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ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる/シーズン2_9「ハート・オブ・ダウントロッデン・ソウルズ」

出戻り初心者ヘッズの望月もなかです。こんばんは!

いっけな~い☆タイムリミットタイムリミット!
え~、実はわたくし、諸事情により7月末からしばらくニンジャを休憩させていただく予定なのです。(※『あんスタ』で推しメインのイベントが2年ぶりにあるのです!)(2年3か月待った新エピソードなのです!)
軽く見積もって2週間は復帰できないため、今のうちにできるだけ読んで感想を書いておきたいのです。

というわけで、感想も巻きます! 巻いていきます! 少なくともその努力はしようと思います!

前回の感想はこちらです!

【前提1】望月のニンジャスレイヤー知識

・6年前に書籍第一部を3巻まで読んだところで中断。だいぶ忘れてます。
・2019年8月に『スズメバチの黄色』読了。
・2019年11月~2020年3月にかけてAoMシーズン1を読了。
・実況は一度だけ参加しました(20年2月の3部野球回再放送)。

【前提2】感想の方針

・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・Wikiはまとめを読むために参照していますが、それ以外の前知識はあえて入れないようにしています。よって、単語がわからずよく混乱していますがそっと見守っていただければ幸いです。

◇◇◇

今回のエピソードはこちらです。

シーズン2「ハート・オブ・ダウントロッデン・ソウルズ」

ニンジャスレイヤーたちは過冬監視網の無効化に成功。ネオサイタマとの通信も無事に復旧した。過冬のUNIXに残されていたのは、エッジカム火山において市民たちが犠牲になっている忌まわしい映像であった。エメツ産出量の減少と関係があるのか? そしてシンウインターの居場所は、エッジカム火山なのか……謎は深まりゆく……!

♯1

ザルニーツァの急襲に備えるニンジャスレイヤー!

マスラダの記憶に紐づいた謎バイクも気になりますが、それよりもゾーイちゃんが消えてしまいそうで不安になります。ゾーイちゃんに何かあったらやだな……家に帰るまでがニンジャスレイヤーだから帰らなきゃだめだよ……。

「奴に追わせはしない」ニンジャスレイヤーは闇の先を見据えた。(略)「置いていけない……!」「わたし、ニンジャスレイヤー=サンを信じています。行きます!」

コトブキちゃんの信頼!!! はわわ……たまらんですよ……。


ドルッ……ドルルルル。エンジンが唸る。オーロラの輝きを受け、周囲の森に車上のザルニーツァの影が大きく映し出された。

ここ好き! 映像的で好き!

ザルニーツァさんほんと強い、そしてナラクちゃんがうるさい。

(((やはり、まずは馬だ!)))ナラクが繰り返した。(黙れナラク!)ニンジャスレイヤーはニューロンのざわめきを撥ねつける。言って出来れば苦労はない。

ほんとですよ!(笑)
最近のナラクちゃんTVの前で野次飛ばしてるサポーターみたいだよ……?


♯2

「ワイズマン」の誰もが認める強戦士、ザルニーツァ。連戦のダメージを負うてなお、そのカラテは冴えわたっている! 奴が自在に操る強大なモーターサイクルをどうにかせねば、ニンジャスレイヤーに勝ち目はない――!

ナムサン!轢殺!さもなくばネギトログラインド重点!?

ねぎとろぐらいんどじゅうてん?(4歳児の発音)

だが寸前のところでネギトログラインドは阻まれていた。

いやだからその……ネギトログラインドという単語をまだ脳が咀嚼できてないので……畳みかけないでほしいんですよ。

おお……ナムサン。遥かな昔、ニオー・ニンジャは、崖路を塞いだ巨大な倒壊オジゾウが道を塞いだ為に交易路を失い、餓死寸前まで追い詰められた谷間の村人を救うべく、そのニンジャ膂力ひとつでオジゾウを持ち上げたという。これではまるでその故事の再現ではないか!

