ヨーロッパをめぐった旅 #16(ストックホルム出発~タンペレ観光~ヘルシンキ観光前半)
こんにちは!
アクセスありがとうございます!
今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第16弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。
それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります
飛行機でヘルシンキに向かう
ジェットエンジンにて就寝した翌日、午前4時に起床しました。
身支度をして、ホテルを出ました。
昨日は徒歩で空港からホテルに行きましたが、空港周辺の各地を走っている無料のシャトルバスがあり、これを使って空港に向かいました。(ホテルの予約詳細をよく見たら、シャトルバスのことについても触れられていたではないですか・・)
昨日の苦労は何だったんだってくらい快適に、ものの数分で空港に到着しました。
保安検査場を通過し、搭乗ゲートへ。
午前6時40分のフライト予定・・・今回もその通りに行くことはありませんでした。。。
搭乗開始時刻が30分繰り下げられ、さらにはゲート番号も変更に・・
もはや時間や搭乗ゲートの変更に慣れた自分さえいて、何事もなく搭乗できるとは1ミリも思うことはありませんでした笑
結局、当初の予定から45分くらい遅れて飛行機はストックホルムを飛び立ち、無事にヘルシンキ・ヴァンダー空港に入りました。
いよいよ今回の旅で最後の訪問国、フィンランドに入りました!
トルコ(イスタンブール)から始まり、実に8ヶ国目になります。
フィンランドについて
そんなフィンランドの基本情報です。
共和制であったり、共通通貨ユーロを導入していたり、スカンジナビア半島の他の2ヶ国(ノルウェー、スウェーデン)といくつか異なる部分があります。
また、スウェーデンが隣国であることもあってか、スウェーデン語もちょくちょく話されるようで、下の写真のように多くの場所でフィンランド語とスウェーデン語の両方が併記されていました。
まずはタンペレへ
空港に到着し、スーツケースを受け取ると、まずはヘルシンキではなく、この日の観光地であるタンペレに向かいました。
タンペレはヘルシンキから北東に150kmほどのところにある、フィンランド第2の都市です。
空港から鉄道でタンペレに向かいました。
経由地ティックリラ(Tikkurila)からは特急列車を使いました。
ここまで2等車両を利用することが多かったのですが、荷物もあったので、1等車両を利用しました。
また、2階建ての車両の上の階に乗って景色を眺めながらゆったりとした気持ちでタンペレに向かいました。
空港を出発してからおよそ2時間でタンペレ駅に到着です。
ここからフィンランドでの旅が始まります。
ムーミン美術館
まず最初に向かったのはムーミン美術館です。
フィンランドと言えばムーミンということで、特別ファンというわけではなかったですが、訪れてみました。
タンペレ駅から15分ほど歩いて到着です。
美術館の中なのですが、どうやら撮影禁止のようで、中の様子を収めることはできませんでした。。
言わずもがなですが、ムーミンに関する様々なお話が展示されていました。
春夏秋冬でのムーミンたちの暮らしやムーミンの誕生について紹介されていたり、子どもたちが遊べるようなスペースも数多くありました。
また、日本で人気のキャラクターであることも手伝ってか、フィンランド語・スウェーデン語・英語に並んで、日本語での説明文もあります。
昼食
ムーミンともお別れし、良い感じの時間になってきたので昼食を取ることにしました。
タンペレのビール醸造所に併設されたレストランに入りました。
ここタンペレで作られたビールと、フィンランド(というよりは北欧)の代表的な料理であるミートボールを注文。
晴れていたことやレストランまでそこそこ歩いたこともあり、ビールがとても美味しく感じました。
色からも想像できるかと思いますが、ラガー系のビールだったのですが、風味も豊かでした。
ミートボールに関してはグレイビーソースがとても相性良く、食べごたえもありました。
フィンランド最初の食事はとても満足でした!
