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最近のビットコインの急騰は平均値への回帰が理由

投資管理会社バーンスタイン(Bernstein)の1月23日のレポートによると、2023年に入ってビットコイン(BTC)が上昇しているのは平均値への回帰が原因であるという。平均値への回帰まだ続く余地がある。
 
平均値への回帰は金融理論で、価格や取引量が大きく動いた後、平均的な水準に戻る傾向があるというものである。「上がったら下がる」、「下がったら上がる」というのは平均値への回帰である。
 
バーンスタインのマーケットアナリストのゴータム・チュガニ(Gautam Chhugani)氏とマヌス・アグラワル(Manus Agrawal)氏は、最近のビットコインの急騰を平均値への回帰と見ている。
 
バーンスタインは「投資家が、ビットコインはここ数ヶ月下がったのだから、今度は上がるだろうと考えて買い戻した可能性が高い」と言う。
 
レポートでは、「FTXやジェネシス(Genesis)の破綻など、業界にネガティブニュースがあるにも関わらず、売り圧力のほとんどが流動性の低いアルトコインに集中したため、流動的な暗号通貨市場に潜在するオーバーハングが後退した」と指摘している。
 
2022年、暗号通貨市場は冬の時代を経験し、多くの投資家は上昇を疑っている。
 
コインシェアーズ・アセット・マネジメント(CoinShares Asset Management)のデータによると、先週、暗号通貨投資商品に3700万ドルの資金が流入した。しかし、そのうちの68%はビットコインのショート商品であった。暗号通貨ファンドは先週、取引額が16億ドルに達し、90日の平均取引額9.9億ドルを上回ったが、そのうち80%がビットコイン投資商品であった。先週のビットコインのショート商品の資金流入総額は2550万ドルで、2022年7月(5100万ドル)以来最大の週間資金流入額となった。
 
米国の投資家は最も懐疑的で、資金の95%をビットコインのショート商品に投資している。
 
Jarvis Labのアナリストは、ビットコインの200日移動平均線(MA)を調べ、「ビットコインは約19,520ドルで200SMAが回復し、そのまま維持できれば、さらに上昇する可能性がある。過去最高値の69000ドルまで回復するというわけではないが、これはビットコイン市場が改善され、上昇基盤が整ったことを示唆している」と述べた。
 
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