眼で見てるはずの日本語が脳まで届かない。なんでかな。

休憩しよう。

これ美味しいよね。

「理解不能。理解不能」ザルニーツァのバイクが冷たいUNIX音声を発した。

私がですよ。私が理解不能なんですよ。理解不能がすぎる。たすけてくれ。

しかしナラクを抑えこみつつ、マスラダが独学でカラテを高めていくのも厳しくなってきたのでは?という気がします。独学でなんとかできる状態じゃない気がする……。
これでも短期間に異常な成長をしてるわけで、充分強いんですけどね。レベル20のまま、レベル50の相手と連戦しているようなものというか。そろそろフジキド先生の到着が待たれるところです。


♯3

ザルニーツァをカイシャク寸前まで追いつめたニンジャスレイヤーだったが、「ワイズマン」のニンジャ・スノーマンに妨害されてしまう。シンウインターは、手負いのニンジャスレイヤーを殺すことよりも、ザルニーツァの救出を望んだのだ。シンウインターにとってザルニーツァはどれほどの存在なのか? コトブキは無事に逃げられたのだろうか?

お久しぶりのチバ=サンだー!

お久しぶりです! ご機嫌麗しゅう!?
チバさんの出てるシーンって、研ぎ澄まされたカタナのような美しさがあってぼんやり眺めているうちに時間がとけてしまいます。ムハハハ、時が、時が氷のようだ!


ふむふむ。ソウカイヤの狙いはやはり、シトカのエメツ資源ですね。

ソウカイ・シンジケートの狙いは、当然、シトカの潤沢なエメツ資源である。君臨すれども統治せず。遠いアラスカを実効支配する意思はチバにはない。

この様子だと、ネオサイタマ近辺ではエメツが採れないのかな?

ただ「産出量が右肩下がり」というデータがあるにも関わらず手を出しているのは引っかかります。いくら過冬の監視網が優秀だとしても、天下のソウカイヤが、資源の枯渇状況をまったく掴んでいないのも不自然じゃないかなぁ……。なぜ急に遠方のシトカを狙ったのかも気になる……別に近くないし……。とはいえ我々の世界と同じ地理条件であるとすれば、両国の間には太平洋があるだけですもんね。どこかの国境とドンパチやらなくてもいいだけ、手を出す理由はあるのかも。疑問は残りますが。

このモーターサイクルは運転を支援する機能がある!コトブキは馬上の武将めいて、頭の上でボーをヒュンヒュンと回転させた。「推参します!ハイヤーッ!」長いリーチで薙ぎ倒す!「グワーッ!」

コトブキちゃんの馬上棒術カッコイイ!!! 素敵!!

「ドッソイ!」「ドッソイオラー!」マンホールの蓋が開き、中から寒冷スモトリが二体這い出す。

やめてください 土俵の外に帰ってください


♯4

ゾーイが夢中になって力を使い続けたことで、一帯には異常なノイズが充満した。コトブキは慄然とする。ゾーイをなだめ、ふたりはなんとかその場を離れた。協力者、スーサイドはその頃……シックスゲイツのシガーカッターと名刺交換をしていた!

「ドーモ。シガーカッターです」「スーサイドです」二者は名刺を交換した。

シガーカッターさんはともかく、スーサイドさんも名刺持ってるんだ!? 肩書きにはなんて書いてあるんでしょうか。

……と思ったら、あらら……来ちゃいましたね。ついに来ちゃいました。

「ドーモ。サツバツナイトです」黒橙のニンジャは一同にアイサツした。「急ぎの用ゆえ、オヌシらのポータルを拝借した」 21

堂々としすぎである。
大笑いしてしまった、盗人猛々しいよ!!(笑)

ちょっと前までワラキアの城主に「盗人が盗人に説教をたれるとはな」とか言ってたその口で何を言ってるんですか!? 改まった口調で言ってもそれ、「急いでたので無断でちょっと借りましたごめんね」って意味ですからね、ほんっと面白いねフジキドさんは!!

続くクローンヤクザの「ザッケンナコラー!」がこんなにもまともな返答として響いたことってあったろうか……神器のヌンチャクまで構えて何言ってるんでしょうねこの先代つよつよおじさん……。

一方のコトブキちゃんたちはついに『海のほとり孤児院』へ。物語の始まりの地ですね、期待が高まります!


