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ドイツのKaltes Essenを見習って

年齢が上がるにつれて、いわゆる「食えなくなる」と言われています。若い頃よりも「食べる量が減った」と実感するというのです。確かにわたしも20年前に比べたら「食えなくなった」と感じてます。


ところが「食えなくなった」はずなのに、体重は減るどころか、増加傾向にあるというのはどうしてでしょう。


運動してないといえばそれまでですが(最近は、腹筋運動と、階段トレ、スクワットを少し取り入れています)、確かに、往年よりは身体が動いていないし、動かせてもいません。


となると、やっぱり代謝が落ちて、筋肉もつきにくくなり、結果的に痩せにくくなるようです。何もしなくても体重をコントロール出来てたあの頃とは、やっぱり違ってきていると、実感します。


持論ですが、ダイエットとミニマリズムは共通点が多いです。大原則は「手放す量>買う量」「食べる量<消費する量」です。


これ、似てますよね。


ダイエットを考えるなら、運動することも必要ですが、食事を見直すことも大事だというのは、よくわかると思います。


食事、見直してみませんか?原則は先ほど上で書いた通りです。つまり、あまり食べすぎないことを心がければいい。


ではどうするか?ということですが、ここで身近にお手本になる文化があったことを思い出しました。ん?それは何かというと、ドイツのKaltes Essenです。


Kaltes Essenとは?


Kaltes Essen(カルテスエッセン)というのはドイツの夕食のことを言います。「冷たい食事」という意味があるそうです。日本では「冷や飯を食う」という言葉もあります。意味はちょっと違いますけどね。


まぁ、冗談はさておき。


冷たい食事というのはどういうのかというと、ドイツ人に聞いたところ、パンとハムとチーズ、そしてビール、あるいはワイン。これで終わり。


いや、あんな身体の大きなドイツ人が、夜、あまり食べてないなんて!冗談だろうと思ったし、ネットで見た記事だから、違うこともあるんじゃないかと思ったら、どうやら本当らしい。


確かに、ドイツ人と夜、食事に行ったときに、注意深く見ていると、意外とモグモグバクバク食べる人はいなくって、つまみをちょっと食べながら、ビールを飲みながら、延々と語り合う(ビールは基本、底なしw)スタイルでした。


食べる、というよりは、トークが中心と言いましょうか。


もちろん、レストランに行くときはそうでもないですが、普段家で夜ご飯はそれで終わりという人が多いようです。


わたしも日本人ですが、日本のように毎日、夜はガッツリ食べるという人は少ないようです。


Kaltes Essenを試してみる


夜食べる量を減らす。Kaltes Essenではないかもしれませんが、試してみることに。わたしも、平日夜は食べる量を減らしています。Kaltes Essenを見習って、ハムとチーズ、そしてビール。


パンはほとんど食べません。


これだと物足りないんじゃないか?と思うかもしれませんが、慣れてくると「これで十分」と思えてくるから不思議。


夜食べ過ぎると、朝まで残っているような気がしますし、食べすぎて消化できてないと、朝、胃が重かったりしますよね。


少なく摂取して、全部消化して、朝快適に過ごす。これ、結構いい感じなんですよね。寝起きは割と快調になりました。


同僚と夜食事に行く時は、食べる量飲む量ををあまり気にしません。その時は、ガッツリいきます。ガッツリ行くと、やっぱり次の日の朝は「身体が重い」感じがしますよね。


そういうメリハリを感じることが、大事なのかもです。


まとめ


パンとハムとチーズで夕食終わり。しかもこれが毎日続く。ドイツのKaltes Essen。毎日、本当にこれで過ごしているそうです。


一方、夕食の献立を考える日本のご家庭は確かに凄いし、尊敬に値します。


どちらがいいかは、ライフスタイルや文化にもよります。いいところは見習い、実践する。やってみると、こっちの方がしっくりくることもありますよね。


簡素な食事をさっさと済ませて、夜の大切な時間に充てる。これも大事なことかもしれませんね。あなたは、どうしますか?


それでは、また。

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