42歳12年ぶりの転職活動、1か月が経過
転職活動を本格的に開始して1か月が経った。
巷では40歳からの転職ってどうするみたいな、ノウハウがたくさん転がっていて、自分も一通りそれらの情報に触れたが、大切なのは、自分とどう向き合うか、だと思う。
もちろん、転職活動のルールはあるので、それらのプロセスを踏むことは大切。私もこの1か月、一連の転職活動の中で、たくさんの気づきや学びがあった。
例えば、
職務経歴書を作ることで、自分を俯瞰的にみて、改めて自分の得意分野・不得意分野が明確になった。
エージェントとのやりとりでは、客観的に評価してもらい、転職の戦略を立てることができた。
企業との面接では、社内の人事面談とは全く違う緊張感の中、外部の目線で評価してもらい、自分を見極めることができた。
そして、何よりも気分転換になった。
不思議なことに、あれだけモヤモヤしていた気持ちが徐々に晴れてきて、今の会社メンバーに対して、純粋に感謝できたり、仕事へ前向きになれたり、今ある環境のマイナス面ばかりに目がいっていたのが、プラス面にいくようになってきた。
もしかしたら、このnoteを投稿した3月時点、自分は少し鬱っぽかったかもしれない。
10年以上在籍している会社、特にここ3年程度、変化のない職場環境やクライアント、さらにコロナ渦で続く在宅勤務。おまけに未就学児童が二人いて、長期ローンを組んだ家。身動きがとりづらい家庭環境。
小さな小さな箱の中で、外部との接触が制限される中、文字通り、自分を見失っていたかもしれない。
本来、人は他者との関わりの中で、自分というものを理解していくもの。
今回の「転職活動」というイベントを通して、外に出て、様々な人に会い、新しい風に当たることで、自分を客観視して改めて自分というものを実感し、確認できた。
転職活動の結果はどうなるかわからない。
ただ、正直、結果はどうでもよい。
この転職活動が、今の自分が閉じ込められている小さな箱から抜け出す、絶好の機会と捉えて、単純に「今の自分」を実感したい、と考えている。
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