーズとかあって活かせると思ったら彼に話したりね。先生に話せばその場で間違いも直してもらえる。
個人的には恋愛フレーズやロマンチック系はウケがよく、相手も喜んでもらえておすすめ。英語はかっこいい言い回しするなぁってこっちも楽しかったよ。

3.目的を忘れない
ずっと勉強してるとね、やっぱりね、くじけそうな時がある。みんなが日本語で楽しそうに話している時とか、週末にどっか旅行に行ってる時とか。自分で言うのもなんだけど、その学校で一番モチベーション高く勉強していたのは自分だと言えるくらい勉強していたから。週末とか特にみんな出かけて校舎に1人だけで勉強していることもあった。でもそんな時は自分の目的に立ち返るんだよ。自分に聞くの。
「なんで自分はここに来たんだよ?。友人作り?フィリピン観光?違うだろ。オーストラリアでワインを学ぶんだろ?英語を話したいんだろ?」

ブレそうな時は目的が支えてくれる。
それを乗り越えて実際、勉強していくうちに英語がどんどん楽しくなって来たし、1ヶ月2ヶ月と過ごすうちに身についてるのを実感すると嬉しくなった。不自由感もなくなっていく。先生たちはフィリピン人だから公用語のタガログ語なんだけど、生徒の前で英語で滑らかに会話してるのを見てバイリンガルってカッケーなぁって思うのもモチベーションだったよ。

ほかにも、学校の授業メソッドだったり、体力でもある英単語は毎日やったり基礎勉強はしっかりやっていた。ワンツーマン授業は効率が半端なく、集中できて授業が一瞬で終わる。やはり大事なのは継続と、勉強できる環境づくりだと学んだ。

その後、オーストラリアに行っても語学学校には行っていない。
先生たちには今でもとても感謝している。

英語留学の際は、ぜひフィリピンも選択肢に入れることをおすすめします。

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