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私たちは中村哲医師の想いを、情熱を、こころを受け継いでいるか?

みなさん こんにちは。

 中村哲医師が銃弾に倒れた2019年12月4日からもう、3年になろうとしています。

 本がひらく さんのnoteで『天、共に在り』「序章 アフガニスタン二〇〇九年」追悼公開されました。

 中村医師がなぜ、用水路建設に私財をなげうって人生かけて取り組んだのか。この機会に改めて振り返ってみませんか?

 そこには、中村医師が経験したジレンマ、患者を治療しても治療して回復しても、飢餓や戦争によって再び命が危うい状況になってしまう途方もない現実が存在したのだと思います。

 それまで憲法9条がある日本だから信用されていたのに、自衛隊の湾岸戦争への派遣をきっかけに日本人であっても危険になったことはその後の中村哲医師の活動に大きな影響を与えたのではないでしょうか。そして、とうとう銃弾に倒れてしまいました。

以前に私が『天、共に在り』を読んだ感想をnoteにまとめた記事もご紹介しておきます。

 ここからは私見になります。
 中村哲医師が銃弾に倒れた事は、次に示すような一連なかで起きたことであり、起きるべくして起きたことだと思います。

✅ 日本政府がアメリカに追随して武装した自衛隊をイラクに派兵したこと
✅ 安保法制(平和安全法制整備法及び国際平和支援法)を成立させ自衛隊を集団的自衛権のもとアメリカの戦争に参加できるようにしたこと
✅ 立法事実や法的根拠をまともに説明せず成立させた重要土地調査法
✅ 見通しの立たない辺野古基地の建設強行
✅ ロシアのウクライナ侵攻に乗じた日本周辺国への敵対姿勢への煽り
✅ 敵基地攻撃能力(反撃能力)保有の主張
✅ トマホーク保有の議論
✅ 国民生活と命を顧みない無秩序な軍事費倍増とその財源を国民負担と豪語する有識者会議

 日本共産党、れいわ新選組、社民党以外の政党はこれらの流れを推し進めるか議論するなどとポーズをとり、この流れに加担する姿勢をとっています。

 数年前よりも確実に、戦争をする準備、戦争に巻き込まれる準備が進んでいると思います。

 政府の姿勢で問題なのは、アメリカやヨーロッパなどの軍事ブロック内での役割発揮しか眼中にないということでしょう。

 先日18、19両日にアジア政党国際会議(ICAPP)総会がトルコ・イスタンブールで開催され、そこでは日本共産党の志位委員長が提案した内容が「イスタンブール宣言」に反映されました。


✅ 「国連憲章を守りながら平和的に解決する外交努力をうながす」
✅ 「核をめぐる言動の激化を懸念する」
✅ 「ブロック政治を回避し、競争より協力を重視する」

 野党である日本共産党が参加し提案した内容が採択される中、政府自民党からの参加はなかったことからも、自民党はアジアの平和を望んでいない政党なんじゃないかと思えてしまいます。

 敵よりも優位な武器を持ちそれで戦争が防げるなとと、全く根拠のない話を推し進め、少なくとも平和とくらし、いのちに対しては無責任であるばかりかその負担を国民に押し付ければいいと安易に考えていることが透けて見えます。

 今こそ仲間同士、友人、知人、ネット・SNS上の仲間と対話を行い、一人一人が声を上げていくことが必要ではないでしょうか。

 この流れを変えるためには、国会議員や地方議員と協力・協同していくことも必要だと思います。

 議会と世論の声を融合させてこの流れをストップさせていくことを呼びかけたいし、一緒に考え、行動していきたいと思います。


 そして、私はその大きなカギを握るのは日本共産党が大きくなれるかどうかだと思っています。

 大企業からお金をもらっていない、国民の税金である政党助成金を受け取っていないから、徹底的に追及できる政党そしてしんぶん赤旗。

まずはしんぶん赤旗読んでみませんか?
そして日本共産党にお入りいただき、ご一緒にこの政府の流れを変えていきましょう。

というようなことを、日本共産党 田村智子 政策委員長が力づよく語っています。

とても面白い話を聴け(読め)ますよ!! おすすめです!


最後は言いたいことをいろいろ詰め込んでしまいました😅

 あなたも政府が誘導するまま流されるのではなく、すべての人がしあわせを求めて生きていける世の中にする行動に参加してみませんか?


最後までお読みいただきありがとうございました。

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