見出し画像

サウナーによるサウナの楽しみ方

サウナ愛好者の人口について、一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所の調査によると月に1回以上通う人は777万人いると言われています(2021年時点)。今回は、そんなサウーたちによるサウナの楽しみ方・中級編をご紹介します。

■サウナは脳に効く

こちらの記事では、サウナの入門、特にメンタルフィットネスとして欠かせない「脳への効果」についてご紹介しました。



そんなビジネスパーソンにもうってつけのサウナですが、そのコミュニティ、コンテンツはどんどん新しく創られ、愛好家の中でじっくり浸透していると言います。


■サウナを倍楽しめるサウナ用語

まずは、サウナを楽しむ人たちの中で使われているサウナ用語をご紹介します。

・サウナー

サウナ愛好家の人々のこと。

・サ活

サウナ活動の略。

・ととのう

サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことにより副交感神経優位になったトランス状態のこと。サウナーが作り出したサウナ用語。


・サウナストーン

サウナ室の温度と湿度を調節する石のこと。


・ロウリュ

サウナストーンに水をかけること。


・アウフグース

ロウリュをした後にサウナ室をタオル等で仰ぐ行為。入浴者に熱風を送る。アウフグースの世界大会というものも存在し、2021年はポーランドで開催された。


・ヴィヒタ

白樺の小枝を束ねたもの。香りを楽しんだり、サウナで火照った体を叩くようにして使用する。


皆さんが聞いたこと、使ったことのあるサウナ用語はありましたか?


■通も読んでいるサウナ雑誌

一口に「サウナ雑誌」と言っても、サウナーの特集が多い、施設紹介がメイン等、雑誌ごとに特徴が異なります。


・SAUNA BROS.(サウナブロス)




◇現在vol.3まで発売中

◇サウナ好き有名人の特集が多いのが特徴。


・Saunner+

サウナ施設関係者への取材が多く載っているのが特徴。






ぜひ興味が湧くものを手に取ってみてください!


■サウナーのサウナの楽しみ方

実際サウナを愛してやまないサウナーは、サウナをどのように楽しんでいるのか。エンタメ界のサウナーお二人をご紹介します。


一人目は、Official髭男dismのギタリスト小笹大輔さんです。2021年1月に「サウナ・スパ健康アドバイザーとサウナ・スパプロフェッショナル(管理士)」の資格を取得したことを公表されています。

モノづくりをしていたり、ライブの後は脳が興奮しているので、終わってもなかなかOFF状態に戻れず切り替えられません。それが、サウナに入るとニュートラルな状態に戻ることができるんです。普段は「気持ち良い」という言葉で説明していますが、体だけでなく脳がスッキリすることの魅力が一番大きい。だからアーティストにサウナーが多いんだと思います。サウナ、水風呂、外気浴している時のあの「気持ち良さ」は、日常生活の中で替えが効かない。ほかに比べるものがありません。(SAUNA SPA5月号)

https://sauna.or.jp/sauna_news/back_number/pdf_files/2011-2030/newspaper492.pdf


二人目は、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さんです。


汗かきながら、普段と違う極限の場で男同志語らうっていうのも、これは奥深いものがあると思うし、サウナでしか話せないこともあるし。今いる西麻布のサウナ『アダム&イブ』がボクのホームサウナなんですが、こうやって週4日も通って常連になると顔なじみがどんどん増えてきて、それも醍醐味だと思うんですよ。名前こそ知らないんですけど、スキンヘッドのあの人またいるな、とか、マッチョなあの人今日もいるな……「こんにちわ」なんてアイサツしちゃったりして。…やっぱり、そうやってサウナ入るのが全ての機動力になってますよ。仕事終わってココ来ると本当に切り換えができて。(SAUNNERS インタビュー2016.3.7)

http://saunners.saunasoken.jp/interviews/1.html


「仕事とプライベートを切り替えるスイッチになる」「コミュニケーションの場となる」という分かりやすいメリットの他にも、「癖になる・忘れられない脳がすっきりする感覚」「同士を見つけられる極限の場」という、奥深いサ活への入口が見えてきましたね。



あなたもぜひ、サ活の沼にはまってみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?