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はっきりと

今日は、長男の担任と話す日。
これからどうしていく?
を話し合う日でした。


ドキドキしながら。

現状報告だけでなく

今年度の長男は、運動会と社会見学に参加しただけ。
お便りを取りに行く時に少し話したり…ってのもあったかな。

だから、そんなに深い話になるとは思っていませんでした。
現状をお話しして、年明けどんな感じで過ごしましょうか?
みたいな話でおしまいかなって。

でも、その短時間の中で、
先生は長男のことをしっかりと見てくれていた。
特徴も掴んでいた。

これからどうしていくのか
長男にとって何がいいのか

一方的に話す、でなくて
【お互いに想いを伝える】
そんな時間でした。


1人の保護者として。


『先生』が担任の先生に相談しにいく。
これは私がとても抵抗があったものです。

『先生』の子どもが学校に行かない
『先生』が他の人に我が子のことで相談する

『先生なのに』という変なレッテルが自分の中にありました。
この2年でかなりなくなりましたが、
世間一般には、受け入れ難い現実があるのも事実です。
(夫や義両親には、まだ根強くあって
なかなか理解されずに、きつい部分もあります・・・。)

職業は『教員』であっても、
長男の『親』。
1人の保護者。
母親なんだ。

今回の話し合いでは、
ここをしっかりと持ってお話することができました。


我が子にとっての『今』の最善とは


話していく中で、
「お母さんとして、長男が今後どのようになっていって欲しい、と言う願いを聞かせてください」と質問されました。

学校では、月5日以上連続して欠席する場合、
市の教育委員会に報告することになっています。
その時に、どういった状況で、どんな感じに過ごしてるのか
どんな状態なのかを伝える必要があります。
そして、
これから、どう言う目標でどのような関わりをしていくのか
と言うことも一緒に報告することになっているのです。

職場では考えていたことなのに、
我が子のことははっきりと考えていなかったことに驚愕。
改めて先生との会話の中で考えてみました。


改めて考える

これから、どうやって過ごしていって欲しいのか。
何を大切にしていって欲しいのか。

私は我が子に

【自分のことは自分で決めて自信を持って進んで行ってほしい】

と言う想いがあることがはっきりしました。

それは、日常の小さなことで言えば、

今日は学校に行ってみたいから行く。
今日は疲れたから家で過ごす。
今日は〇〇と遊びたいから遊ぶ。

を周りに左右されずに決めていく。
そういうことをしていって欲しい。

でも、今の長男(と次男)には自分で選択肢を見つけて
決定する・・・と言うことは難しいです。
というか、そもそも彼ら(我が子だけでなく、こども全般的に)の持つ選択肢は、本当に少ない。
大人になったら何になりたい?と聞かれると、
目立っているYouTuberやサッカー選手、お店の店員さん。と
子どもたちの目で見えるものしか答えられない。

だからこそ、子どもたちには
色んな場所で、色んな人と触れ合い、色んなことを体験して
色んな考え方に触れてほしい。
子ども自身の世界を広げて欲しいんです。

そして、そういう選択の経験をする場所は『学校』だけなくてもいい。
旅での出会いだったり、コミュニティだったり、フリースクールだったりと
沢山の場所がある。

もちろん、ただ放っておくだけでなく、わたしが意図的に準備することも必要です。

勉強は、必要な時にできるようになる。
『これがやりたい!!』と思った時に
必要であれば、必死に練習したりして、できるようになる。
(自炊したことがない人が、就職して一人暮らしになって初めて家事をやってできるようになっていく、みたいに。)

だから今、我が子は家で…自分の安心できる場所でエネルギーを貯めることを選択した。

ただ、それだけのことだと思うのです。


わたしの「想い」が確かに


今回の話し合いは
以前から『お茶でも飲みながらのんびり話しましょ〜』と言ってたんです。
長男の担任、新卒でまっさらで可愛い子(私とひとまわりも違うw)だから、
少しでも話し合いが楽しいものになればいいなぁと
思っての提案でした。

私はおやつも持っていって、
お茶を飲みながら、おやつを食べながら、
ゆるゆる〜っとお話しました。

同じ職業ということもあり、クラスのこと、教育現場のことなど
ざっくばらんに話しました。
そして、先生自身のお話も聴けて、先生の想いも知ることができて
お茶しながらお話しましょう〜♪は大成功でした。

今日の話し合いの時間が
私の今までのやってきたことの答え合わせのような時間。
やってきたことに間違いはないんだと、改めて思えて
先に進んでいこう、と言う気持ちを確かにしました。

素敵な時間を過ごせたことに、感謝です。