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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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#PR力

TRs-855:自分が一番好きなことと、社会が自分に求めることとを切り分けて考える。 [トップリーダーズ]

YouTubeでチャンネルがバズったきっかけは、その人の最大の武器に特化したことではなく、YouTubeに親和性の高い王道のテーマに対してその人の最大の武器を使ってみたことだった! 自分が最もやりたいことを事業にしたが倒産をした、自分が一番好きなことを仕事にしたが失敗した、というケースはたくさんあります。事業に情熱は大事ですが、自分が最もやりたいことが社会にウケるとは限りません。 自分が一番好きというわけではないけれども、モチベーションが続くほどに好きなことであり、それで

TRs-854:競合ひしめく業界の中で生き残るためには、本業以外の圧倒的な技術や知識を磨いておく。 [トップリーダーズ]

テレビ番組出演や雑誌連載など幅広く活躍している人気タレントが、夢にとても遠い活動しかできていなかった下積み時代に、大きく飛躍するチャンスをつかんだきっかけは、本業とは別の活動の発信を自主的にtwitterで始めたことだった! いまや資格を取ったからといって、他の無数の資格保持者との競合になって簡単に食える時代ではありません。他のプロたちよりも抜きん出て活躍をしていくためには、さらに他の突き抜けた要素が必要です。 本業ではプロとして当たり前。それとは別のジャンルで、自分はど

第13講:ブランディング戦略は、「よくばりPR」の禁止から始めなければならない。 [やりなおしマーケティング]

「ビジネス本を読んだり経営セミナーに出たりして、マーケティング理論をたくさん勉強したけれど、結局わけが分からなくなってしまって、会社経営も営業活動も逆にうまくいかなくなってきた」 とお嘆きの経営者やマーケティング担当者の方々が増えています。 インプットをたくさんしたはずなのに、経営やマーケティングに取り入れるたびにどんどん経営が悪化するという事態に。受験勉強のようにはうまくいかなくて困っている方、多いですよね。 この「やりなおしマーケティング講座」では、マーケティングを

TRs-843:普段は気づかない不便や感じない不満が、ビジネスチャンスとして隠れている。 [トップリーダーズ]

世界中から注目を集めている若手の発明家が、世間をあっと驚かせる発明品を作り出せる背景には、普通ならば感じないぐらいの日常の中の小さな範囲でのものに注目をしている意識があった! 不便というものはイライラすることだけではなく、全く不便だとは気づいていない不便もあります。十数年後に「当時はなんであんな面倒なことやってたんだろ?」と不思議になるほどのことなのに、実際には気が付かないものなのです。 世の中を動かしていく商品やサービスは、そんな普通の人には気づかない不便を解消してくれ

TRs-840:自分の話は誰もが最後まで聞いてくれるわけではなく、離脱されていくのが当たり前。 [トップリーダーズ]

自らも「話す力」を駆使して起業し、「話す力」を持つプロフェッショナルたちが集まっている場を作り上げた起業家は、「話す力」を鍛えるために必要な心構えが4つあると語った! 自分の話は相手が最後まで聞いてくれるという保証はなく、つまらなければどんどん離脱します。だからこそ、声を発信する場では「みんなが離脱しようとしないためには、どういう話が必要なのか」を考えるようになります。 どんどん人が離脱するのだとしたら、話の構成も変えなければなりません。序盤で話さなければならないこと、序

TRs-839:「何でも一通り」という万能型よりも、「これだけは負けない」という一点突破型が生き残る時代。 [トップリーダーズ]

日本の洋菓子の概念を変えたほどの大ヒット商品となったスイーツは、誰が見ても分かるという見た目のシンプルさだけではなく、使われている原材料の数やそれぞれの分量まで、シンプルさが徹底されていた! いまや百貨店という業態の勢いもなくなってしまうほど、「何でも揃う」というビジネスモデルは弱くなっていき、「これだけは負けない」という一点優位が勝ち残る時代になっています。 一点に特化するということは、究極のシンプルさを目指す必要があります。自社のビジネスモデルや、自分の能力を、いかに

TRs-835:「集客のための広告」ならば、いっそのこと一切やめてみる。 [トップリーダーズ]

集客のためではなく利益消化のために新聞の全面広告を出し、集客効果があったら困るので連絡先も分からないようにして一見よく分からない内容で掲載されたところ、広告賞を獲得した上に全国的に有名になるほどに大きな広告効果となった! 「集客のためにチラシを配らなくては」と思い込んでいる経営者がとても多いのですが、チラシをやめてみると案外さほど集客効果は変わらないということがよくあります。今はもうチラシで集客の時代ではないのです。 「集客のための広告」でなければ、広告とはいったい何のた