♯5

『海のほとり孤児院』。ゾーイはそこで、窓のない部屋に閉じ込められていた。大人は誰も話しかけてこない。夢の中で旅人を見かけるが、それだけだ。独りだった彼女は、3人の少年と出会って脱走した。計画は成功したかに思われたがシンウインターに見つかり、コトダマ空間の旅人――シルバーキーに救われ、それから……。

やはり、ザルニーツァさんも孤児院出身だったようです。シンウインターの言葉を素直に受け取るなら、彼女はシンウインターがニンジャになる前に設けた実の娘……ということになりますね。

ただ「愛している」と言うわりに、身体に害のありそうな最新式のボディアーマーを装着させて死地に送り出しまくってるのが謎です。彼女がニンジャになったのも偶然なのかなあ。そんな、思い通りにニンジャソウルを憑依させたりってできませんよね?
この父娘、まだ裏がありそうな気がします。

かつて、ゾーイの脱走を告げ口してしまった用務員さん。罪悪感に苛まれていた彼が渡したものは、

ゾーイとコトブキは、その品を見た。八つの刃がランダムな方向に飛び出したスリケンを。「……きっと、あんたにとってなにか、たいせつなものだろう。なにもわからなくとも、きっと」

えっ……なに……。なにこの、……えっ……まさかゾーイちゃんとアユミさんってなにか、関係がある……? だってこの、八つの刃がランダムな方向に飛び出したスリケンってサツガイのですよね? どういうこと!?

ゾーイちゃんの「力」=サツガイエンカウントボーナスである可能性も考えたんですが、どうも違う気がするんですよね。根拠はサツガイがゾーイちゃんを欲しがっていたこと、なんとなくニンジャのジツとは違うっぽい「力」であること。加えて、ゾーイちゃんがニンジャではないこと、ですね。

なんか、……これは何の根拠もないんですけど、「1年前の日蝕」って……アユミさんの事件っていつ頃だったんでしょうね。もっと前なら除外ですけど、1年ってなんか……すごく怪しいというか……自信は全然ないので外れてくれてまったく構わないんですけど、というか悲しいことになりそうなので全ての予想が外れてほしいんですけど……。


♯6

『海のほとり孤児院』からフジミ・ストリート付近に抜ける秘密の通路がある。ゾーイはコトブキを連れて、因縁の地下道へ潜るのだった。老職員ネルソンから渡された、「八つの刃が飛び出した奇妙なスリケン」を懐に抱いて……

「お前、名は何と言ったか……」「最悪です……腐れ縁でしょうか……」コトブキはひとり呟き、拳に力を込めた。ゾーイが心配そうに見た。「知っているの」「サイグナス=サン」コトブキは名を呼んだ。彼女とサイグナスには面識があった!南米の地において!

ヤッターーー! 再会だー!!!!

『ジャングル』でのサイグナスさんとコトブキちゃんのやりとり、とってもよかったので再会めちゃくちゃ嬉しいです! 腐れ縁……ぞくぞくする言葉だね!! ダメもとで説得するコトブキちゃんにサイグナスさんが苦笑するの……なんかこう……ろくろを……

手練れのニンジャ二名に挟み撃ちにされてしまえば、さすがのコトブキちゃんもピンチです。ピンチなんですが、(……まあでも今シトカには「あの人」が来てるしな……)と思ってしまうところが「例のあの人」の存在感なのである。ネオサイタマならともかく、シトカの近い場所にいたらまあ……来ますよね。はい。

サイグナスはスリケンの飛来方向を素早く見上げた。ナムサン!隣接民家の屋根上に影!

高いところから登場するところ、ほんっと「わかってる」動き。笑う。

「娘一人さらうのに、ヤクザの一団を以てする、それが過冬か」その者は……そのニンジャは……ギラリと敵意ある目を輝かせた。「ならば、まずは私が相手だ」「何奴!」サイグナスが二人の影を睨んだ。(略)「ドーモ。サツバツナイトです」KA-BOOOM!彼がアイサツすると、隣の街区でヤクザ抗争の爆発が起こった!

タイミングのいい爆発!
もうフジキドさん出てきただけで笑っちゃう! ズルい!!

マスラダくんが1対1でも苦戦した「ワイズマン」の手練れ2名を同時に相手取ってなお後れを取らないフジキドさん。リアルニンジャフジキドさん。すごい。……すごすぎてちょっと怖い。たまに攻撃受けてグワーッってなったりするの見ると、(あ、ちゃんと普通のニンジャ(普通のニンジャ?)だった、よかった)って思うこともあるんですが、地の利がある相手2名に対して互角以上なのはやっぱり強すぎると思います。すごい。

そして! そしてそこにマスラダくんですよ!!

赤黒のニンジャはサツバツナイトを一瞥したのち、一歩、二歩踏み出す。

ちらっとフジキドさんの方を見るのがいいよね!!

