問題用紙を半分破り捨ててください、成績が上がります
※問題用紙を半分破り捨てて成績が上がる人には条件があります。ぜひ最後までご覧ください。
【見直しすれば大丈夫!…そもそも、見直ししていますか?】
「いつもはしない」
「実力通りならできていたはず…」
と思えるような、なぜしたのかわからないミスは、誰もが経験したことがあるでしょう。
このようなミスを、「ケアレスミス」と呼びます。
「ケアレスミス」の名前から、見直せば間違えるはずなかった、次は見直しさえすれば大丈夫だ、と勘違いして考えてしまいがちです。ケア=注意すれば大丈夫だったはず、という発想です。
そもそも間違えているとは夢にも思っていないから見直しをしないのであり、次は見直しをすれば大丈夫と思うのは有効な対策ではありません(これとは別に、普段から見直しをする習慣をつけることはとても重要です)。
【ケアレスミスの最大の原因】
ケアレスミスの最大の原因は、「見直しを怠ったから」ではありません。
最大の原因は、「焦る」ことです。
そしてこの「焦り」の最大の原因は、多くが実力以上のレベルに挑んでいるせいです。
実力以上のものに取り組むと、ミスが増えます。
なぜなら、「時間内に全て解かなければならない」という意識が、精神的なプレッシャーを生んでしまうからです。
仮に実力的には十分処理できるレベルでも、制限時間内あたりの問題数が増えれば、同じような精神的プレッシャーがかかります。
例えば普段は1分で解いている計算を、仮に30秒で解くことを求められると、処理速度を上げなければいけません。問題は変わっていないのに難しいことを求められると焦ってしまい、ケアレスミスが増えます。
その意味では、単純な問題の難易度だけでなく、問題数の多い少ないも焦りを生みケアレスミス発生の原因になります。
【ケアレスミスを無くす方法】
どうしてもミスがなくならず、実力を発揮できていないと感じる場合は、最初から解くべき問題を、半分にしてみてください。
「半分までで良い」と決めることで1問あたりにかけられる時間が増え、落ち着いて考えることができます。
余計な精神的プレッシャーがなくなれば、実力以上の問題を解いても、逆に途中までは合っている答えを導けたり、時には正解まで行けることもあります。
それくらい、焦りは本人の実力発揮を阻害してしまうものです。
【問題を見極める能力】
実は、テストや受験において、自分が解ける問題を判断することも重要な能力です。
自分が解ける問題に落ち着いて取り組んだ先に、成績UPがあります。まずは今の実力を十分発揮することを考えてみてください。
とはいえ、いつまでも問題の半分しか解かないのでは成績の伸びは頭打ちになるので、しっかり勉強を進めて解ける問題を増やしていくことが重要です。
模試を含むあらゆるテストは全てを解けることが必ずしも重要ではありません。
「どのくらい解ければ良いのか?」=目標
「自分はどのくらいできるのか?」=その時の実力
のバランスが重要です。
特に模試では、自分の実力を確かめる意味でも、全ての問題を解くより解ける問題をしっかり見極めて、できる問題に十分に時間を取り実力を発揮することを目指す方が良いこともあります。もちろん、学力が達している場合には、全問解いてください。
(著:yuuki、編:ayuri)
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