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碧桂園が初のデフォルトか?

中国大手不動デベロッパー碧桂園(カントリー・ガーデン)の米ドル建て債の事務手続きを行う受託機関が債権者に、初のデフォルト(債務不履行)に該当すると通知したことがわかりました。
 
受託機関のシティコープ・インターナショナル(Citicorp International)は債権者に向けて、「碧桂園が猶予期限内に支払いを履行できなかったとして、デフォルト事由に該当する」という通知を行ったといいます。碧桂園は中国最大規模の債務再編に向かう可能性が高まっています。
 
碧桂園が開示した最新の情報によると、2024年6月までに満期を迎える負債が約150億ドルあり、全負債は約1900億とのことです。
 
中国の不動産市場は関連産業と合わせてGDPの約20%を占めています。碧桂園は2022年の中国不動産市場において販売額第1位の企業でした(なお、2023年には順位を7位まで落としています)。そのため、碧桂園のデフォルトは中国経済に大きな影響を与える可能性があります。さらに、中国は世界第2位の経済大国なので、世界経済にも影響を与える可能性があります。
 
広範に渡る債務再編の全段階として、碧桂園はアドバイザーを雇って資本構造を見直していました。碧桂園のドル建て債は額面1ドル当たり5セント前後の価格が提示されています。このことから、投資家が回収できる金額が非常に少ないことがわかります。また、株価は74%下げています。
 
10月25日のロンドン時間正午、クレジットデリバティブ決定委員会(Credit Derivatives Determinations Committees:CDDC)が会合を開き、信用事由に該当するかを協議します。
 
碧桂園はプロジェクトが多いため、2021年にデフォルトを起こした中国恒大集団よりも深刻な影響を及ぼすと見込まれています。
 
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