シロッコ

営業職。2023年5月、適応障害の診断を受けて現在休職中。43歳。家族は妻と子供(6歳…

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営業職。2023年5月、適応障害の診断を受けて現在休職中。43歳。家族は妻と子供(6歳と4歳)。夫婦でフルタイム勤務。日々を忘れないように、noteを始めました。

最近の記事

休職期間に入ると同時に、妻は海外出張へ飛び立った

はじめてのメンタルクリニックを受診し、適応障害の診断を受け、3か月の休養が必要と医者から伝えられたその日、ぼくは震える手で上司に電話し、長期休養に入りたい旨を伝えた。 今まで有休もロクに使ったこともなかったし、新婚旅行でもPCを持参していたほどだ。 このマインドは、「ザ・浪速の中小企業の経営者」である父親からもろに影響を受けている。 父は24時間・365日仕事のことを考えているような人だった。そんな背中をみて育ったから、ぼくにとって休むことは、後ろめたく、辛いことだった。

    • 転職して8か月で適応障害。そして休職へ。

      まさか自分が メンタルは強い方だと思っていた。性格テストのようなものをやってもストレス耐性はあると出ていたし、新卒で入社した会社はゴリゴリの営業会社でそこで耐え抜いてきたという自負はあった。むしろ、メンタルで休職するような人を若干、バカにしていたこともあった。 自分は強い人間だと。多少仕事で辛いことがあっても、切り替えられるし、切り替えてきた。そして乗り越えてきた、と思っていた。 転職活動は成功だった 去年の8月、42歳で4回目の転職をした。大手電機メーカーのグループ会

      • 42歳12年ぶりの転職活動、1か月が経過

        転職活動を本格的に開始して1か月が経った。 巷では40歳からの転職ってどうするみたいな、ノウハウがたくさん転がっていて、自分も一通りそれらの情報に触れたが、大切なのは、自分とどう向き合うか、だと思う。 もちろん、転職活動のルールはあるので、それらのプロセスを踏むことは大切。私もこの1か月、一連の転職活動の中で、たくさんの気づきや学びがあった。 例えば、 職務経歴書を作ることで、自分を俯瞰的にみて、改めて自分の得意分野・不得意分野が明確になった。 エージェントとのやり

        • イクメンが過ぎると、パピートラックになる

          「自分の仕事もやりつつ、嫁さんのキャリアも応援したい、育児もしっかりかかわりたい」—。 子供が生まれてから、そのスタンスは貫いてきた。 周りからもイクメンですね、とか言われる。 保育園の送迎、家事、寝かしつけ。嫁さんが仕事に集中したいと申し出てきた日は、ビジネスホテルの手配までした。もちろん、自分の仕事も手を抜かないように取り組んできた。 それが、いつ頃からだろうか…。二人目が生まれて1,2年過ぎたあたりか。 自分の仕事に対して、没頭できなくなってきた。 ちょうど

        休職期間に入ると同時に、妻は海外出張へ飛び立った

          42歳、12年ぶりの転職活動をする

          もう、限界だった。 うっすらと何重にも積み重なる不満、ストレス。窒息しそうだった。やる気なんか全然出ない。一応、外面は意識して明るく振舞っているつもりだけど。緊張の糸はいつ途切れてもおかしくない。なんとか、今まで培った要領とやり過ごすテクニックだけでなんとか日々を乗り切る。仕事への思いは全くない。 ここ5年くらいはそんな感じ。 6年前の2016年。晴れて東京へ栄転となった。そして大きな案件を任された。 あの頃— 燃えていた。やる気に満ちていた。身重の妻、東京への引っ

          42歳、12年ぶりの転職活動をする