ミュージカル俳優ってどうやってなるの?
こんにちは。青山栞織です。
今日のお話は、ミュージカル俳優を目指したきっかけについて!
ミュージカルとの出会い
そもそものきっかけは、小学校5年生の時。
宝塚のテレビ中継を見たことでした。
鹿児島のド田舎の小学生だった私は、画面の中で繰り広げられる美しい世界に夢中になり
「絶対宝塚の男役になる!」
と心に決めたのでした。
ところが、身長も伸びず。更には親に
「センター試験でちゃんと結果を出せたら受験していいよ」
という条件付きの許可を出され…。
まんまとセンター試験でいい結果を出せなかった私は、そのまま宝塚受験を断念。
そして、普通の大学生になったんです。
でも、歌ったり踊ったりはやはり好きだったので、趣味でレッスンに通っていました。
そして就職して3年がたったある日、恋愛が上手く行かずすっかり病んでいた私を、友人が観劇に誘ってくれます。
それが
劇団四季のCats
だったんです。
うわー、忘れてたわ、こんな世界!!
あっち側の人になりたい!!!
なんとも無謀とも思える野望がムクムクと湧いてきて、即レッスンを再開。
更には
「やっぱり上京しなきゃダメだ!」
と思い、見切り発車で会社を退職。
単身横浜に出てきて、アルバイトをしながらレッスン三昧の生活をスタートさせました。
レッスン三昧
当時受けていたレッスンは
ジャズダンス(週3〜4)
バレエ(週1)
歌(週1)
お芝居(週1)
その合間にバイトを入れるために、3つくらい掛け持ちしてました。
なんであんなに頑張れたのか謎ですが(笑)
そしてついに迎えた劇団四季のオーディション。
劇団四季のオーディションには
☑研究生コース
☑ダンスコース
☑シンガーコース
☑演技コース
と大きく分けて4つのコースがありました。
一番得意なものは歌、でしたが。
音大を出ていない私は、書類審査ではじかれる可能性があることを考えて
演技コース
で受けることにしました。
課題は
シェイクスピアの「ハムレット」からオフィーリアの台詞。
あとは希望してダンス審査も受けました。
オーディション会場はみんな凄い人に見え、空気に飲み込まれそうになったものの…。
お芝居の先生に言われた
「まな板の上の鯉になってきなさい」
という言葉を胸に、挑みました。
そして無事合格!!!
こうやってミュージカル俳優への第一歩を踏み出したのでした。
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