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月曜日の夜に考える、SNSの本来の使い方

さて、6月最終週が始まりましたけれども。月曜日と言えばそうです、昨日の「光る君へ」の有識者による考察がSNSでなされる1日ですね。

昨日の「光る君へ」も私の中で、「はて、なんでこれをするんだろう……?」という謎がいくつかあって、謎を持ち越したまま今日を迎えた。朝と仕事の合間にSNSを見ていたら、無事それらの謎はすべて解決された。

「〇〇というシーンで、〇〇をしていたのは昔の習わしで..…」
「〇〇で登場した和歌は、〇〇という意味。つまり真意は……」
「〇〇で〇〇と言ったのは、史実によると……」

いや~、ほんとうにすっごい。感服。ありがとう、有識者。ありがとう、有識者と私を繋げてくれるSNS。

とはいいつつも一度は、自分で調べてみたことだってある。しかし、いくら頑張って調べても、なかなか答えには辿り着かなかった。というのも、史実は「知りたい」という1点だけを教えてくれるわけじゃない。その1点に至るまでの歴史や出来事、事実が重なった結果としてできたのがその1点だから、つまりはその1点ができるまでのその周辺のことや歴史を知っていないと「あ~だからか!」にはならないのだ。

それを、一瞬にして繋げてくれるのがSNSにいる有識者たち。名前もしらない、画面の向こうにいる知識者たちは、持っている知識がすごいのはもちろんのこと、「きっと視聴者の多くがここを ”なんでだろう?” と思うだろうな」という点をついて投稿してくれていること。真にすごいのは、後者なのだ。


今日、話題の月10ドラマ「アンメット~ある脳外科医の日記~」が最終回を迎えた。私の中では月曜日の楽しみの1つで、今日の最終回だって見たいような、見たくないような複雑な気持ちを持っていた。だって、終わってしまうということは月曜日の楽しみが1つなくなってしまうということだ。

リアルタイムでドラマを見て、CMの合間でSNSを開く。すると、

「あ~終わらないで~~」
「今日が最終回ってほんと!?」
「続きが気になるのに、刻一刻と終わりが近づいていることが悲しい」

と、そんなツイートを見ていると、同じように思っている人が自分だけじゃないことを知る。

ああ、そうか。もしかしたらSNSの本来の使い方って、これらのなのかもしれないなと思ったり。

”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。