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「キラキラしたお母ちゃんになりたい」3つの部署で活躍するワーママが語る今後の目標とは

北海道大学を卒業後、2013年に新卒でウィルゲートに入社。入社後は開発室に配属され、その後、サグーワークスの運営チームに異動。2020年に産休・育休を取得し、2021年から復帰。現在は、セールステック事業部 セールスサポートチーム、M&A事業部 事業推進チーム、経営管理室 基幹システム運用チームの3つの部署を兼任し、その中で2つのチームリーダーとして活躍しています。

今回は、子育てをしながら多方面で活躍している夏目のインタビューをお届けします!


ウィルゲートに入社を決めた理由は”職場環境”と”人柄”

ーーウィルゲートに入社されるまでのお話を聞かせてください。

高校卒業後、北海道大学の農学部に入り、大学院までずっと研究をしていました。一般的な進路としては、メーカーや農業試験場などに就職する人が多かったのですが、農業系の仕事はまだまだ男性社会の色が強く、体力仕事なども多くあると知り、もう少し視野を広げて就職活動をしようと考えるようになりました。当時、学生団体に所属していたなかでベンチャーに就職する人がいて、そこで初めてベンチャー企業に興味を持ちはじめ、選考を受けることにしました。

ーー農学部からIT系のベンチャー企業に入社するのは珍しいですね!なぜウィルゲートに決めたのですか?

就職活動をしている時は、ベンチャー企業のこともよく分からないし、ITの知識も全くない状態だったのですが、エージェントの方と相談していくなかで、自分は業種や職種で選ぶというより、職場環境や人柄で選ぶのが良いのではないかという結論に至りました。その後、さまざまな企業の選考を受けるなかで、そういった軸を基準に最終的に選んだのがウィルゲートでした。

ーーウィルゲートに入社してからのキャリアについて教えてください。

総合職で内定を頂いていたのですが、配属面談の時に開発室に行くことが決まり、最初の2年間は開発室に所属していました。プログラミングは完全に未経験でしたが、最初はコーディングの業務をしていました。1年目の終わりからは、要件定義やテストをメインの業務として実施。その後、記事作成代行サービスの「サグーワークス」を運用しているグループに異動し、ユーザーからのシステム関連のお問い合わせの窓口と社内の開発部門との窓口を担っていました。当時はサグーワークスの社内開発が活発だったので、要件定義の調整からテスト、現場への展開が主な業務でしたね。その他に、新しい事業のシステム構築などにも携わりましたね。その後、2020年に第一子出産のため、産休に入りました。

ーー産休・育休を取られて、2021年に復職をされてから今は3つの部署を兼任しているということですが、徐々に役割が増えていったのでしょうか?

そうですね。復職するタイミングではセールステック事業部のセールスサポートチームと経営管理室の基幹システム運用チームに所属することになりました。復職して半年くらい経過したところで、M&A事業部の事業推進チームにも少し携わることになったという流れです。


誰かと誰かの間を”翻訳”するような業務

ーーメインでやられているのがセールステック事業部 セールスサポートチームでのリーダーということですが、どのような業務になるのでしょうか?

セールスサポートチームでは、各営業担当者の事務手続きを代行したり、お客様に渡す役務提供用のリストや、アポを獲得するためのリストを作成したりすることなのですが、私はメンバーへのこのような業務の割り振りや、全体の調整役として他部署との窓口を担っています。

ーーどのようなことを心がけていますか?

セールステック事業部はまだできて間もない部署なので、新しいサービスを考えたり、新しい分野に積極的にチャレンジをしたりしている人が多いです。そのような状況の中で、それぞれがやりたいことを汲み取りつつ、連携が必要な管理部門の人たちにきちんと情報が伝わるよう自分が間に入ってうまく伝えていくことを心がけています。

というのも、新しいサービスを作りたいとなった時、事業部側は、どのような手続きが必要でどのような業務フローが会社として適切なのかという知識をあまり持っていません。その辺りの専門知識を持っているのは管理部門の人たちなので、そこの間を繋いで前に進めていくのが私の仕事です。私がやっている仕事は、いわば、誰かと誰かの間を”翻訳”するような仕事と言えるかもしれませんね。

ーーセールスサポートチームだけでなく、基幹システム運用チームでもリーダーされてるということですが、具体的にはどのような業務を行っているのでしょうか。

基幹システム運用チームではSalesforceに関する業務を行っています。Salesforceは全社で使っているツールなので、その管理であったり、「新しく機能をつけたい」「不具合が起きたので何とかしてほしい」といった声に対応したりしてます。

私以外にもう1人専任でSalesforceの保守・改修の業務を担ってくれているメンバーがいるので、私の役割としては調整が必要な案件の調整と少しややこしい内容の整理がメインですね。

ーーM&A事業部の事業推進チームではどんな業務をしているのですか?

