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出戻り初心者ヘッズが、ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる/シーズン1_15「ザイバツ・シャドーギルド」(後)

こんばんは、望月もなかです。
低気圧のせいか頭がぐらぐらします……。さらに『あんスタ!!』の新情報が公開されて頭がぐるぐるしています。誤字脱字多いかもしれませんが、あとでこっそり直すので見逃してください。

前回の感想はこちらです。

【前提1】望月のニンジャスレイヤー知識

・ニンジャスレイヤーは第一部の書籍3巻で止まっています。中断してから6年、内容はだいぶ忘れてしまいました。
・2019年8月に『スズメバチの黄色』読了。
・忍殺用語にはいまだにビクッとします。

【前提2】感想の方針

・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・読んだ日だけ感想を書きます(翌日に分割することもあります)。
・Wikiはまとめを読むために参照していますが、それ以外の前知識はあえて入れないようにしています。よって、単語がわからずよく混乱していますがそっと見守っていただければ幸いです。

◇◇◇

今回はこちらの後編。

盛りだくさんで楽しいエピソードでした!

シーズン1「ザイバツ・シャドーギルド」(後)

舞台はデジ・プラーグ。狙うは魔術テロリスト・エゾテリスム! ニンジャスレイヤーたちはコルヴェットの助力を得て、プラハ城に潜入した。なにが待ち受けているのだろうか!?

 ♯7

憮然としてるタキ=サン。かわいい。
マスラダの「黙っていろ」もお約束でよろしい。これアレですね、薄い本が出てたら確実にさいちゅうに言いそなんでもないですこれはただの幻覚なので忘れてください!!!

『絶対うまくいかねえんだからな?いいな?』前回の失敗の経験からタキが請け合った。「いい。やれ」ニンジャスレイヤーが答えた。

あららー。タキさん自信喪失してしまったのか……。
でも今度は成功? したっぽいですね!? ヤッター!!

「やるな!タキ=サンとやら。」
コルヴェットさん褒めてくれてありがとうね。マスラダくん釣った魚に餌やらない子だから……。もっといっぱい褒めてあげて。調子に乗らない程度に。


「私もお供します!」コトブキがついてくる。「約束です!」「そりゃありがたい!」一足飛びに進みながら、コルヴェットは息を弾ませた。「せっかくの来訪者がむさくるしいおやじ独りでは、ルツィエもがっかりするだろうよ」

呼吸するように軽口を叩けるコルヴェットさんマジイケオジじゃん!?
でも大丈夫? そんなこと言ってたら浮気を疑われて修羅場になったりしない?

二手に分かれ、ニンジャスレイヤーは直接エゾテリスムの元へ向かう。そして部屋の中にダイナミックエントリー。

ダイナミックエントリー……。

言わんとしていることはすごくよくわかるんだけど、そして他に適切な表現があるかと言われると言葉に詰まるんだけど、妙におかしな表現なので目に入るたび笑ってしまうんだなあ。

声帯確認OK。

(((マスラダ。サツガイのにおいだ)))ナラクが示唆した。(((こ奴一匹にあらず。二つ、三つ、グググ……確かにここにおった!)))「貴様から引き出す情報が幾つかありそうだ」ニンジャスレイヤーは言った。

だんだんロリBBAナラクちゃんに脳内で喋ってもらえるようになってきました、このまま声帯:高橋李依(または釘宮理恵)でいきます。

マスラダの失われた記憶とも受け取れる大切な描写があったはずなですが「ゴアイサツサマ生命」なるネーミングに心をぽっきり折られたので今は何も考えることができない……。

KABOOOOOOM!爆発音と震動がコルヴェットを慄かせた。コトブキがコルヴェットの首根を掴み、後ろへ引きずり倒した。「グワーッ!」不意を突かれて床を舐めるコルヴェットの一瞬前の地点を、明らかに致命的な、力ある接触がかすめた。

コッ、コトブキ王子ィイイイイイ!!!

相方が誰であってもブレないタキシード仮面ムーブ!! コトブキちゃんさすがです! 王子!! すごい!!! 

ヤバレカバレはダメだ。

だからなんで「ヤバレカバレ」……「やぶれかぶれ」じゃダメなの?

などと混乱しながら読んでいたら更なる混乱が! あわわわ、、キョート城が来てしまった。収集つくんでしょうかこれは。

◇◇

 ♯8

ニンジャスレイヤーの猛攻! エゾテリスムを塔の外に弾き飛ばし、なおも追う。尖塔の屋根で戦いを再開したニンジャたちの頭上に、しかし突然、黒い稲妻が現れたのである!!

