見出し画像

私と英語との出会い

こんにちは、wingsです。

久しぶりの投稿ということで、初めましての方もいらっしゃると思いますので、自己紹介がてら、どうして私が英語が好きになったのか、その原体験をお話ししようと思います。

私が初めて英語に出会ったのは中学1年の時です。ごく普通の中学生が、ごく普通に授業で英語に触れた、ごくあたりまえの出会いでした。

成績はというと、可もなく不可もなく特に得意というわけでもなく、むしろ文法は苦手でした。

だけど、英語の授業は楽しかった。

英語の歌を歌ったり、英語の暗唱大会があって、全校生徒がキング牧師の有名なスピーチ"I have a dream"を暗唱したりするのですよ。

歌の歌詞もスピーチの文言もすっかり忘れてしまいましたけど...。

そもそも中学生の英語の知識ではわからない内容だったはずなのですよね。キング牧師のスピーチなんて。暗唱できてたかも怪しいものです。

それでも、英語以前に、自由の国アメリカの人種差別に対する運動を、あの力強いスピーチで知ることで感動したものでした。

英語が単なる教科ではなく、生きた言葉として存在することを身をもって知った瞬間でした。

そのほかに、シャーロックホームズを読んだり、サザエさんを英訳したり、いろんな教材を使ってもらって、とにかく楽しかった。

シャーロックホームズの文中に、
I’m not so capable.

という一節があったのですが、
授業で当てられて

「私はそんなに有能な男ではないですよ」

と訳したところ、友達にすごくよかったよ、と褒めてもらえたんです。

あと、サザエさんのセリフの
「やめましたわ」を、
I gave up.
と訳した時、先生にいいね、と言ってもらえた。

ただそれだけなんですが、すごく英語が好きになったんです。楽しい教材で生きた英語を学ぶ。
これが私の英語が好きになった原体験です。

相変わらず文法は苦手でしたが、この原体験があったからこそ、英語の勉強を続けられたし、苦手だった文法を独自のメソッドで紐解くことにも繋がったと思うのです。

英語の上達には時間も労力もかかります。
継続することが何より大事なのに長続きしないというのは、ひとつには根っこの部分に楽しかった経験が少ないからではないかな、と思っています。

だから私が英語を教える時は、楽しく学んでもらうことを根底にしています。

次回からは私の英語教室のレッスンでの学びをご紹介していきます。お付き合い下されば幸いです。

それでは、またお会いしましょう!

この記事が参加している募集

自己紹介

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?