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Day15 「大反省会」

こんばんは。willowです。

今日は、ずいぶん長い時間を布団の中で過ごしてしましました。
以下はその反省文です。

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みなさんは「冬眠」という言葉を知っていますか。

一部の哺乳類(クマやリス)は、体温を低く保ち、代謝を抑えることで飢餓や低温状態を乗り越えることができます。

この冬眠には解明されていない点が多くあり、学問的なおもしろさだけでなく、医学研究への応用される可能性も秘めているそうです。

たとえば、リハビリテーションで大きな問題となる廃用症候群。
長期間ベッド上で安静にしていると、筋肉が萎縮して筋力が低下します。それだけでなく、骨粗鬆症や呼吸機能の低下、せん妄や抑うつなども生じるとされています。治療に長い期間を要する病態ですが、予防が可能なため、身体活動性とともに大きく注目されています。

一方、冬眠中のクマさんはどうでしょう。呼吸数や心拍数は減り、体温は下がるけれど、臓器は傷まず、筋肉もほとんど衰えないそうです。
それでいて脂肪は効率的に燃焼させることができるので、不思議です。

このメカニズムを解き明かすことできれば、寝たきり患者における筋力低下の予防、肥満の予防(脂肪を効果的に燃やす)、臓器移植(臓器を保存できる時間を延長する)などに応用できるかもしれません。

そして、この冬眠という能力は、
① 極限状態を生きる一部の哺乳類が獲得した説
② もともと全ての哺乳類が持っていたが、環境に応じて失った説
の2つがあるそうです。

人間も、特に寒くて暗くなる地域で、冬に気分が落ち込む "冬季うつ" になる人が少なくないこと。ロシアなどでは、食べる量を減らしてほとんどの時間を寝て過ごすという冬眠に近い状態で冬を越す人がいたこと。これらから、②の説を唱える人もいるそうです。

というわけで、ぼくの中で"冬眠遺伝子"の発現が亢進しているのかもしれません。

ピースの又吉さんが、「ぼくたちの遺伝子が違っていることは、いい意味で "言い訳" になる。"完全な平等" が実現してしまうのは怖い。」と言っていたことを思い出しました。

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以上、反省文でした。
みなさんが今夜も心地よい睡眠をとって、気持ちよく目が覚めますように。

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