実際会ってみないと!

色んな国に言って、色んな人と会いたいな。

10年前くらいからからな、ネットで反韓記事を目にしてから、それからずっとネットの一部で反韓が続いてまして、長く続いてるなあと感じました。
TwitterでもYoutubeでもそういうのをちょいちょい見かけます。

米国での慰安婦像設置など、韓国が国として行っている反日活動の事実を共有する場としての役割もあり、全くの誤りとも言い切れないとも感じます。
テレビだけだったら知られなかったかもしれません。
が、一方で見るに耐えないような内容のものもあります。

ただ、これをいつまで続けるんだろう?とも思います。
韓国としては国民のガス抜きとしての反日活動ではあると思いますが、日本は日本で同じようにガス抜きになってる気もしますし、それだと根本的な解決も解決する気もないレクリエーションになってしまう。
でも、いがみあっててもしょうがない。
解決できるならしたほうがいい。

韓国行ったことありますけど、道に迷ってたら若い方が「どこにいきたいんですか?」と日本語で話しかけてくれたりしました。
韓国人は日本を軽蔑しているというステレオタイプはありますけど、全員には当てはまらない。
あくまで自分の経験の範囲ですけど、韓国人に酷いことされたことはありません。
韓国人に限らず、中国人や他の国々の人にもそうです。
ヨーロッパでは2度ほどそういうことありましたけど、それでもその2回以外はみなさん親切でした。

日本って韓国や中国には反発感情ありますけど、タイとかの遠く離れた国には比較的好意的だと思います。
その国がどうとか言うよりも地理的に近いから警戒している部分もある気もします。
日本に限らず、タイはタイでカンボジア人やベトナム人を差別していたり、ベトナム人はタイ人を差別していたり、人間関係でも同じですけど近ければ近いほど感情が強烈になりがちなのかもしれません。

そもそも政府と国民は違います。
もちろん、ステレオタイプで日本が大嫌いな韓国人や中国人も必ずいますが、あくまで一部です。
それでもそういう人はたくさんいる、という意見もあるでしょうが、ではそういう人が全体の何割なのかということが分かっている人はいるのでしょうか。
自分は経験が少ないので分かりませんが、少なくとも自分が接した範囲ではとんでもない外道はいませんでした。
いいやつもいればクソ野郎もいるし、それは日本も同じ。

ステレオタイプを持つと相手がいい人でも穿った味方をして曲解してしまいますし、逆に自分についてもそうです。
韓国の文化に理解があって韓国が好きな日本人でも、ものすごくステレオタイプな反韓の日本人像を持っている韓国人は、『こいつは俺達を軽蔑している』と思い込んでしまうかもしれませんし、そうなると本来仲良く慣れるはずなのにいがみあってしまうかもしれない。
理解が遠くなってしまう。

国同士のイデオロギーはどうしても存在しますが、そうじゃなくて人々の交流に移るのが大事なんじゃないでしょうか。
他国に対していろんな印象を持っている人はたくさんいますけど、でも、その中で実体験としてその国に行って国民と接した人ってどれほどいるんでしょう。
本やネットの知識で色々な考えを持っている人はたくさんいると思いますが、実際に行った人というのは全体の中で言えばとても少ないと思います。

決して相手の意見に迎合する必要はありません。
オープンマインドで向かい合って、相手がおかしいと思ったら批判するし、相手に共感したら同意するし、見下げたやつだと思えば軽蔑すればいい。
必要以上に相手を受け入れる必要はなく、いつもどおりの警戒心を持っていていい。
それによって、ステレオタイプではなく、人として接することができる。

それに、今後はこういう状況も変わっていくと思うんです。

まだまだ国同士のイデオロギーに影響されがちですけど、これからもっとネットが普及して国際交流が増えたら、イデオロギー抜きで人対人で接していく機会が増えていくはずです。
そうするとお互いの違いから反発が生まれはするはずですが、ただ単に相手の国が悪いというのではなく、例えばこの国の人はこういう宗教のこういう教義に価値を重んじているから価値観にズレがあって自分たちと合わない、というように不和の原因をより細かい部分で理解できるようになると思うんです。

あと、ネットの不況によって若い人のイスラム教への信心が減っているという話を聞いたのですが、そのようにそもそもの対立の原因にも変化があると思います。
決してイスラム教が間違っていると言いたいわけではなく、人々の意識に変化が生まれるであろうという話です。
狭いコミュニティの中で強制されてきたから盲信してきた、盲信せざるを得なかったようなものでも、ネットなどによってそれがもっと広い視点から見られることによって「本当にこれが正しいのか?」と捉えられると思うんです。
そして、例えばイスラム教であれば「この教義はいいと思うから大事にしたいけど、この部分に従って他の人を軽蔑するのはいいと思わない」というような個人個人の理解度の幅が広まったりもすると思います。

これからお互いの理解が変わっていくと思います。
10年前の日本では今これほどK-POPが流行るとは予想できなかったように、今後の国際関係がどうなるかということもまた予想できません。
ただ、できれば良い方向に進んでくれたらいいなと思います。

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