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意見を交換することの大切さ

助けあうことは難しいと前回の記事に書いた。今、私の授業は全てオンライン開講で、キャンパスに通うことがないので輪をかけて難しい。だけれど、ここのところ良い循環を生む仲間のような相手に恵まれている。

私たちのセメスターのひとつの山場とも言えるC++の授業で出会った彼は、活気のあるその授業で、私と一、二を争って発言数が多く、授業が始まってすぐに私は彼の名前を覚えた。向こうもそれは同じだったらしく、私の連絡先を見つけてメッセージをくれた。

たわいもない会話をした後に、今回のワークショップうまくいっている?と自然と課題の話になった。そこからお互いのワークショップに書かれた課題文の解釈や進捗を共有しあうようになった。

私たちはコードはほぼ全く共有せずに、アイディアや解釈を共有しては自分たちそれぞれのコードを書いている。それはクリエイティブな協働でとても楽しい。

不思議なことだけれど、彼と話すようになってから課題がするすると進むようになった。もちろんエラーに悩まされて、何時間も作業が進まないこともまだある。以前記事に書いたけれど、リフレッシュしてコードに向き合い直すことも覚えたのでその点も大きい。

だけど、誰かに自分の解釈やロジックを話すことで、その論理的矛盾や抜け穴に気づきやすくなるようなのだ。おそらく説明するために、一度落ち着いて自分の論理と距離をとることになるのだろう。

思えば、プログラマの友人も、大学で孤独にやっていた時は成績も悪かったけれど、友人ができるのに伴って成績も良くなっていったと言っていた。エンジニアはリモートで働ける仕事の筆頭のひとつだけど、もしかしたら結構クリエイティブで、人との関わりが大事な分野なのかもしれないぞ、そんなことを思っている。

冒頭に言ったように、授業は全てオンライン開講なので、なかなか同じような志で協働できる仲間を見つけるのが難しいけれど、ゆっくり仲間を見つけていきたい。

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