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出戻り初心者ヘッズが、ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる/シーズン1_14「ザイバツ・シャドーギルド」(中)

こんばんは、望月もなかです。
少し間が空きました。何をしていたかというと、主に『プリティーリズム・レインボーライブ』の終盤をぐすぐす泣きながら鑑賞していました。
ニンジャのカラテとプリズムのきらめきは大体イコールなので、ニンジャがお好きであれば『プリリズ』『キンプリ』とも適性があると思います、寒いからおうちで良質のアニメでも見て過ごしたいな~という方はぜひ見てください。ハピなる。

前回の感想はこちらです。

【前提1】望月のニンジャスレイヤー知識

・ニンジャスレイヤーは第一部の書籍3巻で止まっています。中断してから6年、内容はだいぶ忘れてしまいました。
・2019年8月に『スズメバチの黄色』読了。
・忍殺用語にはいまだにビクッとします。

【前提2】感想の方針

・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・読んだ日だけ感想を書きます(翌日に分割することもあります)。
・Wikiはまとめを読むために参照していますが、それ以外の前知識はあえて入れないようにしています。よって、単語がわからずよく混乱していますがそっと見守っていただければ幸いです。

◇◇◇

今回はこちら。

予定通り、三分割でお送りします。

シーズン1「ザイバツ・シャドーギルド」(中)

次なるニンジャスレイヤーの標的は……テロリスト。名はエゾテリスム、魔術カルトを利用して、世界各地に甚大な被害をもたらしている。ニンジャスレイヤーとコトブキは、旧チェコ共和国のデジ・プラーグに潜入を試みるも失敗。絶体絶命のピンチを救ったのは、旅人帽を被った風使いの男であった!

 ♯4

フムフム……。

彼はニンジャで、その点、一般的な魔術師連中よりも相当なアドバンテージがあった。長いスペル・チャントや没薬の助けを借りずとも、マンデルブロの世界に触れることが容易い……ある意味では。
太古の昔より、エレメンタルの世界は物質界と重なり合って存在し、人はしばしば、そこに満ちるエテルを汲み出すことで神秘の力を得てきた。ニンジャのジツも然りだ。

エレメンタルの世界 = マンデルブロの世界?

【『力』のプール】のようなものが別世界に存在しており、そこから『力』を汲みあげる方法の違いによって、『ニンジャ』と呼ばれたり『魔術師』と呼ばれたりする……という理解で合っているでしょうか。

納得できたような、リアルニンジャの位置づけがわからなくなり余計に混乱するような……ふーむ。マンデルブロって神秘用語みたいに使われてますけど数学的な用語ではないのだろうか、いや深く考えるのはやめよう。



冒頭にぶっ込まれた過去編といい、コルヴェット=サンが短時間でめちゃくちゃキャラ立ててくるのズルい。帽子を押さえながら風の術を使う謎の詩人って、ビジュアルがもう完璧すぎるんですよね。つよつよ。

「そういう酔いはしない仕組みですね」

カワイイ!!
コトブキちゃんは何をしゃべっていてもカワイイな~。
「何か言おうとした」タイミングで何度もワープさせられるマスラダさんにも笑ってしまいますね、不憫で可愛い。

「おれ達を助けたのか」「然り」

あっ……義理にあついマスラダさんが勝手に心の中で貸し借りポイントのハンコ押してる……(幻覚)
そういう真面目で義理堅いところ好きだよ。

「愛」に反応するコトブキちゃんがいい。どうしたの? 知りたいの? 手取り足取り教えてあげるよ……

◇◇

 ♯5

ニンジャスレイヤーを助けた風使いの旅人は、コルヴェットと名乗る。彼は、エゾテリズムに捕らわれた恋人ルツィエを救うために、適当な協力者が現れるのを待っていたのだ!

