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心の旅路

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人は二つの世界を生きています。一つは実際に生活をする現実世界。そしてもう一つ私たちは、自分だけの精神の世界、心の世界を生きています。心の旅路とは、そんな精神世界で起こった事柄ーす…
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自分のための文章

自分のための文章

検索に引っかからなくても、誰からもシェアされなくても、誰の目に触れることがなくても、自分が考えたこと、書きたいことを、ただ一心に書き殴る。それは単なる自己満足かもしれないが、それできっと良いのだと、僕は思う。

#「自分」のための文章

2022年7月8日で、僕は45歳となりました。そしてまた今年2022年は、僕が大学を出て「社会」で働き出だしてから、20年が経った節目の年でもあります。

この間

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ありのままを生きる

ありのままを生きる

今しかできないことが、今あるはず

僕は今いるこの場所で、今僕にできることを精一杯果たしていこう。

後悔のない人生なんてない。間違いのない人生なんてない。常に「正しい」人なんていない。

大事なのは、間違っても、後悔しても、誤っても、失っても、それでも前へ、前へ歩み続けること。

辛かった経験も、悲しかった過去も、美談になんて変えなくていい。辛さは辛さのままで、悲しみは悲しみのままで、そのまま抱

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雨音 ~ rainy sounds~

雨音 ~ rainy sounds~

雨の音に気を取られたか
ふと、真夜中に目が覚める
起きてしまったものは仕方ないと
傘を差して、近所のコンビニまで歩いてみる

雨粒は、不規則に傘を叩きリズムを奏でる
…ぽつぽつぽつ…
…とんとんとん…

世界中を旅して回り
力つき落ちてくる雨粒たち
その雨粒が砕ける瞬間
耳に聞こえるその音は
微かな懐かしさを僕に与える

一人留守番していた子供の頃も
夜遅く勉強をしていた学生の時も
悩み疲れていた

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Stop to Start ~ 立ち止まる場所

Stop to Start ~ 立ち止まる場所



人はみな走っている
自分の証を刻むため
自分の家族を養うため
時の流れとともに、精一杯走っている

人はみな登っている
より上の場所へ
より上の地位へと
今の居場所を見つめずに
ただ上を目指している

でも、走っているだけでは息切れする
周りの景色も見えなくなる
疲れと怒りがたまっていき
自分の居場所を見失い
自分自身を忘れてしまう...

...立ち止まってみないか
今という時を、今という場

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扉の向こう

扉の向こう

最初は1人で歩いていた、この長くて険しい道
けれど気がつくと、そこには仲間がいた

出口の見えないトンネルに入りこんだ時も
そこには待っていてくれる仲間がいた

喜びも悲しみも、つらさも嬉しさも
みんなで一緒に分かち合った

もがき尽くしたその先に
ようやくたどり着けるその場所を目指して
同じ目的をもった仲間達と
共にこの道を歩いてきた
同じ目的をもつ仲間とだから
共にこの道を歩むことができた

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病気は決してキレイゴトではない

病気をキレイゴトで片付けないでほしい

病気は理不尽で、残酷だ
社会も決して、寛容ではない
周囲もその苦しみを、理解してくれることはない
人は生まれながらにして、身体でさえも、環境でさえも、平等ではない

病気は辛く、そして苦しい
その辛さ苦しさは、誰とも分かち合うことはできず
一人でしょって、戦うしかない
病気を前にして、人は結局は孤独な存在だ

病気はお金がかかる、治療には時間もかかる
家族や

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