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「片づけ」フローの意外な活用法:持ち越しタスクも整理しよう!

皆さんは、「To doリスト」をつけていますか?
毎日手帳を書く方は、「つけている」と答える方が多いかもしれません。

「To doリスト」は、タスクが可視化できたり、優先順位がつけられたり、達成感によるモチベーション維持などメリットが多いですよね。
同時に、難易度の高いタスクや優先度の低いタスクが残りやすかったり、「To Doリスト」に集中しすぎて大きな目標から気がそれやすいなどのデメリットもあります。

私もTo doリストを活用している1人です。
毎朝「達成したいタスク」を書き出し、優先順位をつけて処理。寝る前に1日を振り返り、朝作ったTo doリストを眺めます。すると、リストの中位~下位にある「緊急度は高くないが重要なこと」に「完了」の「☑」が入れられないことが多いことに気が付きます。

こうしたタスクは長期的な目標達成のためにリストに上げていることが多く、どうしても短期的なものと比較すると優先順位が下がります。
結局翌日以降に持ち越しになることが多く、それが悩みの種でした。

皆さんの中にも「あるある!」と思った方がいるのではないでしょうか。

放置しておくと、長期的な目標達成に時間が掛かったり、「達成できない」ことで自己肯定感が下がったり、影響が出ることも考えられます。

この悩ましい「To doリスト持ち越し問題」について、最近「片づけのフロー」を活用すると良いことに気が付きました。

そのアプローチは、こんなステップで進めます。

1.情報の全出し
マインドマップなどを使い、タスクに関する思いつく情報を全て書き出します。

2.要不要の選別&「保留ボックス」の活用
1.の情報を頭におきながら、そもそも今の自分がやるべきタスクか、仕分けます。

「今すべきことではないかも知れない」と迷う内容は、「一時保留のタスクリスト」に移し、「To doリスト」からは外しましょう。
期限を決めて保留にし、時間が経過しても必要だと感じたら「To doリスト」に戻します。

3.分類(タスクの細分化)
大きなタスクは小さなステップに分割します。それぞれを個別のタスクとして処理することでハードルを下げ、行動しやすくします。

4.仮置き
スケジュールをブロックします。
具体的には、1日の中で特定の時間を「低優先度タスクの時間」に割り当て、この時間は他の高優先度のタスクを行わず「中位以下のタスクに集中する時間」とします。

5.定位置の設定
1.から4.まで終えたら、「いつまでに」行動するか明確な期限を決め、スケジュールにブロック。

こうして、毎日の「To doリスト」には「3.分類(タスクの細分化)」で分割した小さなタスクを記し、「5.定位置の設定」に向けて取り組みます。

この片づけフローで対策すると、中位以下のタスクも効率よく処理できるようになり、それが全体の生産性を向上させることにもつながります。長期的な目標に向けたタスクも意識しやすくなりつつ、本当に必要なことを優先して処理することが可能になるのです。

タスクの持ち越しに悩んでいる方は、是非試してみてください!





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