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感覚のその先へ行く

こんにちは。株式会社ホワイトラストのあやかです。
普段雪の降らない、我々が住む長野県飯田市にも、雪がしんしんと降っています。

今季一番になりそうな雪
このドカ雪がくると春だなあって感じがするんですよね

そんな音のない音を聞くために、今日はBGMをつけずに作業をしようかなと。

珈琲ラボへ行ってきました!

先日、飯田市でコーヒー屋さんをしたり、絵を描いたり、小説を書いたり、バイオリンを弾いたり、多才な芸術家(なんとお呼びしていいかわからない)である、啓榕社の神藤さんが主催する「珈琲ラボ」にお邪魔してきました。

そこはまさにラボ(研究室)

浅煎りと深煎りの、淹れ方によっての味の違い、時間の経過によって変化する味、などなど。コーヒーの知識はほぼなかった私でも楽しめました!

におい、色、温度。
五感を研ぎ澄まして、コーヒーを知っていく。そんな研究室はとても興味深く、心地の良い時間。
大人の贅沢な時間の使い方だったなあと、ほくほくしながら帰りました。

感覚が一番大事だけど、その先へ行くということ

私は普段、というか昔から。感覚だけで全てを解決するところがあって。
例えば、これ美味しいなあ〜とか、綺麗な絵だなあ〜とか、それで終わってしまう。

あと写真においても、知識はほぼなくて、こんな構図がいいとか、設定とか、機材のこととかよくわからないまま
なんとなく「いい写真だ」と思うもの「いい」と判断して現像している感じでおります。

もちろんそれが悪いことだと思ったことはないですし、感覚は人間の最初のフィルターだと思うので大事にしていかなきゃいけないところなんですが

神藤さんの話を聞きながら、そして神藤さんの言葉を感じながら、「いい」と思ったらそれは「なぜいいのか?」というところまで考えていけるのは、また違った世界なんだな、と思いました。

コーヒーで言ったら、まず感じる
「おいしい」「なんかおいしくない」という感覚があって
「じゃあなんでこれはおいしいのか?」

それは温度なのか、時間なのか、お湯の注ぎ方なのか。
その辺りを考えていくこと。

つまり”感覚”のその先の世界。

私もそこまで行けたら、また見えないものが見えてくるのだろうなあと、想像させてもらいました。

道具も自分が「かっこいい」と思うものがいい、と。

神藤さんにその話をしたら「でも感覚が一番大事だよね」って話になり、そして、「コーヒーは右脳で淹れるといい」と教えてもらいました。
右脳。私は数字が出てくるだけで脳がシャットアウトするタイプなので、コーヒーをうまく淹れられるかもしれません(笑)。

また、これは作り手側の話になってしまうのですが、感覚だけで終わらせていると、同じ(ような)ものが作れないということもあります。

感覚のその先まで知っていれば、再現や応用をするヒントにもなりそうですよね。

感覚のその先へ。
ちょっと意識して生活してみようかなって思いました。

私にとってはまるで映画のような、一種のエンタメ性を感じる時間でしたとさ。