キャリーバッグのキャスター交換。やって学んだ事を書いておきます。
こんにちは、すぎっちです。
年末にディズニーシーとランドに行ってきたのですが、
「そうだ、昔買ったミッキー柄のキャリーケースを持っていこう!」
と古いバッグを取り出して出かけたところ、キャスターが加水分解でぼろぼろになっていて、ガーガー音を立てながら歩いていたのはオレです。
近所迷惑スイマセンでした。
noteでも多くの方がバッグのキャスターを自分で交換した記事があります。
4輪交換依頼すると2万円弱。自分でやれば2000円弱。
差額の1万8000円はでかい、でかすぎるよ!
というわけで、今回交換して学んだことをメモして書いておきます。
これを読んでる人も交換することになったら以下を参考にしてください。
1.壊れたキャスターのタイヤの横にのこぎりを差し込んでシャフトを切るのが非常に大変。
あちこちのブログで言及されているけど、φ6mmの鉄のシャフトを手で切るのってかなり大変です。女性の力だと厳しいかも。男性に頼める人は頼んでしまいましょう。
このシャフト切断がキャスター交換で最も大変な作業で、途中であきらめる人もいるようです。
大工道具を持っている人は電動ドリルでシャフトのかしめ部分を削り取ったり、電動のこぎりで切断したりしているようですが、日曜大工を趣味にする男性は決して家庭的ではなくて、単にそういう工作の機械が好きなだけの人がいるので要注意です。
(何の話だコレは、、、、、)
話を戻しましょう。
電動工具無しでシャフトを楽に切るためには、
★100均の金属用のこぎりを買うときは、替え刃も買って、キャスター1個ごとにのこぎりの歯を交換して常に新品の歯で切ろう。
100均の歯は安い素材なので耐久性がありません。すぐ切れなくなります。なので、切れないなぁと思ったら歯を交換しましょう。交換作業は気分転換、休憩にもなるし、精神的にも前向きな気持ちになれます。100円で気持ちの維持ができるなら安いもんです。
(課金して武器をたくさん持って戦場に行くのと同じ安心感が得られます。)
★バッグの中に重いものを入れて、さらに家族や友人にバッグの上に座ってもらおう。
左手でバッグを押さえて固定して、右手で鋸を引くのですが、バッグが動いてしまうと鋸をまっすぐに力入れて引くことができません。結果、両手に力が必要だし、両方を意識して作業を進めるので、どうしても鋸に力を込めることができず、腕がつかれるだけでした。
そこで家族にバッグの固定を任せて、自分は鋸に注力すれば半分以下の時間で切ることができました。(慣れもあるけど)
★1日で4輪のシャフトを切るのではなくて、数日に分けて切ろう。
初日はけがをしないようにとか、いろいろ気を使ったこともあって、腕がしびれてキャスター2個で止めてしまいました。時間のあるときにこつこつやる感じでちょっとずつ進めましょう。
旅行直前にキャスターの破損に気づいてしまい、今夜4本交換、、、、なんてことはやめましょう。その時は素直にバッグを借りるか買うかしましょう。
2.交換用のキャスターを正しく選択購入するために。
★ノギスがあったほうが良い。持ってなければ100均で金属鋸を買うときについでに買うといい。
交換用のキャスターホイールはAmazonにたくさんありますが、タイヤ径、シャフト長さがいろいろあるので、今の物を測定して同じサイズのものを購入できるように、ノギスがあったほうが良いです。
ものさしだとうまくタイヤを挟んで測定ができないので、1mm程度の誤差は出てしまいます。
ただし、100均のノギスはそれ自体の誤差があるので、正確なものさしと比較測定をしてノギス自体の誤差を把握したうえで使うのが良いでしょう。
オレの場合、タイヤ径はノギス実測49mmでしたが、「摩耗もあるし、これは50mmだな」とすぐ分かりました。
が、問題はシャフト長さです。ノギス実測33mmでしたが最初Amazonでは30mmと35mmしか見つけられず、「2mm違うのはちょっとなぁ、、、」と悩んでいました。いろいろな商品ページを見て1時間くらいかけてようやく32mmの銀色のシャフトと33mmの黒色のシャフトの商品を発見。無事に33mmの黒色シャフトの商品を購入できました。
タイヤの幅は18mmしか見つけられなかった。あと5mm程度幅が広いとちょうど良いのだけど、まぁいいや、今回はこれで様子を見よう。
(Amazonのページは出品者毎に寸法記載方法がバラバラ。もう少し統一してわかりやすく書いてくれないかなぁ、、、)
3.交換はネジをしっかり締め付けましょう。
★付属の6角レンチは短くて力が入らないので、長いレンチがあったほうがいい。これも100均のでいい。
とりあえず無事に交換できたけど、雌ネジのネジ部長さが短いのか雄ネジが長すぎるのか、完全にネジを締め付けできない。つまり緩む可能性がある。やはり中国製、部品精度はいまいちです。
雄ネジ部の側面には青いペイント(ネジロック?)があるけど、これはあてにできないなぁ。次に使うときまでに、長い6角レンチでおもいっきり締め付けて、それでも不安だったら接着剤を流し込もうかなぁ。タイヤにはベアリングが入っていてスムースに転がるのでまぁ結果オーライとしましょう。
4.まとめ
ということで、上記5つの★のポイントを発見したのでここに共有します。
キャリーバッグって旅行のお供で思い出もいっぱいあるし、
キャスター以外の部分は耐久性もあるから、キャスター交換できるならやりたいですよね。今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。
じゃ、またね。
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