城崎に持って行ったものを公開【#15】

「リゾートバイト過去日記」は僕がリゾートバイトをしていた3年間を思い出しながら書いています。

【これまでのリゾートバイト過去日記は】城崎の高級旅館で中番という裏方業務で働くことが決まり、あとは準備をして出発するだけとなった。寮生活や仕事で必要な物はニトリやユニクロ、ホームセンターなどで揃えた。

持ち物の基本は服、洗面具、寮で使うもの

ヒューマニックはリゾートバイト初心者へのサポートが充実している派遣会社であり、出発前に他の書類と一緒に持ち物リストのようなものを送ってくれた。リゾートバイトの主な持ち物は以下のとおりである。

◆貴重品(財布、免許証など)

◆生活用品(歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなど)

◆寮生活で必要なもの(スリッパ、ハンガーなど)

◆仕事で必要なもの(Tシャツ、靴下、ペン、メモ帳など)


僕が城崎に行くときに持って行ったものをできるかぎり思い出して書いていく。リゾートバイトでは荷物を送ることもできるが(着払い必須)、僕は送るのが面倒なのでいつも大きなバックパックに入れて自分で持って行くようにしている。

◆貴重品(財布、免許証など)

・財布

少なくとも数千円ぐらいの現金はあった方がいい。

・キャッシュカード、通帳(ゆうちょ銀行)

田舎でも郵便局は必ずあるので、リゾートバイトをするならゆうちょ銀行の口座があると便利。

・ハンコ

何かと使うことがある。

◆生活用品

・歯磨きセット

旅行用のポーチなどに入れると便利。爪切り、耳かき、薬類も一緒に入れる。

・お風呂セット(シャンプー、ボディーソープ、ボディタオル)

・洗濯洗剤

僕はできるだけ現地に行ってから買うようにしている。荷物になるので。

・髭剃り

ひげ・無精ひげ禁止の職場がほとんどである。男性なら必須。

・コンタクトセット

洗浄液などを持って行くのでかさばる。

・下着

僕は5~7枚は持って行くようにしている。洗濯後すぐに乾かなくても困らないように。

・ダウンジャケット

冬の城崎は寒い。めちゃくちゃ寒い。

・傘

あった方がいい。

◆寮生活で必要なもの(スリッパ、ハンガーなど)

・充電器

・延長コード(たこ足配線)

めちゃくちゃ便利。

・スリッパ

たいていの寮では必要。

・ハンガー

寮に乾燥機があれば2~3本ぐらいでもOK。乾燥機がなければ10本ぐらいあってもいい。

・洗濯ばさみ

寮に乾燥機がなければ特に必要なし。

・麻でできた紐

部屋の中で洗濯物を干す場合など何かと使えるのだが、使ったことはほぼなし。

・食器類(皿、お茶わん、お碗、お箸、スプーン、フォークなど)

部屋にキッチンがあっても食器は各自で用意することがほとんど。従業員食堂でも自分のものを使う場合もある。

・ニトリの真空タンブラー

熱いものも冷たいものもおいしく飲める。

・電気ケトル

僕は冬はコーヒーをよく飲むので便利だった。

・部屋着

秋~冬だったのでヒートテック、パーカー、スウェットなど。

・タオル類

僕はいつもフェイスタオル2~3枚、バスタオル2枚。

◆仕事で必要なもの(Tシャツ、靴下、ペン、メモ帳など)

・白いTシャツ

裏方だったこともあり白色に指定されていた。以前はユニクロのメッシュTシャツだったが、今はエアリズムしか買わない。

・靴下

ユニクロの黒や紺、灰色などの無地。

・ペン

職種にもよるが、何かとメモを取る機会は多い。キャップ式ではなくノック式必須。

・メモ帳

胸やズボンのポケットに入るぐらいの小さいものが便利

◆その他(暇つぶし、趣味のものなど)

・ポータブルDVDプレイヤー&DVD

英語の勉強を兼ねて海外ドラマをよく観る。英語教材のCDを再生するのにも使った。当時はネットフリックスなどを知らなかったし、パソコンも持っていなかった。

・英語の教材

・本

今はAmazonの電子書籍(kindle)を愛用している

・トランプ

使うことはほぼなかった

自分で好きなものを持って行けばいい

以前ネットで「インナーのTシャツは何枚持って行けばいいですか」と質問されたことがあるのだが、それぐらいは自分で考えて好きな枚数を持って行けばいい。3~4日に1回洗濯をするとしたら3枚では足りないことぐらいはわかるだろう。僕はあまりこまめに選択したくないので、7枚は持って行く。下着や靴下も同じである。

ファブリーズや部屋・トイレの芳香剤などは現地で買うようにしている。近くにドラッグストアが買えるので、わざわざ持って行くのが面倒だからだ。シャンプーやボディシャンプーは家から持って行くときは100均の少し小さいものにして、追加で買うときにドラッグストアで大きいものを買うようにしている。

というのも、ポンプ式のシャンプー類を鞄の中に入れて暴発してしまうのが嫌いだからだ。もちろん、ビニール袋を二重にするなどして暴発したときの予防はするのだが、いずれにしろポンプ式は持ち運びにくい。100均にはキャップ式の少し小さめのシャンプー類があるので、それを持って行くようにしている。

必要な物はなんでも現地で買える

山小屋を除くと日本のどこでリゾートバイトをしようと最低限必要な物は何でも買い揃えられる。なぜなら、田舎の観光地といってもそこで生活している人がいるわけだし、同じ職場には何年も住んでいる社員だって不自由なく暮らしているからだ。もちろん、ネット通販で何でも買える。

なので、持ち物のことであまり不安がる必要はない。どうしても忘れてはいけないもの、例えば貴重品や仕事で使う服さえあればどうとでもなる。

僕は寒いのが苦手なので城崎にいる間に部屋に置くためのストーブや電気毛布を買ったし、ユニクロでスウェットやニット帽、手袋も買った。部屋にトイレとキッチンがあるタイプの寮だったので、トイレの掃除用品や鍋、フライパンも2駅離れたショッピングセンターで買った。

独り暮らしや寮生活の経験がない人は特に持ち物のことで不安になることもあると思うが、「必要な物は後から買えばいいや」ぐらいの気持ちで行くくらいがちょうどいいのではないかと思う。

(つづく)


Atsushi

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