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「無季俳句」の提案
俳句幼稚園れんらくちょう⑥
先日、アポロ理事長の俳句関連記事に「無季俳句」の投稿がありました。
この記事、俳句幼稚園扱いにするか否かを検討後、まだ時期早々ということで見送っていたのですが、本日提案してみることにしました。
まずは、アポロ理事長の「無季俳句」を
👇
アポロ的無季俳句(五句)
詩は尖るベテルギウスの爆ぜるまで
はつ恋を飾るミックスベジタブル
さかな焼く私を君はほめなさい
生きてさえいれば何とかなる氷河期
空はそら言葉はことば僕はぼく
さて、本日これを幼稚園に提案しようと思った紫乃の意図は以下。
「無季俳句」を詠むには
① 無季語にするには、季語を入れてはいけない。
☟
季語をしっかりと意識する必要がある
➁ 五七五のリズムを崩さずに詠まなければいけない。
☟
五七五の基本形をしっかりと意識する必要がある
ですから「無季俳句」を詠むことで
☆ 俳句の基本をしっかりと意識できる
ということに繋がるとわかったからです。
・・・・・
では、ここで紫乃の失敗例をひとつ。
「無季俳句」楽しそう!っていい気になってひとつ詠んだ。
(久しぶりに1時間ほどプールで泳いでいるとき)
ひとかきで人魚ふたかきで女狐
(笑わないように!)
ダメダメ① 狐が冬の季語
ダメダメ➁ とんでもない破調(五七五のかけらもない💦)
「これも無季俳句?」ってアポロンに訊く私の勇気!(笑)
(だってわからないからね)
これは「自由律俳句」の類だそうです。
私は意識しないと「五七五」をすぐ崩してしまう質なのです。
やったらだめよ!
・・・・・
今朝、つる園医と俳句についてじっくりと話す時間がもてました。
(コメント制限になってしまったので)
つる園医は、
「まだ、五七五のリズム感を養う時期と思います、俳句幼稚園」
「そして、無季俳句は、有季定型を意識するひとつの方法」
と仰っていました。
これは、すぐに破調になる私自身が強く意識しないといけないことでもあります。
ということで、本日は「無季俳句」を詠んでみることも、自分の成長に繋がるというご提案をさせていただきます。
追記
無季俳句と川柳との違いについては、コメント欄参照願います。
(以下抜粋・原文は白園長から)
境目は難しいですね。
取り合えず無季の五七五を、楽しく生き生きと詠む。
その延長上に、季語ありの定型俳句があるという観点での今回の提案といたします。
追記2
アポロ理事長つぶやき
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