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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
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#経営

326:「圧倒的優位を築く」という、ビジネスの世界での勝ち方の王道を忘れない。 [トップリーダーズSelect]

日本を代表するジョッキーが語った「競馬の王道」とは、人気薄の馬が巧みな戦略と技術で人気のある競合馬を軒並み倒して大逆転するような大穴レースではなく、あくまでも「プロの勝負師」としての勝ち方にあると語った! 大きな勢力を相手に勝ち目のない小さな勢力が、奇跡的に大逆転を起こして勝利する、というようなドリームを考えて経営を行っていては、ギャンブルをやっているのと同じことで不安定な経営になってしまいます。 ビジネスの世界にも「勝ち方の王道」というものがあります。自社が業界の中で負

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096:「天性の能力」だけに頼っていると、必ず成果と成長は行き詰まる。 [TRs-Select]

相撲の世界でも屈指の「生来の怪力」を持つ力士が、豪快な相撲とは裏腹に、調子にムラがあったりすぐケガをしたりする理由は、単純にその「生来の怪力」のせいだった! どんな人にも「天性の能力」が備わっています。子供の頃からこんなことが得意だった、昔からこういうことには長けている…、そういう「天性の能力が」必ず誰にもあるはずです。 そして、多くの人がその「天性の能力」を武器に仕事をしていますが、それに頼りきりでいると、必ず行き詰まります。プロフェッショナルの世界とは、その「天性の能

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095:日常の「頼まれごと」を追求すると、大きなビジネスチャンスになる。 [TRs-Select]

いまや大勢のタレントを抱える芸能事務所を社長が開業するきっかけになったのは、たまたま耳にした映画監督の小さな「頼まれごと」を全力で対応してあげたことだった! 「頼まれごと」とは、要するに需要です。つまり「頼まれごと」が発生するというシーンには、なんらかの需要が生まれているということです。 その一つ一つの「頼まれごと」は小さいかもしれないけれど、それが何十回も繰り返され、また同じように頼みたいと思っている別の人が何百何千といるのであれば、それはもう大きなビジネスチャンスと言

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094:失敗は成長を生み、その失敗の徹底的な原因追求は成功を生む。 [TRs-Select]

コーヒー業界に名を馳せる風雲児の飛躍のきっかけは、下積み時代に犯した大失敗を上司に不問にしてもらったこと、さらにはその不問となった大失敗に対して諦めず徹底的に食らいついて解決を成し遂げたことだった! 「失敗は成功の元」ということを、あらゆる成功者が口にします。 しかしそれは、失敗をすれば自動的に成功するという意味ではなく、失敗をした時にその原因を追求して解明していくことで得られるものが大きい、という意味です。 失敗をしてそれが不問のお咎めなしになった、大した影響はなかっ

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093:早めに職場や現地に到着することで、そこを自分のフィールドにする。 [TRs-Select]

常勝の強豪であるバスケットチームの強さの秘訣は、大会や試合の2、3日前に既に試合会場に着いておく、という単純な習慣だった! 「仕事ができる人ほど、出社時間が早い」「優秀な人ほど、待ち合わせ場所に先に着いている」というのは、なぜかどの業界にも当てはまるビジネスの摂理。「仕事ができないけれど出社時間だけは早い」「優秀ではないが待ち合わせ場所には必ず先に着いている」というような人はそんなに聞きませんよね。 なぜ、有能な人は到着時間が早いのでしょう? そこには、単純に「時間管理

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092:マトリックスの縦軸と横軸に何を取るかで、企画のクオリティが変わる。 [TRs-Select]

会計士には2つのスキルが必要で、会計士にはそのどちらも上手な「できる会計士」とどちらも下手な「できない会計士」しかおらず、どちらかだけが上手い人というはいなかった! 新規事業や新商品開発のアイデアを考える時に、縦軸と横軸のマトリックスを作ってあてはめて考える人は多いですが、マトリックスの発想法で大事なのは「何をどこにあてはめるか」ではなく、圧倒的に「縦軸と横軸は何の指標にするか」です。 マトリックスを使えば画期的なアイデアや意外なニッチ市場が見つかるというわけではなく、縦

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091:若き頃に時間を忘れてのめり込んだ趣味の経験が、思わぬ武器になる。 [TRs-Select]

次々に人気店を展開し上場まで果たした飲食チェーンの成功の秘訣は、社長が高校生の頃にひたすら映画を観たりジャズを見たりした経験だった! 各業界で活躍されているプロフェッショナルの方々に話を聞いてみると、今の仕事には全く関係のないような若い頃の趣味や没頭したことが、必ずと言っていいほど今の仕事のどこかに生きているものです。 若い時に寝食を忘れて、時間を忘れてまでのめりこんだものは、いつしか自分の強みになっていき、それが会社の強みにもなっていくものです。 各業界のトップリーダ

