「人生が面白いと感じる」を解説する
要約
不便→便利になると楽しくなる。
カバン１つで引っ越せるような世界では、逆に毎日がつまらないと感じるのではないか。つまり、最初から便利だとそれ以上便利になることが少なくなりつまらないと感じる。
結局、多少は不便を感じる生活をしながら少しずつ生活水準をあげていくと人生が楽しくなるということ。
以下、日記
実家の掃除
最近実家の掃除をしている。少しずつゴミを捨てている。実は４月からクリーンセンターが値上がりするということを知っていたので、家族総出で片付けをしていた。昭和のアイテムや錆びついた謎の道具なんかを片っ端からトラックに積んでゴミ処理場へ持ち運んでいた。
今日が３月３１日であり最後の（と思っている）持ち込みをしたところだ。
実家は見違えるほどきれいになった。まず庭木をほぼ全て伐採した。
その結果、日が入る良い家になった。それを実感してから家族は俄然やる気になった。簡易的な電動ノコギリを買ったり、ゴミ袋も大量に買った。
まずはトラックで大きいものを捨てる。その空いたスペースに棚をおいて捨てないものをおいていくと少しずつきれいになっていった。来る日も来る日も掃除である。雨が降れば実家の押入れを漁る日々だ。今のところでは捨てないといけないものを捨てただけであり、売れそうなものはまだ倉庫においてある。４月からは不要だが売れそうなものを売る生活に入ることになりそうだ。
IKEA,ニトリ、無印で棚やらなにやらを買った。
無印の頑丈な収納ボックス（特大）というものを大量に買った。送料が１０００円掛かると知ったので自分で毎日通って少しずつ買い漁った。
そして、処分しないものをガンガン詰め込んでいった。（主に家族の服）
QOLを上げる
youtubeで「QOL」と検索すると生活の質を上げる方法を教えてくれる。これを参考にやりまくる。私が普段生活している家（実家の近く）は、断捨離しまくっていてQOLは高い方だったのだが、実家は違った。メイとサツキの家みたいな昭和な家なのだ。これをQOLを高い家にするというのが今年やっていたことだ。とはいえ、まだゴミを片付けただけに過ぎない。きれいな棚を買ったり、キッチン周りを業者に頼んでリフォームしたりとやることは山ほどありそうだ。
でも、毎日が楽しい。ボロ屋が少しずつ改善していくというのは楽しいのだ。１つ大きい物（例えば机）が処分されるとそこに空きスペースができる。ここに何をおいてやろうかと考える。あるいは、そのまま空きスペースにしておこうかと考えるとそれだけで楽しくなる。
逆に私が２０代のときは（短期的に）レオパレスに住んでいたことがある。カバン１つで入居可能。そして私はプログラマだった。仕事をして家に帰って寝るだけの生活である。それは鬱になる生活だったように感じる。食べることでストレス発散するしかやりようがなかった。最初から何もかも揃っているというのは良さそうであるのだが、ダメなのだ。料理も全部一緒で、コンビニ弁当ではなく自炊をしたほうが楽しいのだ。レオパレスに住み、コンビニ弁当を食べ、プログラムを朝から晩までするという生活をしていた。本当にそれは幸せだったのだろうか？ 全く違う。だとしたらいっそのこと、ボロ屋をタダ同然で買い取って少しずつDIYでもしながら生活水準をあげていった方が楽しいに違いない。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%87%AA%E8%B6%B3
youtubeで「自給自足」と検索してみる。みんな楽しそうである。不便だからつまらないという顔をしている人はいない。何でも最初から与えられた状態でスタートするというのはつまらないのだ。ドラクエでもマインクラフトでも最初はレベルが低くアイテムもほとんどなにもない状態からスタートする。そしてプレイする程に少しずつレベルがあがりアイテムが増えていくのだ。それが楽しいのであって最初からレベルマックスですべてのアイテムが使えるようなゲームなんかすぐに飽きられるに決まっている。
まとめ
人生がつまらないと思うのは満たされているからである。
満たされていない生活から満たされる生活になりたいと願うが、実際満たされてしまうとそれはそれでつまらなくなってしまう。人生とは不思議なものだ。創造と破壊を繰り返すことでなんとか楽しく人生をやり過ごすのが良いだろうと思う。
そういう意味で考えると、普段はボロ屋に住みながら暇をみつけて少しずつDIYをしていく。たまに旅館なんかに泊まりにいって贅沢をするというサイクルの方が充実した日々になるかもしれない。
もちろん独身だったらという前提である。家族がいたりしたらある程度大きくきれいな家で家族楽しく過ごした方がいいだろうと思う。