ここぞというときに力を発揮するために
こんにちは。青山栞織です。
皆さんはここぞ、というとき。
緊張しいのタイプですか?
それとも、全く緊張しないタイプですか?
私は、めちゃくちゃ緊張しいでした。
そんな私が緊張魔を乗り越えた方法を書きたいと思います。
子どもの頃から筋金入りで、人前で発言するとか大の苦手だった私。
小学生の頃、「今日のめあて」が
「1日1回挙手をする」
だった日には絶望的な気持ちで1日過ごしたものでした(笑)
声は震えるし、なんなら手足も震えるし、顔も赤くなるし、本当に極度の緊張しいだったんです。
でもミュージカル俳優を目指して本格的にレッスンを始めてから、このままではアカン!と、この緊張しいを克服すべく色々と模索し始めました。
劇団四季に入っても、私が入団した当時、一年目は中間試験、年末試験と2回の試験がありました。
(落ちればクビ。その日のうちに荷物をまとめて劇団を去らなくてはいけません)
また、役を取るために座内でも頻繁にオーディションが開催されますし、演出家である故浅利慶太先生のお稽古などは、下手するとその場でクビになったりするので、とにかく常に緊張状態に晒されていたんです。
そんな状況でしたから、この「緊張」とうまく付き合えなくては命が縮む!
だからこそ、より必死で緊張とうまく付き合う方法を探し続けたんです。
そして試行錯誤したり、先輩からアドバイスをもらったりしながら舞台に立っていくうちに、私の中に変化が現れ始めました。
その中でも一番大きかったのは
「緊張との向き合い方の変化」
でした。
つまり
「緊張してるってことは、ものすごく良いパフォーマンスをするために身体が準備をしてるんだ」
と思うようになれたんです。
緊張=悪いもの
緊張=力を発揮できなくなるもの
ではないんですよね。
むしろ、心臓がドキドキして身体中に血が巡っているということは、ハイパフォーマンスするためのエネルギーが身体に満ちている、とも考えられるわけです。
だからドキドキぞわぞわしてくると、
「ああ、また震えてきた、どうしよう・・・」
ではなく
「おっしゃ、いい感じてきてる!!」
と思うようにしたんです。
そしてもう一つ。緊張状態にあるとき、人は呼吸が浅くなりがちなので、意識的に深い呼吸になるようにします。(しかも吸うことより吐くことを意識!)
呼吸がコントロールできれば、どんなに緊張していてもある程度のことはやれる。
これに気づき始めてからは、自分でコントロールできないような緊張状態になることは減っていきました。
そうなってくると自然と自分のことも信じられるようになってくるんです。今では不思議と、緊張すること自体がちょっとした快感に感じられることすらあります(笑)
緊張することは避けて通れない。
むしろ、人前で何かするとき会社のプレゼンでも、授業の発表でもなんでも、ある程度の緊張感がなければいいパフォーマンスって出来ないんです。
だからこそ、緊張を味方につけること。
ほんのちょっと、視点を変えるだけで自分の力を発揮できるようになるはずです。
是非試してみて下さいね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?