出戻り初心者ヘッズが、ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる／本編以前_５「ドラゴン・ドージョー・リライズ_始動編」
こんばんは、望月もなかです。
お久しぶりに、第１シーズン前の時系列作品の感想です。
というのも、『ドラゴン・ドージョー・リライズ：始動編』を読みまして。『クルセイド・ワラキア』読了直後でタイミングも良かったので、ちょっと時間を巻き戻しての感想になります。よろしければお付き合いください。 （第１シーズン終盤を読んでいるときに実況があり、NJRecallさんにも追加されたらしく気づいていませんでした。Twitterで教えていただきました、ありがとうございます！）
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前回の感想はこちらです。
【前提１】望月のニンジャスレイヤー知識
・６年前に書籍第一部を３巻まで読んだところで中断。だいぶ忘れてます。
・２０１９年８月に『スズメバチの黄色』読了。
・２０１９年１１月～２０２０年３月にかけてＡｏＭシーズン１を読了。
・実況は一度だけ参加しました（２０年２月の３部野球回再放送）。
【前提２】感想の方針
・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・Wikiはまとめを読むために参照していますが、それ以外の前知識はあえて入れないようにしています。よって、単語がわからずよく混乱していますがそっと見守っていただければ幸いです。
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今回のエピソードはこちらです。
サブストーリー：本編以前「ドラゴン・ドージョー・リライズ_始動編」
ドラゴン・ドージョーを再建したのに弟子がひとりもこないんです……しくしくしく。世間知らずのぽんこつ姉弟子ドラゴン・ユカノがしょんぼりしている。弟弟子フジキドは彼女に根気よく常識を教えることから始めるのであった。がんばれ、負けるな、フジキド・ケンジ！
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（……このあらすじ、本当に忍殺なのかな？）
♯前編
【前提知識】
— ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer (@NJSLYR) February 28, 2020
・常人にニンジャソウルが突然入り、ニンジャになる。
・本来は、常人はセンセイのもとで教えを受けて鍛錬を重ね、ニンジャになるものである。これをリアルニンジャという。
・ドラゴン・ニンジャは強大なリアルニンジャであり、今はユカノという名で暮らす。ドージョーを復興したい。
＞本来、常人はセンセイのもとで
そ、そうなんだ！？ 初めて知った……。そうなんですか。
しかし「ドラゴン・ニンジャは強大なリアルニンジャ」っていわれても、どうしてもそんな気がしないのはなぜなんだろう。（側にいるフジキドさんがあまりにもヤバすぎるからかな？）
解説を読んだかぎり「リアルニンジャ」になっている以上、ものすごい実力者であるはずなんですけど……、どうしても私の中のユカノさんはぽんこつお姉さんなんですよね……さすがに失礼かな……と思って読み始めたら本当にぽんこつお姉さんだったよ。
どういうことなんだってばよ。
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と、いうわけでドラゴン・ドージョー再建物語、はじまりはじまり～。
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標高2000メートル超、岡山県の峻厳な山脈の頂上付近。
ダウトダウトダウトダウトーー！！！！
岡山県で一番高い山は後山1,344mですから！！ 調べたもん！！
どうなってるんですか岡山県、というか日本は地殻変動でもあったんですか？
それとも岡山県が領土拡大に乗り出して日本アルプス一帯までもが岡山県と化している？（こっちの方がまだ可能性ありそうな……）
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やや世間知らずなほどに金払いの良いクライアントであったからだ。
やっぱり……。
ユカノさん、本当にこれで世界中旅してまわってたの？（心配）
50日が過ぎた。
wwwwwwwwww
だめだこりゃwww
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こつこつとブログを書いているのに全然誰にも「良い」してもらえないユカノさん……。
どうしよう、『クルセイド・ワラキア』のyoutuberブラドさん、実はすごかったんだなって気がしてきた……最新テックを……最新テックを使いこなすものこそが勝利を……フ……フフッ……（笑ってしまう）
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IRC-SNSには、閲覧者が記事に「良い」をつける機能が備わっている。残念ながら、これまで書いて来た日記に「良い」がつけられたことはなかった。なかなか厳しいものだ。ユカノは目を伏せた。
こうした内容を日記記事に書いた事もあった。やはり「良い」の獲得数はゼロであった。
もうだめだこのおねえさん、「良い」の数に一喜一憂している。ドツボにはまっておる……。（いや気持ちはわからないでもないですけど……）
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岡山県のオンセン宿場町「シズカガオカ」ってこれひょっとして、静岡？ 静岡ですよね！？ やはり岡山県は……富士山麓までの広大な領土を占有していた……！？
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「ドーゾ」俯く彼女にモチが差し出された。困惑気味に顔を上げると……「フジキド！？」「そこで買った。……隙だらけだな」旅姿の男は低く言った。ユカノは自嘲気味に笑い、モチの袋を受け取った。「今のアンブッシュは百点です」
