【実際】作家が語るWebtoon制作について【どうなの？】
こんにちは！
いつも本noteをご覧いただき、誠にありがとうございます。
フーモアのwebtoonスタジオが立ち上がって早2年弱。
いろんな形態ではありますが、たくさんの作家さんとご一緒させていただき、
日々面白い作品作りに取り組んでいます。
…しかしここで気づいてしまいました。
作品に携わる作家さんの生の声をお届けできていない！！！
そこで今回、制作に携わってくれている作家さんに
「Webtoon作家として仕事をしてみてどうか」
というテーマで記事を執筆していただきました！
何と今回は2名分の記事を一挙公開！
Webtoonに興味がある作家さんの参考になれば幸いです。
■『TTM』ネーム担当：丸内さん
ごあいさつ
はじめまして。丸内と申します。
hykecomicで掲載中の作品、『TTM～たったら負け～』のネームを担当させていただいています！
まさかnoteを書かせて頂くことになるとは思っていなかったので、かなり緊張しながらキーボードを叩いています。
制作アシスタントの立場からみた「フーモアで作家をしていてよかったこと」と「ネーム作家は楽しい」という話をさせていただければと思います。
技術的な話については、ADさんがめちゃくちゃ為になる記事をたくさん書いてくださっているので、過去記事一覧より是非！
フーモアで作家をしていてよかったこと
丸内がフーモアでネーム作家をやらせていただくようになってから早一年たちました。
フーモアでお仕事させていただく前は、メディアとは無縁な会社でサラリーマンをしていました。
そのため絵や漫画の仕事をさせていただくのは初めての経験で、毎週ネームの締め切りがあるなんて状況もはじめてです。それはもう毎週ドキドキドキドキしながら作業をしていました。
フーモアのwebtoonはスタジオ制作です。それぞれの工程にそれぞれの作家さんがいらっしゃいます。その工程のなかでも、ネームはかなり序盤の作業です。
つまりネーム作業が遅れてしまった分だけ、線画以降の工程を担当されている作家さん達にしわ寄せがいってしまうことになります。体調崩している場合ではないですね。
そんなこんなで毎週締め切りの存在に震えていたのですが、入社後しばらくして気が付いたことがあります。
それは......
フーモアは作家の負担を減らすことに対してすごく努力している！！
……ということです。
毎月のミーティングで他作品の進捗を知ったり、ノウハウを共有していただいたりするのですが、その中で『この工程の作業負担を減らすために人を増やした』『工程を分けた』というような報告を度々聞きました。
新しい人材を雇えば、その分お金がかかってしまいます。
それでも安定して作品作りをするために、作家を使いつぶさないために、未来への投資として、工夫をする労力や予算を割いている。
作家業=寿命を削るというイメージがあったので、もうめちゃくちゃに感動しました。
それに気付いてからは『困ったときは相談すれば助けてもらえる』と安心しながらお仕事が出来ており、より作品のことを考えるための余裕に繋がりました。いつもありがとうございます。
技術を共有していただけたりする機会が多い事も魅力のひとつだと思います！
ネーム作家は楽しい
webtoonのネーム作家はめちゃくちゃ楽しいです！！！！！！！！！！！！！！！！
脚本の意図を汲み取りつつ、読者に対してどんな風に伝えていくかを考えながら漫画に組み立てていく作業は本当にやりがいがありますし、1人で作品を作るのとはまた違った楽しさがあります。
現在スタッフを募集しているとのことですので、興味がある方はぜひ下記連絡先へご応募ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました！
■『禁忌の転生大魔導士』着彩アシスタント：KASさん
ごあいさつ
はじめまして。
フーモアでアシスタントをしているKASと申します。
過去のnoteの記事を読んでいただきますと下の方に
■募集職種
◎制作アシスタント
◎
◎
とありますが、私はその中で、禁忌の転生大魔導士の"着彩アシスタント"をしています。
着彩アシスタントの仕事はどういうものか、
どういうことを考えているかをお話ししていきます！
どうぞよろしくお願いします。
着彩アシスタントについて
着彩アシスタントとは、
いただいた線画データをもとに
下塗りをする
以上です。
ﾁｬﾝﾄｶｷﾅｻｲ( '-' )ノ)`-' )ﾍﾟｼ
着彩アシスタントは
ネーム→ラフ→線画→＼＼ここ！！／／→着彩・仕上げ
と、いわば線画から着彩仕上げまでの繋ぎの役割にあたります。
担当作品について
私が携わらせていただいている"禁忌の転生大魔導士"
はすごく魅力的なキャラクターに
わくわくする話の展開はもちろんのこと、
絵のクオリティがとっっっっっても高い！！！！！
なので毎話、着彩仕上げ担当の方の手間を少しでも減らすために
自分にできることはなにか？と考えています。
過去に同じシーンがあればデータを漁って参考にしたり、
完成したものを読んで「ここの色合いはこんな色がいいんだ」と反省したりと、
調べる時間の方が作業時間よりも多いことも…
最初は登場キャラクターや主人公の家の構造等を把握するまでに時間がかかり、
わたしには！なにもかも！わからない…！！！(絶望)
と迫る期限に泣いていましたが、
仕上げ担当の方やディレクターさんからたくさんの資料と優しいお言葉をいただき、
少しずつ心に余裕を持ってできるようになってきました。
ありがたいことに設定資料のないモブなどは自由に色を当てさせてもらっていて、
最初は間違えていたらどうしよう…と震えていましたが、
最近ではむしろ
ご指摘をどうか是非是非ぜひぜひどうか頂戴くださいお願いしますうううううううう
という気持ちの方が強いです。笑
こんなに自由にやらせてもらっていいんでしょうか…と思いながらも、
自分にも仕事を任せていただいているという嬉しさと責任感が湧いてきます。
引き続きアシスタントとして面白い作品を作れるよう頑張りますので、
“禁忌の転生大魔導士”をどうぞよろしくお願いします！
この場をお借りしまして、ありがとうございます！！！
■おわりに
いかがでしたでしょうか？
作家募集をしていながら、実際にフーモアで活躍している作家さんたちのお話を聞く場が作れていなかったな…と思い今回記事執筆をお願いしました。
リアルな仕事内容や環境が少しでも伝わり、
あわよくばフーモアに興味を持っていただけたら嬉しいです。
今回記事を寄稿してくださった丸内さん、KASさん、
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました！
最後にいつもの弊社募集です！
本記事で興味を持ってくださった方、以下よりご応募ください！
■弊社募集
◎制作アシスタント
各工程における制作アシスタント業務になります。
・ネーム（絵コンテ）担当
・背景線画担当
・着彩担当
ご応募はこちら
◎アートディレクター(作画監修)
Webtoonのクオリティ管理と作画監修業務になります。
ご応募はこちら
◎ディレクター
Webtoonの制作進行管理と品質管理になります。
ご応募はこちら
■問い合わせはこちら
株式会社フーモア 担当：井本洋平
TEL/03-6228-4310 MAIL/info@whomor.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？