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手帳本を読んで

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手帳の活用について書かれた本の所感。ノート本、メモ本についても。
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#メモ術

著名デザイナーの手書きノートが眩しい。『仕事と勉強ができる人のリアル「ノート&メモ」術』から。

『仕事と勉強ができる人のリアル「ノート&メモ」術』を読んでいます。 56ページから掲載の、デザイナーの根津考太氏のノートに圧倒されています。 図を描く、しかも完全な空想ではなくて、実際に作ることを意識して描く。 ゆるい全体のイメージがあって、描いて細部の解像度を上げて、全体の解像度も高まる。 他者と共有するため描く。 紙、ホワイトボード、iPad、CADに描く。 絵だけじゃなくて、62ページに載ってるような図も書く。 63ページのフォルダ内のサムネイルを目を凝ら

メモは習慣 熱狂 生きざまだ 「メモの魔力」を読んだ

「メモの魔力」を読みました。 著者の魅力もあいまって、熱量が高く、一気に読めました。 執念でメモを取る▼以下のリンク先の記事に、この本の重要なところがまとまっています。 これ読んでみて、面白そうなら本書を読んでみましょう。 著者はメモを取ることに執念を持っています。自分の心に引っかかった事実(ファクト)をなんでもメモし、それを抽象化し、なんらかの行動にまで転用します。 熱狂しろ、オタクであれ、と著者。そこに独自の視点がプラスされれば、それは社会に新たな価値を提供でき

プレジデント2020年5月1日号のメモ術特集を読んだ

この記事は、プレジデント誌2020年5月1日号特集「脳科学が実証! 一行で差がつく 超一流109人のメモ術」を読んだときの所感です。 書けば行動の指針となり夢に近づく巻頭は「メモの魔力」の前田裕二氏と脳科学者の茂木健一郎の対談です。 ファクトをメモする 本質を抽出する 長期記憶となる 行動の指針となる 夢の実現に近づく というのは面白いですね。書いて考えて行動すると結果が出る、と。 人間って、書かなければ自分が何したいかもわからない、やっかいな生き物なのです。

1億稼ぐ人の「超」メモ術 市村 洋文 (著)を読んだ ルーティンを決めて守り続ければ運をつかめる

「運」をつかみたい。運が良ければ、人生はうまくいきそうです。営業成績も上がる。収入も上がる。彼女もできるかも。みんな、運をつかみたがっています。 メモ術が好きなのでこの本を読みましたが、著者の話は「運をコントロールする」というところにまで発展し、おどろきました。スピリチュアルな話ではありません。営業に、仕事に、大きな情熱を注いできた著者ならではの、仕事論です。 伝説の営業マンのメモ術とは?著者は学生時代に起業して1億円を稼ぎ、野村證券で伝説の営業マンと呼ばれた市村洋文氏。