「デジ・プラーグ2」、一種のARみたいなものでしょうか? 仮想世界の箱庭。すごく面白いです!! これぞサイバーパンクって感じでわくわくします。
「3」もあるんですね、ふむふむ。まさか「賢者の石」という単語をニンジャスレイヤー世界で目にすることになるとは思いませんでした。なんでもアリだなこの世界……。

「愛ゆえに」コトブキが呟いた。コルヴェットは狼狽した。「何をいきなり」「さっき言っていました。愛!」
「よさんか、お嬢ちゃん」「胸を張ってください。愛ゆえに……素敵ですよ!」コトブキは拘った。

コトブキさんwww

コトブキちゃん最高オブ最高。(うっ『リュウソウジャー』のワイズルー様消滅による心の傷が抉られた)(自傷行為だった)

ワイズルーさま……。

閑話休題、
あらゆる映画の主要なテーマである「愛」を聞き逃さないタイプのオイランドロイド、コトブキちゃんとてもよろしいと思います。あくまでも「愛」に拘る愛の味方ちゃん可愛い。

マスラダさん、この様子だとアユミさんのことは誰にも話していませんね。話さなくて正解だと思う。知られたが最後大変なことになってしまうに違いない。

切羽詰まっているのか、ヤバレカバレなのか。

ヤバレカバレってなに。「やぶれかぶれ」と同じ意味だよね? なぜそんな慣用句みたいな……外国語みたいな言い回しを??

「ヨロシクオネガイイタシマス」ハンコは無くとも、強力な礼儀作法の縛りである。「……」ニンジャスレイヤーは応じた。「ヨロシクオネガイイタシマス」

「ヨロシクオネガイシマス」
初めて見たぞ。なにこれ契約? 契約的なやつ???

契約といえば「ユウジョウ不履行」っていう言い回しも初めて見た気がするんですが……ユウジョウって契約かなんかなの? 第一部でヤモトさんとアサリさんが使ってるのを見た限りでは「だーいすき♪」みたいな意味かと思ってたんですが、意外とコワイ言葉だったのだろうか。謎。

天文時計塔、調べたらかなり素敵な建物なんですね。行ってみたいなー!

堅物な魔術師のお歴々にプンプンしているコトブキちゃんが超かわいくて癒されました。背後で他人ムーブしてるマスラダくんもかわいい。

「少なくとも、お前の事はわかった」ニンジャスレイヤーが呟いた。
「何?」「お前の必死ぶりに繕いが無い事はわかったと言っているんだ」ニンジャスレイヤーは言った。「この家にザゼンできる場所はあるか」「ああ、あるとも」「案内しろ」

『マーセナリイ・マージナル』でもそうだったように、マスラダさんて必死な人間に甘いですよねえ……。そういうところが好きです。「必死で真摯」な人間に甘い反面、タキさんみたいなテキトー人間にはイラッとするんだろうなあと。

「真面目」×「テキトー」×「マイペース」と、「ピザ・タキ」トリオはバランスがいいですね。

(ザゼンナンデ?)

◇◇

 ♯6

利害が一致したニンジャスレイヤーとコルヴェット。「愛」に拘るコトブキ。彼らの狙いはエゾテリスムただ一人。一方エゾテリスムは、デシケイターとともに、ブラスハートを……サツガイに二度触れたニンジャを待っていた。

「見解の相違だな。お前は畢竟、ニンジャに過ぎない」ブラスハートは言った。「ヌンジャに至る道はひとつだ」

!??!? 

ヌンジャ……??????

さてはボンド&モーゼズ、『なんじゃひなた丸』の読者だったでござるか

「エメツ」が出てきました。たしか「夢の新素材」として、『スズメバチの黄色』でもちらっと言及されていましたね。テロリズムで「エメツを産む」とはどういうことでしょう。

はっ、もしやマンデルブロ・サインからにょきにょき出てた黒水晶、あれがエメツってこと!? エメツって人の肉体とか魂が結晶化したとかまさかそういう……えええ~~そんな血生臭い製法だったら超やばい素材じゃないですか、怖すぎ。

「ま、外道こそが世界をイノベートするよな、うん」

声に出して読みたい日本語。いいセリフである。

アプレンティス、ってなにかと思ったら【apprentice】=「見習い」でしたか。魔術師見習い、または魔法使いの弟子のようなものですね。了解。ニンジャの名前かと思ったけど違った。

オヒガン・ボムの説明、何度読んでも理解できなかった。デシケイターさんに同意ですわ……。
ところでデシケイターさんがやけに「イノベーション」って言葉を使いたがるのちょっと面白かった。ビジネス書で覚えたばかりの単語を使いたがるビジネスマンかな?


かわいいリボンドレスのコトブキちゃんを拝んだところで、今日はここまで。
エピソードは最後まで読み終えているので、次の感想はあまり間を開けずに書きたいです。ではでは、おやすみなさい

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次の感想はこちら。


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