ひょえええええええええええフジキドさんだ！！！！！
「何故ですか？そもそも、何故 "良い" を押してくれなかったのですか」「その話はいい」
だめだこの姉弟子はやくなんとかしないと。
ちなみにフジキドが「良い」を押していた場合、ユカノさんは「記事に”良い”を押してくれた人がいます！ だから、いつか岡山県を訪ねてきて弟子になってくれるはずなんです……！」とフジキドに訴え「それは私だ」と言われてしまい結局しくしく泣きだしそう。
だめだこの姉弟子はやくなんとかしないと。
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「確認するが。この町で勧誘を行い、あの山頂付近まで連れて行き、住みこませるつもりか」「ええ、勿論」「ラマに乗り、山をずっと上がって、崖を上がるわけか」「その……それが何か？」「話は長くなりそうだ」フジキドはユカノの隣に腰を下ろした。
フジキドさん、姉弟子にツッコみたくてもツッコめない弟弟子ポジションという意味で、あの、正直めちゃくちゃツボなんですが……？
そう私は……古の『Fate/Stay night』において藤村大河と衛宮士郎の疑似姉弟関係に狂っていたオタク……。『Fate/SN』の中で最も好きなスチルはUBWで藤ねえが敵の腕のなかにあるのを見た衛宮士郎が一瞬で静かにキレて「藤ねえを放せ」以外のセリフを発さないbotと化したシーンのアレですよろしくお願いします藤村大河愛してるよ……。
『からくりサーカス』においてはサハラ砂漠編までのミンシア姐さんと加藤鳴海の姉弟弟子関係にも発狂していました……でも望月もなかさんの性癖的に姉弟子が弟弟子に矢印を出して発情しだすとスッと冷めちゃうところがあって……別にくっついちゃいやだってわけじゃないんですけど近いからこそのかすかな独占欲に「恋愛」を安易に代入してほしくないっていうか、そういう複雑な性癖がありまして「姉弟子」属性なら何でもOKってわけじゃないんですね、面倒くさくてすみません……って語りが長いよ！！
ともあれその点、しくしく泣きだしちゃったユカノさんに狼狽えるでもなく発破をかけるでもなく、姉さんが泣いてるからとりあえず傍にいよう、的な距離感と温度でただ「ドラゴン・ドージョーに滞在する」選択をするフジキド・ケンジ、弟弟子として１０００点満点。パーフェクトです。
いいよ～～いいよすごくいいよお～～～～～！！！（拳グッ）
こんなところで性癖ドストライクフェンスオーバーホームランかまされると思わなかったので噛みしめ悶えてじたばたしています。あ～～。
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「だが、まだ何も成し遂げておらぬ」彼は急ごしらえのチラシを持参してきた。
チラシには、「ドラゴン・ドージョー出張。サカンナ広場にて週３度。健康になり、精神が強くなる。気軽に参加できます」と書かれている。山の上のドージョー本陣は用いず、教えの場を広場に移し、厳しい修行についてもトーンを弱めた書き方である。
フジキドすごい……。さすが社会人経験者は違う。
いやでも可愛すぎてニヤニヤが止まらないな……あまりにもツボすぎて私はもうだめです。好き、こういうの好き。
♯後編
社会人経験を生かして道場経営以前の基本をユカノねえさんに教えてあげるフジキド・ケンジ。かつてのサラリマン経験が岡山県で日の目をみることになろうとは、誰が予想したであろうか。そんな二人のもとに、シズカガオカのチンピラが因縁をつけてきたのだった。
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若者は少し気圧されながら、拳を顔の前で合わせオジギした。「ドーモ。タイセン・シトシです」
あっ、タイセンさんだ！
『アセイルド・ドージョー』でゴウランガしてたお弟子さんですね。ここで初登場なのか～。『アセイルド・ドージョー』では成長して有望なニュービーになっていたみたいなので、今後の活躍にも期待ですね。
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「相変わらず志願者はありません……IRC-SNSの日記にも"良い" がつかないのです」「IRCの事はいい」
フジキドさんwwww
まあそうですよね、フジキドさん社会人だったんですもんね。同じニンジャスレイヤーでも、マスラダくんにはこういうことできないだろうなあと思います。フジキドさん、そのうちよかったらマスラダくんにも社会人のイロハを教えてあげてね……。タキさんの言うことは無視しても、先代の言葉ならタキさんがブチ切れるくらいあっさり素直に聞いてくれるような気がする。
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フジキドは口角を少し上げ、頷いた。
フジキドさん笑ってるんですけどおおおおおお！？！？？
は、破壊力。ひょえ…。
ともあれユカノさん良かったですね。
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ユカノさん、思った以上にネット耐性低くてぽんこつでしたな……。
この先ネオワラキア動画に触発されて「ドラゴンチャンネル」とか始めちゃったらどうしよう。さらに「良い」の数やチャンネル登録数で張り合い始めたら……フジキドに対策を相談し始めたりしたら……。
はあ、それにしてもフジキドが藤ねえに対する衛宮士郎概念なの完全に想定外で私の中では火炎瓶大爆発案件だったんですけど……、あの、読み返そうとすると無限にニヤニヤしてしまって平常心で読み返すのが無理ですどうしよう。義姉弟に弱いんだ私は……！！ タキさんのところの亡き姉貴分の話もですね、あれも多分ヤバいと思いますね……。
そんなわけで予想外の方向から精神をダンプカーに跳ね飛ばされたので今日はもう寝ます！
ではでは、また次回の感想でお会いいたしましょう。
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次の感想はこちら。
【ドラゴン・ドージョー・リライズ 奮闘編】の感想はこちら。
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