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カナダ移住のその先

カナダに住みたい。永住しよう。

そう思って、永住への確実なステップとしてカナダの公立カレッジへの進学を決意した。私の場合、永住するためには公立カレッジ卒業後にスキルド職種と呼ばれる仕事に就いて1年ほどカナダで就労しなければならなかった。学生をもう一度やり直すならカナダで働くことになる仕事に直結することを学ぼうと、数あるスキルド職種の中から、当時興味のあったプログラミングを選んだ。

不安な社会情勢ではあったけれど、単身で永住権を取るとなると年齢も差し迫っていた。半年も遅らせない方が良いと言う永住権のコンサルタントさんの言葉に従い、当時一番早く入学できた現在のカレッジの現在のコースに、ジェットコースターに乗ったように入学を決めた。

私は、高校卒業後、大学を卒業し、アラサーと呼ばれる年代でデザインの専門学校にも通っている。また学生に逆戻りか、という気持ちもあったが、友達もいない土地で生活し始めるなら、学校は友人作りの絶好の機会であると肯定的に受け入れることにした。

しかし、思ったように事は運ばなかった。
9月からキャンパスに戻り始めると聞いていた学校は、蓋を開けてみれば数えるほどの既に定員になった対面授業を除き、オンライン開講で、20時間のフライトを経て、キャンパスはすぐそこなのに、対面授業のない私は立ち入ることすら許可されていなかった。

そんな始まりかたをしたカナダ生活も5ヶ月が経過して、オンライン授業でほとんどの時間を家のコンピュータの前で過ごしているが、それなりにいろんなことがあり、環境や心境の変化があった。

最近知ったのだが、私のコースは通年開講で、いわゆる夏休みは存在しないそうだ。なので、単位を落とすことなくコースを修了できれば(これが目下の悩みではあるのだけれど)、今年の年末には卒業になるらしい。

そしてその卒業後の居住地を日本にしようか、そんな気持ちになってきている。カナダに永住したい、そう思った理由の一つに、今仮に仕事を辞めて外国に数年住んだとして、日本に帰ったとしても仕事を見つけるのは至難の技ではないかと思ったというのがある。もちろん、その至難の業であることは全く変わらないのだけれど、それでも、それを押しても、という気持ちになりつつある。そんなわけで、来年のお正月はこたつにみかんかもしれないのである。急な話だ。

もし日本に帰ったら、36歳という年齢という名の現実を抱えながら就職活動をしなければならない。(カナダには履歴書に年齢の欄がないのでさほど心配していなかった。)学生を長くしていたせいもあって、私には年齢の割に圧倒的に経験がない。でもそれも事実であって、巻き返しようがない。さて、この現在地でできることは何か。

そんなわけでmidtermがひと段落し、スタディウィークという一週間のお休みの前日の金曜日、日本のプラグラマが集まるプラットフォームのQiitaに登録した。GitHubは年末に登録し、今セメスターは課題をそこに同期し続けている。LinkedInはアカウントを作ったまま整備していないけれどこのお休みの間に少し整備しようと思う。

学校に入学した時の私のプログラミングスキルや業界についての知識は文字通りゼロだったこともあって、このnoteでは学んでいることについて触れてこなかった。少しずつプログラミングを学ぶにつれ、また日本で就職活動をすることを考えるにつけ、この過程を残しておこうと思い始めている。

英語でプログラミングを学んでいるので、日本語で記録を残すとなると少し難しいのもあるし、視野を広く取るためにも、英語力及びプログラミング関係の用語の定着のためにも、英語で記録を残していこうと思う。プラットホームはこちらの予定なので気になる方がいたら、ぜひ。

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