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1冊に絞って迷いを断つ 「情報は1冊のノートにまとめなさい 完全版」を読んだ

分けない、時系列ですべてを1冊に書く、情報は選別しない。そんなシンプルなノート術で大ヒットした「情報は1冊のノートにまとめなさい」の完全版。ノートの使い方に迷ったらたまに読み返す。

ちょっと増補改訂したぐらいかと思ったらほとんどが新たな書き直しだった。

ノートの使い方に迷いが出たら

使うノートはB5で30枚のドット入りB罫線のキャンパスノートと決めている。しかしたまにこれを変えたくなることがある。悪いクセなんだけど。

A4のルーズリーフだとノートをもっと活用できるんじゃない? とか。A5の方眼のほうがいいんじゃないの? とか。

どっちもやったことがあるけど大きな効果はなかった。万能のノートなどは存在しない。どんなノート買ったってメリットもデメリットもあるわけで、そこに悩むヒマがあったらなにかを書いて、アウトプットにつなげたほうがいい。

この本を読むと、なぜノートを使うのか、その原点に立ち返ることができる。

どれを使うのか ではなく「どう使うのか」にこだわりたい

文具屋をのぞくたびに新たな製品が並び、「ほほう」と手に取っているだけで軽く数十分はたってしまう。しかしどれを使うのか、ではなく「どう使うのか」にこだわりたい。

「考えるから書くのではなく、書くから考えるのではないか」という一節が本書にあるが、これはほんとにその通り。

ひらめく>書く、のではない。書く>ひらめく。新製品や、高級なノートを使うとひらめきが多い、というものでもない。

書かなければ、ひらめかない。だからまず書く。瞬発力がいる。複数のノートを用途別に分けるより、1冊に絞るほうが、迷いはない。

道具を取っ替え引っ替えするよりも、書く>ひらめく>書く>生産する、というサイクルを高速で回していきたい。

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