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ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる/サブストーリーS1_9「シャード・オブ・マッポーカリプス:ウキヨ、コトブキ」

出戻り初心者ヘッズの望月もなかです。こんばんは……(うつろ)。

AoM再放送プログラムのあとに突然これまで読んだことのない新鮮なピザタキをTwitterに供給されてわたしは、頭がどうにかなってしまいそうです、まだ前回(『ドラゴン・インストラクション』)で推しニンジャさんが爆発四散した事実から立ち直れていないのに、もういろいろむりなんです、でも読んじゃったので感想を書きます…………。

前回の感想はこちらです。

【前提1】望月のニンジャスレイヤー知識

・6年前に書籍第一部を3巻まで読んだところで中断。だいぶ忘れてます。
・2019年8月に『スズメバチの黄色』読了。
・2019年11月~2020年3月にかけてAoMシーズン1を読了。
・実況は一度だけ参加しました(20年2月の3部野球回再放送)。

【前提2】感想の方針

・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・Wikiはまとめを読むために参照していますが、それ以外の前知識はあえて入れないようにしています。よって、単語がわからずよく混乱していますがそっと見守っていただければ幸いです。

◇◇◇

今回のエピソードはこちらです。

サブストーリー_S1「シャード・オブ・マッポーカリプス:ウキヨ、コトブキ」

「SoC直後の時系列における新鮮なピザタキ」という事実を認識した時点で感極まってしまって、あの、半日ほど時間をおかないと読み始められないですね……。


(休憩)


「ご注文は」「どんなピザありますかね……えっと、そうだな、僕、ポルチーニが好きで……」~(略)~「エー……じゃあどうしたらいいんですか。ぼく、辛いのや、味の濃いお肉が入っているのはあんまりなあ」男が上目づかいでタキを見た。タキは新聞をクシャクシャに丸めて立ち上がった。その手には銃がある。「テメェ、ナメてんのか」

は?

ちょっと。タキ。おい。座れ。貴様こそナメてんのか?   あ? よくもそんなピザへの向き合い方でマスラダくんにピザ食べてほしいとか思えますね? 貴様にピザNTR事件で傷つく資格は……あるが……とにかくマスラダが見せつけるようにピザを食べてみせた理由を胸に手を当ててよ~く考えてみるように!


開かずの間から出たばかりで、まだマスラダくんと冒険の旅もしてないコトブキちゃん。ロボみがあってかわいい!!

「ギョッとするからマジでやめろ」「何がですか?」「そうやって家具みてえに止まってたり、いつの間にか場所を移動してたりだ!」「止まり、動き、両方NG……ジレンマの発生です」「自然にしろッて話!」

言葉遣いもなんかロボっぽい! カワイイ!!

「やめろ、店ン中で。ここはピザ屋だぞ

はぁ~? どの口でおっしゃってるんですか?(白い目)

カンフーやら映画やらを題材に会話を始める二人がひたすらかわいい!! 

「生まれた時から、その開かずの間とやらにいたのか、お前?」「多分そうですね」コトブキは頷いた。「でも、世の中のルールや道徳はよく理解できていますから!」「カンフー映画でな?」「はい!」

コトブキちゃん映画脳ですねw
しかしまあ、タキさんもコトブキちゃんのことを「これ何だ」「捨ててこい」とか言ってたわりに、自分から話を切り出して会話してくれてるんですよね。それも、オイランドロイドというモノではなく、ウキヨという種でもなく、コトブキちゃん自身の人となりをを知るための会話をしてくれるからほんと……そういうところがさ……ねえ。

「でも、戻ってきますね?」「……ああ」タキは舌打ちし、渋々頷く。「アイツ、オレの命を救ったッて、つけこんで来やがるンだよ」「きっと、彼は困っているんです」コトブキは言った。タキはコトブキを見た。「……まあ、そうだろうな」




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えっ……?

なにが おこった ?

気軽に読める短編のはず、なのに、なぜ……わたしは精神の大動脈を的確に撃ち抜かれたんだ……? 戦闘復帰にすごく時間がかかったんですが……

いやだって、『ヨグヤカルタ・ナイトレイド』以前の時系列ですよね!?
コトブキちゃんは一度もマスラダと海外遠征をしておらず、マスラダはタキに対してもまだ餌を食べに来る野良猫程度にしか気を許していないにも関わらず、……タキ&コトブキのマスラダ理解度が……うわわ………わわわわ、

……

おそろしい、ピザタキ爆撃おそろしい


「大変です!」ドアガラス越し、店外の路地で四人のカラテパンクスに因縁をつけられている男が見えた。

カラテパンクス

コトブキちゃんの「劇終……」面白すぎるwww 映画脳!! それに対するタキさんの間髪入れない「大バカ!」もカワイイイイイ!!! もう! かわいい! KAWAIIが全てを包み込んでいる、これはすなわちピザタキ饅ですよコンビニで売れる。冬にこそ味わうべき温もりをわけあうんですよ。なにいってるんでしょうね。わたしもわかりません。

「君のですか?よくできた戦闘用オイランドロイドだ」「オレのじゃない」タキは否定した。男は残念そうに言った。「持ち主と連絡取れないかな。カネならあります。譲ってもら……アイエッ!」タキに押し退けられ、男は水溜まりに倒れ込んだ。「カエレ!カエレ!」

ああああああああああああもうここでさあ! ここで「持ってけ」とか言わないところ!! タキの口車が本気で回り始めればコトブキちゃんが事態を悟る前に売り飛ばすことだってできたかもしれないんですよね。でもタキはそうしない。

タキ自身の独白通り、彼がほんとうに真っ黒に染まってるなら、そうしたはずです。だってそうすれば家に居座る面倒ごとを厄介払いできて金も手に入る。一石二鳥。孫子ってヤツです。でもしない!!

も~~タキ~~~~! そういうところ好き!!!

コトブキちゃん、きっとこの瞬間、タキにも興味が出たんですよね。ニンジャスレイヤー=サンを待つだけの退屈な時間が色を変えて、タキ自身と、タキのルーツであるピザタキにも興味がわいた。だからメニューを見たんです。「ピザのメニューを見る」=「タキに興味を持つ」なので……(マスラダくん)(マスラダくんきいてる?)


「食べます」「なに?」「ピザを食べます。ありがとうございます」「アー……おう」タキはケモ・コーラを二本取り出し、栓を抜いた。

二本取り出すところ!! もう、君はどうして、どうしてそんなにずるいんだよ~!! タキのばか! 好き!!!

「カンパイ」瓶を打ち付けると、コトブキは同じように瓶をぶつけ返した。「カンパイ。カンパイ。ウフフ」何回も。五回目でタキがやめさせた。 




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もなか サン は ふたりが かわいすぎて しんだ
おお もなか サン しんでしまうとはなさけない

カンパイはひとりじゃできないですもんね~……そしてコミュニケーションの楽しさに目覚め始めた幼児(1~2歳)が一時期狂ったようにハマる儀式でもある……。はぁ……。

しばらくこの暖かいピザタキ饅を咀嚼しながら生きていきます……はぁ………


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