おかねを使う? 使わない? 使うならどれくらい? 起業すると、しんどい判断の連続だ。
愛知県に出張して、先ほど帰ってきました。
パン屋事業で設備投資を検討していて、その設備のメーカーで打ち合わせをしてきたのです。
設備が稼働するところを見れたし、メーカー担当者氏からいろいろと有益な話も聞けました。同行した職人(妻)も、実際に設備が動くところを見て、これならいいパンを焼けるだろう、と納得しています。
で、見積書をもらったのですが、これがなかなかにいいお値段なのです。
普通のパン屋さんなら、こんな設備は入れないでしょう。でも、我々は付加価値の高いパンをお客さんに提供したい。今と同じ商品を作っていては、だめなのです。他にはない、尖った商品を提供したい。そのために必要な投資です。
いっぽうで、設備投資が過剰で経営が破綻した会社なんで、いくらでもあります。
いい商品を作るためには、おかねが必要ですが、そこにおかねをかけすぎるのは、危険です。
やりたいことは、今回の設備投資だけではありません。それこそ、いくらおかねがかかるのかわからないような大きなプロジェクトだって、構想しています。
おかねを、どれくらい使うのか。あるいは、使わないのか。この判断は、いつもつらいです。何が正解か、わからないから。ひょっとしたら私は、間違い続けているのかもしれないのです。
しんどいですが、新しいことに挑戦している証です。乗り越えていかねばなりません。
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