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学ぶを学ぶ

私は高校卒業後、3つの学校に通っている。
最初は卒業後すぐ入った大学、経営を学んだ。次は20代の終わりのデザイン学校。そして、今はカナダのカレッジでプログラミングを学んでいる。

それぞれの学校でさまざまな人たちに出会い、さまざまなことを学んだけれど、私は何のために学ぶのかということを今はきちんとわかっている。もちろんそれは私の将来のためだ。
恥ずかしいことだけれど、これまでの学校生活ではあまり意識できていなかった。

こちらにきて学生をはじめて、土日も含めて毎日10時間ほど画面に向かって、参考資料を読んだり、予復習をしたり、課題に取り組んだりしている。それは大変だけれどとても楽しい。

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友人に、大人になって学校に行き直すと、学校へのイメージが変わるからいいよね、と言われたのだけれど、本当にその通りである。
高校、大学、専門学校、ここカナダのカレッジ、と進むうちに、私の学校のイメージは窮屈な場所から主体的に学ぶ場所へとシフトしている。
実際、地方の進学校での勉強はとても窮屈だったし、他の大学に聴講に出かけた大学時代、自分で行くことを決めたデザイン学校、そして今のカレッジのプログラミングコースと自主的に学ぶ姿勢は強くなっている。

勉強をすることは高校時代から苦手ではないけれど、大人になって、分別がついて、新しいこと、特に新しい考え方を学んでいく過程は、よりよく生きるヒントを与えてもらっているようで日々が色づいていくのがわかる。
例えば、プログラマーとしての思考の授業では、物事を段階に分けて、観察する姿勢を学んでいる。英語の授業では、どう面接を突破し、どんな言葉を使い、どんな態度で社会に出てゆくべきかということを学んでいる。

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もちろん成績は疎かになってはいけないけれど、それ以上に、実際に仕事についた時やこれからの人生にどう生きてくるかを考えながら学ぶのはこの上なく楽しいし、結果的により身についている気がする。
大人になると学ぶ機会が減ってしまうことも往々にしてあると思うのだけれど、私は学びがとても好きだということを再認識しながら、より吸収するためにはどう学ぶべきかを試行錯誤する日々だ。

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