ヨグヤカルタ以来の新旧ニンジャスレイヤーの邂逅!! ずっと心に描いて追ってきた理想のカラテの体現者がいるぞーーー!! 盛り上がってきました盛り上がってきました! 楽しい!


♯7

フジキドさんがシトカまで急いでやってきた理由は、どうやら「あの若者が心配で色々教えてあげたかった」だけではないらしい。ケイトー・ニンジャと関係あるそうです。これは初耳ですね。なんだろ? 神器関連ですかね。

「おれに用があるらしいな。サツバツナイト=サン」ニンジャスレイヤーはサイグナスに向かってカラテを構え、振り向かずに言った。「話は後で聞いてやる。過冬は……おれの敵だ」

マスラダくん偉そう!(笑)どうしてそう誰にも彼にも上から目線なんだ。フジキドさん、ユカノ譲りのデコピンかましちゃってくださいよ(※デコピン伝授の事実はない)(捏造)。

一人は数ブロック離れた地点、バニータヌキネオン看板の上にアグラし、オペラグラスを覗き込むクローザーである。ニンジャスレイヤーの動きを歓喜の表情と共に追っていた彼であったが、サツバツナイトの出現を認めた彼の表情は、やや複雑なものとなった。

バニータヌキネオンが気になりますが、それよりクローザーの正体がわからなくてもやもやする。伏線なしに突然出てきよって、この人本当に何者なの? フジキドさんの登場を面白く思っていないということは、ひょっとしてケイトーニンジャの関係者だったりします?

(……そうか)銀の浜辺に座し、ニンジャスレイヤーを通してシトカの状況を見定めようとしていたシルバーキーは、サツバツナイトの姿が目に入るや、なんともいえぬ表情を浮かべた。彼の背後には、既に三分の一が消えたローソクの並びがある。(あンたがシトカに来たか。フジキド=サン)
(現世の時間で、何年経ったんだろうな。あれからよ……)
背中にロウソクの明かりを受け、彼の装束色に銀の輪郭が光る。

シルバーキー氏が昔の男を見つめながらセンチメンタルポエムを呟き始めましたが……これは……ドキドキしちゃいますね……。

しかもフジキドを遠くから見つめて俯いたあと、両手で頬をピシャピシャって2回叩いて「よっしゃがんばる!」みたいに気合入れるの、なんですかこの動きは、勝気で健気なヒロインのそれでは……え???(わりと混乱した)

(ちょっと見てはいけないものを見せられたかのような気分になってる)

現世ではニンジャスレイヤーがナラクちゃんの謎呪文にも負けずに頑張っている! いやーサイグナスさん手強いですねー!

ここだ!サイグナスは狙い澄ませた余分の一体を生み出し、死角から断頭チョップを繰り出した!「イヤーッ!」その手が、止まった!「ここまでだ」掴んで止めたのは、じっとチャドーしていたニンジャ!ジェットブラックの装束に赤橙の光を滲ませたニンジャ!

サイグナスさん、ニンジャスレイヤーに集中しすぎて呼吸を整えていたフジキドさんを警戒するのを忘れてたな? そんな危ないことをしてはだめですよ! まあ気持ちはわかります。マスラダくん、不意に「あっわかった」と呟いて核心突いてくるから油断できないんですよね。こわ。

結果的に、サイグナスさんを庇った手負いのオーガフィストさんが爆発四散。マスラダ、末期のニンジャを前にしてもだいたい黒炎拷問して情報引き出すだけなので「ハイクを詠め」って言ってくれるのレアですよね(こうして文字に起こすと酷いな?!)

オーガフィストさん最期まで天晴れな死に様でした。立派なヤクザだった。なむなむ。サイグナスさんもまだまだ立ちはだかってくれそうで期待大です!

そして向き合う新旧ニンジャスレイヤー。ハァ……。興奮する……。

……30分後。フジキドとマスラダはフジミ・ストリートの店<筋>に居た。(略)店主のスージーがテーブルまで歩いてきて、熱々のピザをドスンと置いた。

ぴざ。

へえ、ピザ…………。

……………。

マスラダこれ……食べるの? ……食べちゃうんですか?
外国の地で……タキさんの知らないところで、タキ不在の知らない店でピザを……?

食べたかどうか全然書かれてないので余計に気になる、マスラダも食べたんですか!? えっすごく重要なとこじゃないこれ?! これはもう、すぐに続きを読むしかありませんね!

ではでは今回はここまで。また次回お会いいたしましょう! 

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