スパイ博物館
食後にやって来たのはスパイ博物館です。
こちらでは、世界的に活躍したスパイの代物が並んでいます。
日本語で表記されたガイドブックもあります。
スパイ博物館ということもあり(?)、館内は撮影禁止でした。
暗号文、盗聴器、スパイ用カメラなどなど、中はあまり広くないのですが、様々なものが展示されていて、中身は濃く感じました。
また、(私は存じ上げてなかったのですが、)著名なスパイの方々に関しても紹介されていて、彼らが実際に使用していたものも展示されていました。
日本の「Ninja」についても紹介されていました。
タンペレからヘルシンキへ
お昼前にタンペレに到着したこと、ヘルシンキにあるホテルを取っていたこともあり、短い時間でしたがタンペレでの観光はこれで終了。
これからヘルシンキに向かいます。
ヘルシンキへは、タンペレから特急列車(午前に乗ったやつと同じ)に乗って移動しました。ここでも1等車両を利用しました。
2時間ほどでヘルシンキ中央駅に到着しました。
そこからトラムに乗車し、ホテルに向かいました。
共用のバスルームも含めて、比較的きれいなホテルでした。
私は利用しなかったですが、簡易的な共用のキッチンスペース(電子レンジやコーヒーマシンもある)も設けられているので、簡単な自炊もできます。
スーパーマーケット
ホテルに荷物を置き、付近のスーパーマーケットに行きました。
一番の目的はフィンランドで有名なお酒であるロングジンの購入でした。
ロングジンとつまみを少々購入し、あとはオートミールも購入しました。
オートミールは今まで食べたことなかったのですが、フィンランドといえばオートミールのイメージがあり、値段もお手ごろ(500グラムで1ユーロ強)だったので買ってみることに。
帰国してから食べてみましたが、なかなか良いものですね!
ホテルに戻り、ジンで良い感じになったところで、フィンランドでの1日目が終わりました。
ヘルシンキの交通事情
ここでちょいとブレイクということで、ヘルシンキの公共交通を。
とは言っても、オスロやストックホルムと同じような感じで、主な交通は地下鉄、トラム、バス、フェリーです。
すべての交通手段に対して共通の乗車券で乗車することができます。
今回は72時間有効の3日券を購入して、地下鉄、トラム、バスを利用しました(料金は 16ユーロ(約2,520円))。
※他にも1回乗車券や1日券、7日券があります
ちなみに(他の国でも同じですが)無銭乗車が発覚すると罰金が科せられます。
ヘルシンキでは 80ユーロ(約12,600円) でした。(これは現金支払いになるため、その場で払えなかった場合はさらに課金されることがあります)
今回、ヘルシンキにて1回遭遇したのですが、抜き打ちで警官(?)の方が乗車してきて乗車券の所持をチェックさせられます。
日本と異なって改札を設けていないところが殆どなので、タダ乗りすることは比較的容易ではありますが、見つかると何かと嫌なことになるため、ヘンなところでケチらずに素直に乗車券は購入しましょう。
マーケット広場
翌朝、まずは朝食を兼ねてマーケット広場に行きました。
ホテルからはトラムに乗車して20分くらい、ヘルシンキ中央駅からは10分くらいのところにあります。
屋外の広場では、フルーツや野菜、さらには民芸品が売られていました。
屋内のオールド・マーケットホールでは、水産物や精肉、缶詰めといった加工食品が売られていました。
そんな中で、屋外マーケットにてニシンのフライを購入。朝ごはんにしました。
10ユーロ(約1,570円) ということもあってか、結構なボリュームでしたが、サクフワで美味しくいただきました!
テーブルに置いてあったケチャップとの相性も良かったです。
マリメッコアウトレット
お腹も満たされ、マーケット広場を後にし、続いてはマリメッコの総本山に向かいます。
トラムと地下鉄を乗り継ぎ、マーケット広場から45分ほどで到着しました。
フィンランド発の世界的なアパレルブランド、マリメッコ(Marimekko)。
その本社に併設されているのが、このアウトレットです。
私が来店した時間帯では、日本人と思しき観光客も多くいました。
ヘルシンキ中心部でも当ブランドの商品は購入できるのですが、ここではいくつかのアイテムが割引価格で購入することができるなど、何かとお得に商品を手に入れることができます。
また、お昼の時間帯では、当社の社員食堂も利用可能だそうです。
恥ずかしながらマリメッコを元々知らず、この旅の計画を立てる中で初めて知ったのですが、実際にアイテムを見てみるとおしゃれで可愛らしいデザインのアイテムばかりで、とても楽しかったです。
さて、マリメッコ本社への潜入(?)も終わり、再び地下鉄で中心部に戻ります。。。続きはまた次回。
次回はフィンランド編(後編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!