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090:自分たちの職業において、最も基礎的な能力とその鍛錬方法は何か。 [TRs-Select]

人気劇団を率いる演出家がプロの俳優の志願者たちに最初に教えることは、演技のノウハウでも発声のテクニックでもなく、意外な鍛錬だった! どんな職業にも、気力や体力は必要です。優雅に演奏しているように見える音楽家もしっかり演奏するためには腕力や握力や姿勢の維持が大事ですし、頭しか使わないという学者タイプの仕事であっても考え続けられる体力が必要だし取材をしていく行動力も必要になります。 職場でラジオ体操をやっているという会社や工場も多いですが、それを何のためにやっているかが誰も理

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089:無意識に身につけたアイテムが、ビジネスの場を簡単に崩すこともある。 [TRs-Select]

日本屈指の人気アナウンサーは下積み時代、あの人気歌手からステージの上でのプロ意識の大切さを、無意識に身につけているアイテムを指摘されることで教わった! 高級な商品を扱っているセールスマンが、安っぽいネクタイを身につけていたり安っぽいボールペンを使っていたりしたら、高級な商品に説得力が無くなります。清潔で安心のサービスを提供するスタッフが、清潔感のないハンカチや指紋だらけのタブレットを持っていたら敬遠されてしまいます。 普段から無意識に使っているモノが実は場の雰囲気を壊して

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088:下積み時代の「がむしゃら」が、成功をつかむための近道となる。 [TRs-Select]

下積み時代に10年間誰よりも早く店に来るというがむしゃらさが年商200億円のサロンチェーンの成功を生み、その教えを忠実に守った社員は8年間で年収1億円のオーナーへと成長した! どんな職業にも下積み時代はありますが、多くの人がそんな時期に「たまにはパーッと仕事を忘れる」とか「時には自分のプライベート時間が大事」などといって、仕事の取り組みをそこそこに考えてしまいます。 しかし、成功をつかんでいる人たちの多くは、下積み時代の頃に周囲の雑音や一般的な休息など気にせず、人よりもひ

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087:「それは何のための投資なのか」を内外に広く発信しておく。 [TRs-Select]

山奥の村長が、農業への投資よりも先に図書館の建てることにお金をかけたら、図書館利用率だけでなく農家の平均年収も全国トップクラスになった! 将来のための投資を行なっても「そんなお金の余裕があるんだったら、どうしてこっちにお金を回してくれないんだ」という不満の声が現場から上がりがちです。 そんな時に、経営者は「なぜ今、そのお金の余裕をそちらの投資に回さなければならないのか」ということをきちんと説明できなければなりません。特に人材育成などは時間のかかることなので即効性がない分、

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086:プロ級にテクニックを向上させるために、まずやっておくことは何か。 [TRs-Select]

日本を代表するレーサーが、全国の走り屋たちに教える「ドライビングテクニックを向上させるためにまずやるべきこと」「速く走るために最初にこだわるべき道具」は、多くの人が予想もしない意外なものだった! 一流のプロフェッショナルほど、「基本中の基本」を大事にします。それはアマチュアほど軽視しがちなメンテナンスや基礎的な道具などがそうです。 「凡事徹底」という言葉がありますが、その道のプロほど決して凡事を軽視しないのです。それは決して精神論的なことではなく、単純に「そうしたほうが誰

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085:ごまかしの効く流通経路に安住していると、商品の品質は絶対に上がらない。 [TRs-Select]

本場ドイツでワインの基本的な作り方や文化を学んで帰国したら、ワインがよく売れる日本では流通システムがおかしいことに気づき、理想のブドウ作りを始めたら大人気のワイナリーになった! 生産者と販売者の間に卸問屋や貿易商などの中間業者がたくさん入れば入るほど、もしどこかにごまかしがあっても分からなくなってしまいます。 生産者が直接売るということには、ごまかしが効かないという大きなプレッシャーがありますが、そのプレッシャーを乗り越えて期待値を超えることで生産の品質レベルは飛躍的に向

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084:有能な人材が能力を発揮できないような環境になっていないか。 [TRs-Select]

現在も球界に燦然と輝く空前絶後の大記録を成し遂げた伝説の選手は、大舞台になると血の気が失せて精彩を欠く極度の小心者だった…! 失敗ばかりでなかなか成長しない人物も、実はとてつもない優秀な能力を秘めているのに、それを発揮できる環境や雰囲気になっていないというだけ、ということがよくあります。 有能な人材を採用したはずなのになかなか結果が出ない、という時には本人だけの問題ではなく、彼の才能を引き出すことができるような環境づくりもまた大事なのです。経営者は常に、そのように社員たち

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