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日本との温度差

寒くなってきましたよね。まぁ、12月ですから。北半球は冬ですから。日本も北半球だし、わたしの住むドイツもそう。だから、寒い。これからもっと寒くなっていきます。


日本とここの温度差、どれくらいあるんでしょう。ちょっと天気予報を調べてみました。本日の東京の最高気温は14℃。そしてわたしの住む街の最高気温は6℃でした。気温差は8℃あります。これ、結構ありますよね。


・・・寒い。


まぁ、緯度がこちらの方が高いですから、仕方のないコトです。


今回、話題にしたいのはその「温度差」のことではありません。何の温度差かというと「つきあい」のことです。


例えば、仕事のことです。以前にも、こんな記事を書きました。



わたしは日本から派遣されてきて仕事をしています。だけど、現地と日本との間に壁がある気がするのです。まぁ、「温度差」と言い換えてもいい。現地からの要望と、それに応えることができない本国との溝。そして確執。


ついつい、叫びたくなる衝動に駆られることもあります。


お前が、ここにきて、やってみろ!


そう言いたくなることもあります。


「温度差」を感じるのはそれだけではありません。こちらが積極的に「やろう!」と思っても、本国からストップがかかる。まぁ、少し冷静さを欠いているかもしれません。


意外と、ドイツ人も「ノリ」で突き進むことがあります。それにストップをかける日本人。というよりは「日本の組織」と言いましょうか。


現地スタッフと色々議論して、結果、本国に了解を取る。展開によっては「そうだよね。じゃあ、日本に確認しよう!」ってなります。


でもですね。


それを陳情すると、「それは、ダメ」となることもあります。議論を重ねて、進む方向性を出した結果。それを日本に伝えても「却下」の一言で済ませられる。


ここに、温度差を感じざるを得ません。


もちろん、私たちのアイデアに穴がある可能性もあります。冷静に指摘をして、改善を促す。それだったらまぁ、進歩的な感じがします。だけど、そういうことばかりではないようです。


どうも、保守的というかコンサバというか。


仕方のないことなのですが、ちょっと釈然としない。ここに「温度差」を感じます。チャンスはそう簡単に巡ってこない。これは、わかりますよね。


もしかしたら「わたしたちのアイデア」がチャンスかもしれない。それを問い合わせ、却下される。確かに、リスクは減らせるかもしれない。それと同時にチャンスも失っている可能性もあるのです。


リスクを理解しつつ、チャンスを回収することはできないのか?考えながら、日々仕事に取り組み、日本との関わりを考えています。


まだ、答えは出ない。


それでは、また。

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