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ライフハックとしての原始仏教でラクになる。怒らない。わずかでも怒らない。

ラクに生きるためのライフハックとして、原始仏教を実践しています。仏教的レベルアップの「悟り」や「解脱」までは目指していません。ちょっとラクになれたらそれでいい。

大きな効果があったライフハック仏教が「怒らない」です。怒りを少し減らすだけで、毎日がラクになりました。


怒りが怒りを生む。暗い人格を作る。

「いかり」は原始仏教でいう三つの負の感情「三毒」のひとつです。

原始仏教を知る前の私は、いつも怒ってました。社会とか、会社とか、自分とかに。ニュース見ては怒り、上司のダメさに怒り、時間がないことに怒り、家事が面倒なことに怒り、うまくやれない自分に怒り。

怒りは怒りを生みます。使えば使うほど増えます。暗い人格を作ります。私はいつの間にか、いつも不機嫌で、うっすら怒ってて、暗くて、めんどくさいオジさんになっていたのでした。

あきらめる。怒りの原因から離れる。

怒りを捨てるコツは「あきらめ」です。現実への反発が「怒り」ですから、さっさとあきらめてしまうのです。

怒りの原因から離れましょう。いちいちネットニュースを見て怒る。コメント欄を見てまた怒る。SNSへの誰かの投稿に怒る。何見てもイライラする。スマホを置きましょう。

私の場合、怒りの原因だった会社を思い切って辞めました。それはもう、怒りが減りました。穏やかな日々を手に入れました。

ちょっとでも怒ったら負け。

まだまだ私は怒っています。過去のことを思い出して。車の渋滞に。電車の車内広告に。役所で書類への手書き捺印に。

最初は心の奥底でチョロっと小さな火がつくだけ。そこで気づいて消し止められたら、ダメージはまだ小さいのですが。

失敗すると、メラメラと一気に燃え上がってしまいます。ハッとして消しにかかります。その時点ではもう、けっこうなダメージを負っています。アドレナリンが出て、心拍数が上がって、身体が緊張しているのを自覚します。

昔はそのままごうごうと燃やし続けていたわけで、なんて恐ろしいことしてたんでしょうか。


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