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しりとり俳句《106》

旅の最中のせいか、曜日がこんがらがっています😅
まとめが遅くなりました🙏
しりとり俳句そのものは、順調です!

今週は、車シリーズからの眠りシリーズがあります🤭

こちらの続きから!
👇

しりとり俳句 二年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第106回は、5/27~6/2(2116~2236)全21句

2216.    目と目あふ金魚の何か言ひたさう
              金魚(三夏)ち

2217. 卯波打つ岩に立ちたる鳥居かな
     卯波(初夏)し

2218. 居心地の良き友の家冷索麺
              冷索麺(三夏)さ

2219. 免許証つややかなるや苺狩*
              苺狩(初夏)ち

2220. 仮免のバックミラーに雲の峰*
              雲の峰(三夏)し

2221. 寝心地の良き助手席や夏の夜*
        夏の夜(三夏)さ

2222. 夜を蚊の声たしかなる枕もと*
              蚊の声(三夏)ち

2223. 元カノの夢を見てゐる昼寝かな*
     昼寝(三夏)し

2224. 寝癖付け走って来たるアロハシャツ*
     アロハシャツ(三夏)さ

2225. シャッフルしババ抜きの札雷遠し
     遠雷(三夏)ち

2226. 教え子に皺と白髪と夏屋敷
     夏屋敷(三夏)し

2227. 敷石の大小の丸苔の花
     苔の花(仲夏)さ

2228. 花蜜柑つぎのバスまでおしやべりを
     花蜜柑(初夏)ち

2229. 桜桃忌女生徒たちの話しごゑ
     桜桃忌(仲夏)し

2230. 声は右いや左かも西瓜割り
     西瓜割り(晩夏)さ

2231. わり箸をしなやかに素麺流し
     素麺流し(三夏)ち

2232. 姦しき朝の厨や御器かぶり
     御器かぶり(三夏)し

2233. フリフリのどこまで続く水着かな
     水着(晩夏)さ

2234. 杉落葉教えてもらふ流行りもの
     杉落葉(初夏)ち

2235. 物怖じをしない子どもと水鉄砲
     水鉄砲(三夏)し

2236. 帽子から飛び立つてゆく夏茜
              夏茜(晩夏)さ


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今日は、個人的な報告をひとつ。

これまでも何度か弱音を吐いていた気がしますが、海外詠、挑戦するもほぼ失敗。
めげそうになりながらも、夏には、「南十字星」と「白夜」という、日本ではなかなか体験できない季語があり、せめて、この二つは、何とか海外詠をしたいと思い、試行錯誤。

昨日行われた、南風の東京例会への欠席投句で(いつも、荻窪「鱗」の茶鳥さんに、欠席投句をお願いしています)、南十字星の句が、村上主宰の並選をいただけたとの連絡を受けました。

南十字星ナミブの砂の鎮まりぬ

実は「ひよこ句会」にも出した句でした。
村上主宰からの講評もいただけ、今後の励みとなりました。
これからも、コツコツと挑戦していきたいと思います!


     ・・・・・

「しりとり俳句」いつも読んでくださる皆さま、ありがとうございます。
気になる句などありましたら、お気軽にコメントいただけると、三人が喜びます😊

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