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「ぬ」二句(夜半の冬・聖樹)


塗り薬すり込む背中夜半の冬

季語:夜半よわの冬(晩冬)


ぬいぐるみ聖樹の下の赤リボン

季語:聖樹(仲冬)



     ・・・・・

一句目
高齢者の背中って伝わりますか?
肌がすぐに乾燥して、痒みが増すので、皮膚科からの薬を塗るとか、背中が痛い、腰が痛いってなるので、整形外科からの塗り薬を塗るとか。
かつての母との日々を少しだけ思い出しました。
(基本的には、自分のなかで触れないようにしている想い出です)
本当は、その間のスキンシップの方が意味がある、ということなのですが。

仲良しの親子であったら、微笑ましい光景、そうでもない親子にとっては、なかなかしんどい光景です。

二句目
「ぬ」から始まる季語が少なく、断念しました(笑)
ぬいぐるみ、も結構苦労しました。
どうかなあ。。。



お時間があれば詠んでみてください。

「季語ありき」の方が詠みやすい方は、私の使った季語で詠んでみてください。

※決してお題(必ず詠む)ではありません。
もちろん、お好きに詠む、も大歓迎!

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