夏みかんをもらった
息子の幼友達で、地元生まれの地元育ち、地主のまっちゃんが、ゴロゴロと大きな夏みかんを持ってきてくれた。2年前に両親とも亡くなってからは、たった1人で広い家屋敷と敷地を管理している。近くの小さな神社や神様を中心に、季節ごとの行事、お祭り、地主同士の昔ながらのしきたりなどなど、よそ者には想像もできないお付き合いがたくさんあって、なかなか大変らしい。
家作も何軒か持っていて、畑も貸しているけれど、彼自身に農業経験はない。40半ばの独身男、彼の本業はいまどきのIT関連で、半分以上はリ