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尊敬する人について、その人物の魅力をまとめてみた〜吉田松蔭編〜

大阪の自宅より、、、。

先日は沢山の誕生日メッセージ、ありがとうございます!(*´v`*)嬉しいです!!

今日は仕事始め。

午前中は会社のみんなで大阪天満宮に行き、その足で近くのカフェで朝食を摂りました。

弊社の今年のテーマが「チームワーク」なので、まずはコミュニケーションを深めようとのこと。

仕事の話4割、趣味や年末年始の話6割な感じでした笑。


さて、今日は1つ失態を犯しました。

社長から「よくnoteに吉田松蔭のことが出てくるね」とせっかく好きな吉田松蔭について話を振られたにも関わらず、自分がなぜ吉田松蔭を尊敬しているのか、どんなところが魅力的なのかを上手く伝えられなかったのです。

というわけで、今日は吉田松蔭のどんなところが好きなのかを書き綴ろうと思います。

①吉田松蔭自身よりも門下生の方が有名&出世してる

吉田松蔭自身よりも松下村塾の門下生である高杉晋作や伊藤博文の方が有名だと思います。
そこがカッコいいなと思うのです。
自身は夢半ばで30歳という若さで亡くなっていますが身体は死んでも志が生き続けた、、。
しびれます。

②「教える」ではなく「共に学ぶ」というスタンス

人のタテ関係を否定する松蔭は、師弟という表現を避けて、弟子たちのことを「友人」と呼んでいました。
松蔭「教えることは出来ないが、一緒に学びましょう」
カッコいい、、。
士農工商の縦社会の時代に、松下村塾では身分に関係なく皆が対等に友人として交際することが出来ました。

③自分の生まれた地に誇りを持っている

松蔭は中国礼賛のいきすぎた華夷思想により、自国である日本を外国より劣っているとして侮蔑する風潮が高まっていることを疑問視していました。
そしてその傾向を正そうとする「華夷弁別」=自分の生まれた土地にコンプレックスを抱く必要はなく、その場所で励めばそこが「華」という考えを松下村塾の理念として掲げていました。
現代の日本の欧米崇拝の様子を松蔭が見たらどう思うのでしょうか、、、(´・ω・`)

④人の長所を見つけて伸ばす天才

松蔭の教育法は長所を褒めることによって自信をつけさせ、才能を伸ばすというものでした。

決まり切ったやり方をせず、門下生それぞれの能力や性格に合わせて個別に指導をしていたそうです。

現代の教育に求められることを、百年以上前にやっていたんですね。

⑤結果よりもプロセスや志重視

松蔭は塾生の評価を行う際に、学力ではなく学習意欲と態度で評価をつけていました。

また、
結果はコントロールできないものであるから天命に任せる
大切なのは目的(志)とそのために自分にやれることに集中すること
という考えでした。

この松蔭の考え方にはいつもハッとさせられます。
何かに迷いが出ている時は、結果が出るか出ないかに気を取られて、今やるべきことに集中していない時かもしれないなと。

⑥知行合一

吉田松蔭は知行合一=知識として知っているだけでは意味がなく、それを行動に移すことが大事という考えでした。

頭でっかちになってはいけないな、今自分は学んだことを行動に移せているかな、と思わされます。

知行合一以外にも、松蔭の思想は陽明学が影響している部分が多いです。
なので私は陽明学も好きです。

不思議とバンプの歌詞も陽明学チックなものが多いと感じるのですがそれはまた別の機会に、、。

⑦変人である

吉田松蔭は変人です

考え方はぶっとんでいるし、とにかく行動!!!というタイプなので失敗も多いです。
最後の処刑に至るまでの過程も、、((゚д゚;))
多分もっと賢く生きられただろうに、、。

でもそこが人間らしくて可愛らしくも思えます。
私は完璧で抜け目ない人よりも凸凹が大きいくて不器用な人の方が好きなのです。

とはいっても本当の吉田松蔭がどんな人物だったかはわからない

以上、ここまで吉田松蔭の魅力を書き綴ってみましたが、私は日本の歴史に詳しいのかと言われるとそんなことはありません汗。

吉田松蔭のことは本を5、6冊くらい読んだだけの知識です。

なんというか、BUMP OF CHICKENの音楽と世界観は大好きだけどロキノン系のバンド全部知ってるかって聞かれたら全然知らないし、そもそもBUMP OF CHICKENの全部を知ってんのかって言われても知らないし、あと藤原さんの人格全てを全肯定出来るというわけでもない(裏の顔もあるかもしれんし、、)。というのと同じような感じです。

ネットとかでは吉田松蔭は実はヤバイやつだった!という記事とかも見かけますが内容は敢えて見ないようにしてます。

私が好きな吉田松蔭がフィクションでつくられた人物像だったとしてもそれで良いと思っているからです。

それに人間誰しも1人の人間の中に色んな人格を持ってるものだと思いますし、、。


ただ、こうありたいという人物像が(たとえフィクションであっても)あると自分の生き方の指針になるので、尊敬する人物の1人としてずっと心に留めています。



私は他の人の尊敬する人物・好きな人物を聞くのも好きです。
それによって、その人の価値観が分かるなぁと思うので。

皆さんの好きな人やキャラクター、尊敬する人物はだれですか?(ノ)・ω・(ヾ)

▼参考文献とオススメ書籍

覚悟の磨き方 超訳 吉田松蔭
松下村塾と吉田松蔭
世に棲む日日
留魂録
朱子学と陽明学

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