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自宅でLinuxを扱いたい場合の環境構築方法について


皆さま、お久しぶりです。

「今年ももうすぐ終わるなー」と思っているウィリアムです。

いかがお過ごしでしたか。

さて、本日は自宅でLinuxを扱いたい場合、Tera TermとCygwinを用いた環境構築方法について話をしていこうかと思います。

少々、マニアックな話になります。



1.はじめに


「そもそもCygwinとかTera Termって何?」と初めに思った方もいるかもしれません。

まずは、それぞれについて簡潔にご説明していきます。


2.Cygwinとは?


まず、Cygwinについてご説明いたします。


「Cygwin(シグウィン)は、Windowsオペレーティングシステム上にUNIXライクな環境を提供する互換レイヤーで、フリーソフトウェアである。手軽にUNIXライクな環境を用意できる点で人気がある。Cygwinをインストールすることで、OSの差を吸収し、Windows上でUNIXのソフトウェア資産を活かすことが可能となる。また、ゲストOSが不要でハードウェアの仮想化も一切行わないためインストール手順が簡略化されると共に、軽量に動作する。X Window Systemにも対応し、GUIアプリも動作する。」

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


簡潔に述べると、Windows上の環境をLinuxコマンドで操作できるようにするといったイメージをもってもらえれば良いかと思います。

もちろん、使用するOSはMicrosoft Windowsです。

フリーソフトウェアなので、無料で使えます。


3.Tera Termとは?


次に、Tera Termについてご説明いたします。


「Tera Term(テラターム)は、寺西 高(てらにし たかし)により開発されたリモートログオンクライアントである。現在ではTeraTerm Projectによりオープンソース(修正BSDライセンス)として開発されている。

SSH・telnet・シリアルの各通信プロトコルに対応し、Microsoft Windowsで使用できる。」

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


簡潔に述べると、サーバーにリモートで接続できるものです。

OSはMicrosoft Windowsで使用できます。

しかも、オープンソースなのでこちらも無料で使えます。


4.環境構築手順について


何故、CygwinとTera Termをご紹介したかというと、IT業界ではLinuxを扱うことが多く、自宅で色々と学習したいと思いLinuxを扱えるような環境構築方法を調べていたからです。

これからこの二つを使って、自宅で簡単に環境を構築する方法をご説明いたします。


以下の方法で環境構築は完了です。

①Cygwinをダウンロード・インストールし、セットアップする。

②Tera Termをダウンロード・インストールし、セットアップする。


「これだけ?」と思った方もいるかもしれません。

そうです、環境構築はこれで完了です。

意外と簡単ですよね。


③Tera Termを起動し、画面左上のファイルタブをクリックしてCygwin接続を選択します(或いは、画面上でAlt+Gボタンを押す)。

※①と②の手順を逆にすると、③で失敗します。順序を逆にした場合は、Tera Termをアンインストールしてから再度インストールして下さい。最初、自分はこの原因が分からず悩みました、、、

もちろん、Cygwin単体でも操作出来ますが、Cygwin単体だとTera Termで扱えるTTL形式のマクロを作成して動作させる際に上手くいきません。

マクロを扱いたい場合は、上記手順で一工夫するのがお勧めです。

尚、CygwinとTera Termのダウンロード・インストール・セットアップ方法に関しましては、本日はご説明を割愛させて頂きます。

※インターネットで検索すると、いくつかヒットしますよ。


5.最後に


ざっくりとでしたが、自宅でLinuxを扱いたい場合の環境構築方法についてご説明させて頂きました。

Linuxを自宅で扱いたいと考えている人のお力になれれば幸いです。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

それでは。




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