スクリーンショット_2016-03-24_23.02.28

クールJAPANをnoteで56★ 風営法で終夜営業が認められたクラブは今後変わるのか?

毎度おなじみ、Wind.でございます。

さて、前回のりょうちゃんコラムから振り返っていきましょう。

ドラゴンクエストライブスペクタクルツアーについては公演が発表されてからというもの、多くの期待や反響が起こっていますね。この夏休みをかけて全国5都市で開催されるということなのでnoteユーザーの中にもチケットを予約された方がいらっしゃるのかな?

アニメやゲームがベースとなった演劇は、オリジナルの世界観を踏襲するのが難しいといえます。そんな中でドラクエがどこまで完成度の高い舞台になるか注目したいです。

今回は、本日(23日)0時に施行された改正風俗営業法(以下、風営法)について私見タップリに書いていきたいと思います。

まずは、該当記事からご紹介。

ダンス営業の規制緩和を盛り込んだ改正風俗営業法が23日、施行された。音楽に合わせて踊る「クラブ」はこれまで、営業時間が原則午前0時までだったが、店内の明るさなどの条件を満たせば、終夜営業ができる。改正法では、店内の明るさが、映画館の上映前後に相当する10ルクスを超えるクラブを「特定遊興飲食店営業」に分類。都道府県公安委員会の許可を受ければ、原則午前0時までの営業時間を同6時まで延長できる。10ルクス以下は従来の「風俗営業」として規制の対象となるため、許可が出た後も、警察官が立ち入りを行い、基準が守られているかを確認する。営業可能地域は繁華街や湾岸地域などで、住宅密集地や入院患者のいる病院の近くは禁止。具体的な地域は条例で定められている。

(引用:「クラブ」終夜営業も…改正風営法、23日施行)

↑簡単にいうと「フロアを明るくすれば朝までクラブをやってもいいですよ」ということになりました。

↑とあるクラブイベントのタイムテーブル。朝5時までびっしりとDJがラインナップされており、ターンテーブルを回している。

そもそも「ディスコ」と呼ばれていた頃からクラブは朝までやっていることが普通なのに、なぜ今の今まで法律で禁止されていたのでしょうか?

大きな理由のひとつとして、クラブが犯罪の温床となりうる可能性があるからです。改正風営法での「10ルクス以上の明るさ」を確保することで怪しい行動を防ぐ(?)狙いがあるのでしょう。薬物や性犯罪の現場になりやすいことからも、クラブがたびたび摘発されるケースがありました。

ただ、今まで終夜営業を行ってきたクラブが取り締まりに至ったケースは極めて少ないです。実際にクラブ通いをしていた僕も、真っ暗なクラブの中で客が踊っていても警察がやってきたという事例に遭遇したことはありません。もし昨日までの風営法が徹底されていたとしたら、クラブ密集地の渋谷は何もかも無くなっていたことでしょう。

クラブ自体は、これからも変わらないと思う。

入り口で手荷物とボディチェックをしていれば、これからも今までのクラブ営業は行ってもいいのではないかと思います。

僕がちょっと気になっているのは風営法よりも、著作権の問題だと思います。昨年6月、著作権料を支払わずにカラオケやピアノの生演奏を行った歌舞伎町のクラブ経営者が逮捕された事例がありました。

ネットなどで誰でも手軽に配信できるようになった今、ガチガチに規制できないのが事実です。

クラブDJや関係者は他のサブカルよりも表現の自由と戦ってきました。表現の自由を守ることがクラブシーン、ひいてはサブカルの発展につながっていきますからね。


りょうちゃん!お身体に気をつけて、次回の更新も心待ちにしております。

サブカルnote参加メンバー大募集!

アニメや声優、マンガ等のサブカルが好きな人、私たちと一緒にコラムを作り上げていきませんか?noteに新たな風を吹かしていきましょう。
やりたい人、または質問などは下のコメント欄または私のツイッター(@wind_kaze)までお気軽にどうぞ。

−−−−−−−−−−−−−

ブログ(かぜさいと)→ http://windkaze.com

Twitter→https://twitter.com/wind_kaze

−−−−−−−−−−−−−

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?