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ワーホリ後の英語学習はTOEICがおすすめ。再就職にも使える
僕はオーストラリアとニュージーランドでワーホリ(ワーキングホリデー)をしたことがあり、日本に戻ってきてからは英語を勉強したりしなかったりを繰り返し、英語力が低下しないようにしている。だが、僕は英語学習におけるはっきりとした目標や目的がないため、2~3か月の間毎日1~2時間英語学習をするかと思えば、その後数ヶ月も完全にさぼってしまうときがある。
僕のように中々英語学習を続けられない人にとってはやはりモチベーションを保つことが重要であり、そのために英語の資格試験を受けることは有効な手段の一つである。
つまり、TOEICや英検、IELTSなどの資格試験を英語学習の最終目標にするのではなく、あくまでモチベーションを保つためにうまく「利用する」のである。
僕は日本に戻ってきた後、仕事を言い訳にして英語学習を全くしていない時期が長かったが、時間に余裕ができた時期に初めてTOEICを受けてみようと思った。
それまでは「TOEICの英語なんか会話では使えないし、意味ない」と思っていたが、TOEIC受験のための勉強をし、そして実際に受けてみると僕のようなワーホリ経験者や、「資格を取るよりも会話ができるようになりたい」と思う人にもTOEICを受けるメリットが多いことがわかった。
僕は人生で初めて受けたTOEICでは770点で、今では870点までは伸ばすことができた。次にいつ受けるかは未定だが、今はIELTSの教材を使って英語学習を続けている(IELTSを受ける予定はない)。
ワーホリ帰りの人がTOEICを受けるメリット
就職・転職活動で使える
英語力をアピールできる
自分の英語力がわかる
英語学習のモチベーションになる
1.就職・転職活動で使える
僕と同じくワーホリや留学で実際に英語を使って海外で生活したり働いていた人からすると、「TOEICとか意味ないから。実際に話せるかが大事だから」と言いたい気持ちはわかる。僕もそう思っていたし、今でもそう思っている。
でも、好むと好まざるとにかかわらず日本で就職活動や転職活動をするならTOEICの点数=英語力として評価されることがよくある。だったら思う存分TOEICを利用してやればいい。利用されるのではない。利用するのである。
ワーホリや留学で英語圏で生活していたのならリスニング力はTOEICでそれなりに有利に働くので、高得点を取りやすい。
2.英語力をアピールできる
「1.就職や転職活動で使える」と重なる部分があるのだが、日本では英語力を測る指標としてよくTOEICが使われる。
「1年間ワーホリで海外に行っていました。英語はけっこう話せるようになりました」と言ったとしても、周りの人からしたら「英語どれぐらいできるの? TOEIC何点?」と聞かれることもあるかもれしれない。
そんなときに、「いや、TOEICはただのテストだし、それにリスニングとリーディングだけだから話す能力は関係ないし、それにビジネス英語だから~」と言っても理解してもらえないだろうし、言うだけ無駄である。それだったら一言で「〇〇点です」と答えたほうが手っ取り早い。
ワーホリ帰りなら700点台なら及第点または「まあまあすごい」、「けっこうすごい」と言われるぐらい、800点台なら「すごい」、900点台なら「めっちゃすごい」と言われるぐらいだろうか。
別に周りに自慢したり、すごいと思われたくてTOEICを受けたわけではないが、実際に僕は870点を取ってからはけっこう「すごい」、「高い」と言われるようになった。
ただし、この「英語力をアピールできる」という理由だけでTOEICを受けるのは多くの人にとってそれほどメリットはないので、これはオマケ程度に考えてもいい
3.自分の英語力がわかる
これも「2.英語力をアピールできる」といくらか重なる部分もあると思うが、自分の英語力(リスニングとリーディングだけだが)がわかるのはワーホリ帰りの人にとっても大きなメリットと言える。
TOEICの公式模試や実際の試験を受けてみるとわかるのだが、ワーホリで1~2年海外生活をしていた人にとってもTOEICで900点以上取ることは思いのほか難しい。
リスニングでは聞き取れないところがあるだろうし、リーディングでは知らない単語が出てきたり長文を速く正確に読めなかったりするだろう。Part5の文法問題にも難しい問題が出てくる。
TOEICを受けてみると「自分のリスニング力はこれぐらいか」とか「この単語は初めて見た」と感じるだろうし、自分の苦手な箇所がわかる。
また、今後IELTSなどを受ける人にとっての通過点としてもTOEICのための学習は使える。
4.英語学習のモチベーションになる
いざTOEICを受けるとなると誰だってできる限り高得点を取りたいだろうし、本番までに単語を覚えたりリスニングの練習をするだろう。英語学習のやる気がいまいち出ないときでも「来月TOEICがあるから勉強しよう」となりやすい。試験料だって8,000円近くかかるし。
「TOEICなんか受けなくても毎日英語勉強したり使っている」という人には関係ないだろうが、僕のように「目標や目的がないとついつい英語学習をサボってしまう」という人はTOEICのような試験をうまく「利用して」モチベーションを維持するのはなかなかいい方法といえる。
もちろん、モチベーションを上げるためなら英検やIELTS、TOEFLなどでもいいが、1~3でも挙げたように就職活動や転職活動でも使いたい人などにとってはTOEICはかなりおすすめの試験と言える。
本屋の英語教材コーナーに言ってみるとわかるが、英検やIELTSなどと比べてTOEICの教材は圧倒的に豊富なのでいい教材も見つけられるし、YouTubeやGoogle検索などでもTOEICの情報はめちゃくちゃ多い。
ワーホリ経験者にとってTOEICを利用するのはめちゃくちゃおすすめである。
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