TRs-820:お客様に直接聞かなくてもお客様の潜在的ニーズを読み取る力を身につける。 [トップリーダーズ]

大型の公共事業ばかりを専門にしていた企業が、小口の工事のマーケットシェアを大きく伸ばしていったのは、自社の商品やサービスを売りつけることではなく、お客様の隠れ持つニーズを読み取っていくことを強化したからだった! お客様に「困っていることはありますか?」と聞いても、特にありませんと答えられて終わりです。お客様は自分が困っていることは何か、便利になって欲しいことは何かというのは、案外分からないものなのです。 これからの企業や店舗は、お客様の隠れたニーズに気づいてあげることがで

[マーケティングの着想点] チーム全体の発信力とは別に、スタッフ個人の発信力も必要になる時代

世の中にはマーケティングのヒントがいっぱい! さまざまな業界、さまざまな分野で起こっている事象から、自社の新規事業や新規企画の発想に活かせるヒントを見つけよう。 とは言っても、アイデアはそう簡単にはなかなか出ないもの。 そこで、「このようなところから発想してみたらどうだろう?」という着眼点と、その発想のルートを見つけ出してみよう、というコーナーがこちら。 題して「マーケティングの着想点」。 ある着想の部分をお伝えしますので、社内のブレインストーミングや自分の思案など

TRs-817:これからの時代は、お客様にブランドを正確に伝えられる発信基地が必要になってくる。 [トップリーダーズ]

新社長の戦略のもとにイメージ再構築に取り組んだ高級車ディーラーは、ショールームアテンダントの女性でさえその会話で高級車を売ってしまうほどに、良いイメージをお客様に理解してもらえる強力な発信基地を作り上げた! 情報発信というと特売情報を送りつけるセールス押し売りのことだと勘違いをしている人がかなり多くいますが、これからの時代に大事なのはそのブランドの旗艦となる情報発信基地です。 自社のブランディングの再構築をしていくためには、どのような発信基地を持つ必要があるのでしょうか。

TRs-814:値下げは自滅の道。いかに値下げをせずに、いかに頭を使って利益を得るか。 [トップリーダーズ]

ボウリングブームが過当競争に入り、大手企業傘下のボウリング場がその資本力に任せて相場よりも圧倒的に低い価格を打ち出して集客に乗り出した時、そのライバル店は逆に値上げをしたところ、大手のほうにはお客様が来なくなり閉鎖してしまった! 値下げをする、割引をするというのは、有効なマーケティング手法のように思えるのですが、実際には誰にでもできる全く頭を使っていない愚策です。耐えられる十分な資本力があるならまだしも、中小や零細が値下げで対抗しようとすると必ず負けます。 値下げをせずに

TRs-812:役に立ちながら創出も容易で使用も手軽という、カジュアル開発を目指す。 [トップリーダーズ]

子どもの頃から鳥が大好きだった学者が、鳥類研究で世界的な発明をして、とてつもない産学連携のスピードで世界的な病気予防の方策を生み出した! フルスペックを目指して大規模な投資額と長い時間をかけて開発をしても、時流に遅れたり使用に手間がかかったりして誰も使わなくなるケースがよくあります。 開発はもっとカジュアルでなければなりません。自分たちも簡単に開発ができて、ユーザーも手軽に使うことができる。そのようなカジュアルさを持つためには、どんな工夫が必要でしょうか。 業界のトップ

TRs-809:納入先や販売先だけではなく、その先にいる最終的なお客様も意識する。 [トップリーダーズ]

地方の倒産寸前の小さな工務店が、全国に自社ブランドの建築物を拡大して大きく成長したきっかけは、真のお客様の認識が他の工務店とは違っていたことだった! 原材料メーカーが販売先のレストランのことばかり考えて、そのレストランで食べているお客さんのことを考えなければどうなるでしょうか。お客さんに支持されない商品になれば、結果として自社がレストランの信頼を損ねて販売先を失うことになります。 納入先や販売先の向こうには、エンドユーザーがひしめいています。自社が最終的なお客様を意識する

TRs-808:大勢の人がいる場で存在感を出すために、自己アピールよりも重要なこととは。 [トップリーダーズ]

テレビ番組で複数のお笑い芸人たちが一堂に出演しているようなタイプのバラエティ番組を見ると、一般の社会人や学生たちも「人と人とのコミュニケーションを円滑にするためのコツ」のヒントが見えてくるようになった! パーティーや飲み会などに行って、複数の人がいる場で、みんなをうまく盛り上げられる人と、誰からも相手にされずに存在がなくなってしまうような人がいます。なぜそのような差が出てくるのでしょうか。 複数の人がいる場で、まず意識を向けておかなければならない人は誰なのでしょうか。それ