オヒガンの神秘と100%のシンクロを果たし、全知の現人神となる。

は?
「オヒガンの神秘」とは。

それはオヒガン・ボムの発動!エゾテリスムにはいまだ勝算あり!自らの身体を触媒にボムを発動し、ニンジャスレイヤーをオヒガンに衝突させて殺す!

オヒガンって衝突できるものなの?
へえ~~~ふ~ん。ほ~~~~~。

だんだん意識がうつろになってきましたね……。オヒガンの定義がよくわからないよ。

コルヴェットさんが風のジツを使うたびにどんどん具合が悪くなってるの不安になる。もしやあまり使っちゃいけないジツなのか。

「違う。わからん。置いてゆけ。話し合いで何とかできる。俺は魅力的だ、弁も立つ。愛する女も助け、万能感に満ちておる、ゲホッ!」

そんなわかりやすいフラグ立てないでよおおおぉ!? 死にそう、コルヴェットさん死にそうでこわい。死なないで。

ああああわわわ、、、

蜂の巣となって薙ぎ倒されるデミ・ニンジャの死体に押し倒されながら、コルヴェットはそちらの方向を見た。のしのしと歩いて来るゴーレムの姿があり、その肩の上では明るいオレンジの髪と黒いドレスの娘がガトリング・ガンを構え、今も撃ちまくっていた。

コトブキ王子がいたので大丈夫だった。

コトブキちゃん……どこまで……どこまで、君は…………。
マジ王子じゃん……。タイミングも装備もシチュエーションも完璧すぎる、開始45分で必ず現れる風車の弥七か?(ニンジャだけに)

◇◇

 ♯9

キョート城のニンジャたちがナラクちゃんを狙って襲来! 圧倒的な数に押されるニンジャスレイヤーたち。戦いの最中、コルヴェットさんが無数の死亡フラグを立てはじめるが、ゴーレムに乗ったコトブキちゃんがガトリング・ガンで全部へし折ったのだった!

コトブキちゃん、、助けに来てくれてありがとう……。なんて頼りになるんだ。フラグクラッシャーコトブキ。

武骨な巨人の肩に少女が乗る、素晴らしいです。これはホモ・サピエンスの夜明けから人類のDNAに刻まれている神話の図であり、人が本能レベルで求めている構図だからみんな大好きなんですよ。

『WILD ARMS』はいいぞ!!!(何度でも貼る)

(1:24のセシリアとガーディアンを見てください)

(はっ……。この方式でいうと、カナダの森林地帯にいるガルガンチュアさんの肩にも何か小さい生物が座るべきなのでは?? そんなの絶対に最高のビジュアルになってしまうのでは!??)

「大変です!」コトブキが駆け出し、痙攣するコルヴェットの心臓を殴りつけた。「イヤーッ!」電光が走った。「アバババーッ!」AEDだ!

コトブキAED!!
戦闘のサポートだけでなくレスキュー隊まで。万能がすぎる。女神だ、女神がおわすぞ。

ニンジャスレイヤーとタキは経緯の擦り合わせを行った。

なんかこの文章えっちですね(どこが????)

それはともかく『ピザタキの抵当が相当ヤベエ』っていったい何が。やっぱりマスラダさんのせいで修理費がかさんだのかな。

そしてそしてコルヴェットさんがネオサイタマまで一緒に来てくれることになったよ! やったーーーーーーーー!!!! 嬉しい!


ダークニンジャさんの態度になにやらクソデカ感情の気配を感じてそわそわしております。第1部~3部にかけて、フジオとケンジの間にはもしやただならぬ巨大感情が発生していたのでしょうか。仇と復讐者ってそれだけで巨大感情の超新星爆発ポイントだし可能性は高いのかもしれない。その波動ゆえにフジオが今ここに至ってもフジキドに殺されず生きているのだとしたら……私の大好物ですね……。

ドキドキする。いったいなにがあったんでしょう。いつか第3部までを読んだときに初めてわかるのかもしれない。そわそわ。

『白薔薇』の花言葉は、「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「約束を守る」「相思相愛」など。

なるほど、伊達男だな!!

というわけで、長かった『ザイバツ・シャドーギルド』もこれでおしまいです。今日はここまで。
ではでは、次の感想でまたお会いいたしましょう!

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次の感想はこちら。


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