面接って意味あるの?
こんにちは、しゃちょうです。
今日はきっと求職者だけでなく、採用側も一度は悩んだことのある疑問、「面接って意味あるの?」というテーマについてお話します。
また、面接に意味があるのかないのかはさておき、面接後に一体何を基準にして採用すれば良いのか悩むケースもあると思いますので、その場合の考え方についてもお話します。
求職者だけでなく採用する側にも沿ったお話になっています。
人は他人の素質や本音を見抜けない
面接に意味はあるのか?
この問いに答えるためには、採用する側が面接にどのような効果を期待しているのか、を知る必要があります。
結論から言うと。
面接で求職者の性格、志望動機や熱意など発言の真偽、仕事のパフォーマンスを測ろうとする場合、面接をやることに意味はりません。
人材会社で働くと研修の一環などで触れる話だと思いますが、多くの国で行われた長年の研究により、人間は他人の性格や発言の真偽、仕事でのパフォーマンスを測れないということが明らかになっています。
まず、人は他人の嘘を見抜けません。俺は見抜ける!と思っている人は、そう思っているだけです。人間が他人の嘘を当てられる確率は約50%です。これはコインを投げて表裏で決めるとの確率が変わりません。
仮に本人を詰めて「嘘でした」と言わせたとしても、それは単に「萎縮させて言わせた」か、めんどくさくなって言ってしまった可能性もあります。
仕事のパフォーマンスに関しては本人の経験・能力よりも人間関係の方が大きく影響するということが分かっています。どれだけ優秀な人間を雇っても、その人と同僚や上司の相性が悪ければ、期待したパフォーマンスは発揮されません。
また同じ業種・職種であっても会社によって仕事の回し方が違うということは往々にしてあります。人間が他人のパフォーマンスを正確に推測できる確率は50%以下です。コインの表裏で決めた方がまだマシです。
しかし、それでも
しかしそれでも、面接に全く意味がないのかというと、そういうわけではありません。
実は面接には以外なメリットがあります。
それは・・・
その会社の企業文化に合うかどうかが分かるということです。
「企業文化に合う」とは何でしょうか?
実はある程度定義されています。
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