M&A事業部の事業推進チームに関しては、本当に部分的にお手伝いしているくらいなのですが、社内手続きのサポートなどを実施したり、データを分析するようにしたいという要望に応えたりしています。M&A事業部の稼働は全体タスクの10%程度で、バックオフィスのサポート業務を行っています。


子育てするパパ・ママの交流の場として”子育てチャンネル”を開設

ーー夏目さんは育児をしながらお仕事をされていますが、ウィルゲートの職場環境についてはどのように感じていますか?

他社と比べたことがないのでハッキリとしたことは言えないのですが、正直ウィルゲート以上の環境を望むのは難しいのではないかと思うほど、多くのサポートをしてもらっていると感じています。

家庭の事情で仕事を休まなければいけないことも多いのですが、休むことに対してネガティブに受け止められることは一切ありません。休まなければならない時には「体調を大事にしてくださいね」「お子さんを優先してくださいね」という温かい言葉をかけてくれる仲間が多く、心理的な安心感がすごくある環境です。男性でも育児休暇を取る人も増え、育児に対して理解をしてくれる人が増えてきた印象もありますね。

ーー夏目さんは育児中のパパ・ママを対象にした取り組みをされていると伺ったのですが、どのようなことをされているのですか?

子育てをしているメンバーがコミュニケーションをとる場所として、ウィルゲートのSlackに”子育てチャンネル”というものを開設しました。そこで1ヶ月に1回ほど子育てランチ会の呼びかけをし、オンラインで集まってコミュニケーションをとっています。

ーー”子育てチャンネル”ってすごく素敵ですね。なぜそのようなチャンネルを作ったのですか?

2021年の夏頃に”子育てチャンネル”を開設したのですが、当時所属していた部署にお子さんを持っている方がいらっしゃらなかったこともあり、子育てを頑張っているメンバーと話したいというシンプルな気持ちから、チャンネルを開設することを決めました。”子育てチャンネル”ではさまざまなことが話題になり、例えば子どもへのクリスマスプレゼントで話が盛り上がることもありましたね!

ーークリスマスプレゼントの話題はたしかに盛り上がりそうですね!このチャンネルを作ったことで、どのような変化がありましたか?

私の娘はもうすぐ3歳なのですが、これくらいの年代の子どもを持っているメンバーも結構いるので、そういうメンバーとの距離みたいなのは近くなったなと感じる場面はあります。子どもがいることがコミュニケーションのきっかけになることは結構多く、他部署のメンバーとの交流も生まれています。今までですと、同じ年代の子どもを持つ親同士でのランチ会なども企画しましたね。


復職したことで、仕事と子育てをさらに頑張ることができている

ーー復職をされてから、仕事に対する心境の変化などはありましたか?

復職したことで社会に出られることが何よりも嬉しかったですね。産休・育休の時はコロナ禍の真っ只中で、どこにも出かけられない状態が続いていたこともあり、精神的にはかなり辛かったことを覚えています。

育休が明けて働く時間ができたことで、子どものことを考える時間と仕事をする時間でしっかりとメリハリがつけられるようになりました。そのことで、仕事も子育てもさらに頑張ることができるようになった気がします。

ーー夏目さんはサポート寄りのお仕事をされていると思うのですが、今後はどのような思いで仕事をしていこうと考えていますか?

2013年に新卒で入社したので、ウィルゲートでは11年目に突入したわけですが、社長や専務をはじめ、同期のメンバーが会社で活躍しているのを見ているなかで、その人たちの力になりたいと思う気持ちは強くなってきました。今後もウィルゲートのメンバーの頑張りが成果に結びつくように私ができる限りのサポートをしていきたいと考えています。


目標は「キラキラしたお母ちゃん」になること

ーー最後に、夏目さんの『will』を教えてください!

私の『will』は「キラキラしたお母ちゃんになる」ことです。
先ほどもお話ししましたが、産休明けに実感したのが「働けるのってすごくありがたいな」ということです。働いていることが家庭の方にもプラスになるようにしたいと考えています。今働いている環境にも感謝ですし、仕事をしているからこそ元気な状態を目指したいと思っています。

子どもから見た時に、仕事をしていて辛そうだなと思われるのは嫌で、楽しみながら働くことで「キラキラしたお母ちゃんになる」ことを目標に今後も頑張っていきたいと思います。

ーー貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

(取材・文/小町 編集/渡邉 撮影/金)


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