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ストレスコントロール上手になろう。少し離れた場所から世界を眺めれば歪みも見えてくる

昨晩、東京五輪延期が正式に決定しました。

これにともなって取材すべき案件は山積しているのだけれど、チームへの接触を禁じられており、肝心の取材が出来ない状態。直接接触しない電話取材がどうしてダメなのかわからないし、正直、クラブ広報からの発信だけでは限界が見えるので、これだけ長引くならもう少し柔軟な対応を検討してもらわなくては、サポーターの熱も冷めてしまうんじゃないかと心配。

大分では院内感染というかたちでクラスターが発生し、遠方に住んでいる友人知人から「大丈夫?」と声をかけてもらうことが増えました。どこでどんなふうに感染するかわからない実情のもと、安易に「全然大丈夫!」とは言えないところもありますが、それ以上に世の中のギスギスした感じにメンタルやられるほうがしんどい感。

個人でどうにか出来るレベルではないので、割り切って自分を守ることに徹しています。先日は実家絡みの用事を済ませるために、車で1時間ほどの故郷に、わざわざ泊まりがけで帰省。しかも温泉宿に2泊。どうせ取材に行けないのだから遠隔ワークここに極まれりです。貧乏もの書きなので素泊まりだけど、昼食は山を下ってパンと缶コーヒーを買い、川べりで春らしい風に吹かれながらとか。オランダ橋そばの小谷瀬パン工房さんは、昔から耶馬渓地区の給食のコッペパンを焼いていたパン屋さん。いまは息子さんが継いでいて、天然酵母のパンも店頭に並んでいます。何度も水害で被災したけど見事に復活。

ひさびさに、同級生たちにも会いました。薬膳スープカレーなどいただきながら、小学校の先生になった同級生からは、小中学校の一斉臨時休校が決まったときの話を聞いて驚きました。安倍首相の発表をネットニュースで知った現場の先生たちが慌てて教育委員会に確認すると「え、マジ?」的な反応だったという、いかにも現代的なエピソード。大きな組織をコントロールするのは難しいものですね。

学校といえばこんなニュースも。日本の学校の、いかにも日本の学校的な。

トイレットペーパー騒動もありつつ、マスク不足はドラッグストアやスーパーマーケットの店員さんを疲弊させており。

不安になるのはわかるけど、こういうニュースを見ると、どうにもこうにもやるせない気持ちになります。『100日後に死ぬワニ』にまつわる一連の騒動にしてもそうだった。

まあわたしも最終回直後の発表の流れからはあまりいい感じは受けなかったけれども、それを受けて客観性を欠いた主張未満の攻撃的行動に走る人が多くて、この世が滅びるときにはこういう脊髄反射系の人たちがトリガーになるんだろうなと、しみじみと考えました。あんなにもワニくんの死後の扱いで怒り心頭に達する人がいるってことは、それだけこの100日間でワニくんが読者の心に住むようになってたってこと。そういう部分での、純粋な作品としての評価も忘れたくないですね。

わたしは喘息持ちなので、つねに事務所にマスクのストックがあって助かっていたのですが、それも無限ではないからなーと思っていたところへ、親戚のお姉さんが手作りマスクをプレゼントしてくれました。

一部の学校では着用できない可愛さです(笑)。

でも、こんなにしっかりお裁縫できないわたしでも、マスク、簡単に作れるんですね。

社会に役立つ情報を発信しつつ、ちゃんと自社製品の宣伝も忘れない公式アカウントの中の人。企業広報の鑑。

先日コンディションを崩してから、なんとか仕事には復帰しましたがまだ上がりきれておらず、でも大分の医療機関からクラスター発生しているので病院に行くのもためらわれ。とりあえずネットで症状を調べ、市販の漢方薬に頼ってみています。

【注】良い子のみんなは、落ち着いたらちゃんと専門医に診てもらおう。

免疫力を落とさないためにも、精神的にリラックスして過ごすことが大切だと思います。心にやさしい映画を見たり読書したり絵を描いたり、ジムに行けないのでせめて散歩に出かけたり。ごはんをきちんと作って食べる、毎日掃除をする。忙しい時期には手を抜きがちなそんなことを、丁寧にやってみるのもいいですね。

気分が塞ぐと世界にバイアスがかかって見えたりもしてしまう。いや、塞いでいなくても、ひとりひとりに見える世界は異なっています。自分の目に映る世界は歪んでいるのだということを、いつも自覚していられたら、世の中はもう少しストレスの度合いを減らすことが出来るのではないかな。

と、今日もリハビリ的つれづれに書きました。これから気持ちを切り替えて、電話取材です。

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